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さんかく座δ星（さんかくざデルタせい）は、さんかく座の方角に約35光年の位置にある分光連星系である。主星は黄色のG型主系列星で、伴星は橙色のK型主系列星であると考えられている。この系は、ヘルクレス座ζ星の運動星団の一部である。 == 恒星系 == さんかく座δ星は太陽より大きい質量を持つG型主系列星である。2つの恒星の軌道が近いために、伴星であるさんかく座δ星Bのスペクトルの特徴は良く判別できないが、スペクトル型K4VのK型主系列星であると見られている。 さんかく座δ星の系の恒星は、重心の周りを回っている。恒星Aから中心の距離は約0.045天文単位で、恒星Bは中心から約0.065天文単位である。10.02日間かけてお互いの周りを、軌道離心率0.012から0.020のほぼ円軌道を描いて公転している。軌道傾斜角は157°から167°である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「さんかく座デルタ星」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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