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さよならの夏[さよならのなつ]
『さよならの夏』(さよならのなつ)は、1976年4月1日から同年6月24日までよみうりテレビ(制作)・日本テレビ系列の毎週木曜日21:00〜21:54の枠で放送されたテレビドラマ。全13回。 原作は原田康子の小説『廃園』(筑摩書房・1958年刊、のちに角川文庫より出版)。 == 概要 == 横浜の山の手にある平穏な一家・槇田家と簑島家が物語の中心。両家は、土木技師の槇田修二と実業家・貿易商の簑島耕造が大学の先輩・後輩の関係で家族ぐるみの交際があった。しかし一方で、修二は簑島の妻・綾子の落ち着いたような淑女の魅力に惹かれるように、そのまま関係を持つようになった。すでに耕造への愛が冷めていた綾子にとって修二が心の支えともなっていた。むつ子は以前から綾子が苦手な存在だったが、後に修二と綾子の関係を知ってショックを受ける。そのむつ子も、修二の娘・陽子の家庭教師をしている京太(耕造の養子)にほのかな恋心を抱かれ、この二人もいつしか関係を持つ。陽子の紫斑病という心配事を抱えながらの、不倫の恋の関係を描き、夫婦の愛とは何か、そのあり方を描いた作品〔参考:読売新聞、朝日新聞、毎日新聞、京都新聞、北海道新聞 各縮刷版(1976年4月~1976年6月)〕。テレビドラマは「文芸メロドラマ」とも紹介されていた〔1976年4月1日 毎日新聞テレビ欄での本作の紹介記事より。〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「さよならの夏」の詳細全文を読む
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