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しし垣とは、害獣の進入を防ぐ目的で山と農地との間に石や土などで築いた垣のこと。西日本に多く見られ、イノシシが少ない北海道や東北地方のものは知られていない。「猪垣」「鹿垣」「猪鹿垣」などと表記する。 == 概要 == 江戸時代に九州長崎や中国地方、近畿地方、瀬戸内地方の島々で多く作られた石塁、土塁がこのように呼ばれている。あたかも万里の長城のように土を焼いて作ったものを並べて築いたものもある。囲いで土地をまったくふさいでしまうのではなく、人が通るための木戸をつけたりもした。木戸以外から侵入するものをとらえるための陥穴も付けられていた。 長崎地方の池田町の三都半島のしし垣は全長約200メートルあり、最も高い所で1.6 メートル、幅は60センチメートルあり、現在もほぼ完全な形で残る。瀬戸内の小豆島には、万里の長城のミニ版ともいうべき延長120キロに及ぶ土塁と石垣の鹿猪垣(ししがき)がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「しし垣」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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