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『すってはっくん』は、任天堂が1997年から1999年にかけて日本で配給・発売したスーパーファミコン用アクションパズルゲームであり、さらにその主人公として登場するキャラクターの名前でもある。プログラム開発はインディーズゼロが担当した。 1997年11月2日からサテラビュー用データ放送番組として配信されたイベント作品を初出とし、翌年からは問題を一新した作品の放送、新要素を追加した作品の市販もされた。日本国外では未発売。 == 作品解説 == サテラビューを接続したスーパーファミコンを受信端末とするデータ放送「スーパーファミコンアワー」では、1997年度に毎月新しいイベント用ゲームを提供する企画「マンスリーイベント」を実施した。この企画では『Dr.マリオ』『F-ZERO』『マリオペイント』など主に既存作品の改変版が放送されたが、11月放送分のすってはっくんはサテラビュー初出のオリジナル作品として制作された。プロデューサーは上村雅之、ディレクターはなかたまさやす〔ゲーム内のスタッフロールはローマ字表記、ロムカセット版説明書のスタッフ紹介では平仮名表記のため、漢字表記は不明。〕、ゲームデザインは田中伸明、音楽は中塚章人、プログラムは原啓二。「任天堂・電通ゲームセミナー」の第3期受講生が制作したディスクシステム用ソフトを原型とし 、同セミナーの卒業生によって設立されたインディーズゼロがプログラムを担当した。この作品はインディーズゼロのデビュー作となった。 1998年8月には当時ローソンで実施されたゲームソフト書き換え販売サービスニンテンドウパワーにより製品版の供給が開始された。製品版はサテラビュー版の3倍にあたる24メガビットのデータ容量で再制作され、新たな面が多数追加されたほか、詳細なチュートリアルやゲーム攻略に役立つヒント機能などの新要素も用意された。同年10月と12月には難度を上げた2つの版がサテラビュー向けに放送され、さらに1999年6月にはニンテンドウパワーと同内容のロムカセット版も市販されるなど、初出から1年7か月の間に内容や流通形態の異なる5つの版が供給された。 これ以降シリーズ展開は途絶えていたが、製品版はバーチャルコンソール対応ソフトとしてWiiに移植され、2010年3月2日に配信が開始された。また、2015年2月4日にはWii Uのバーチャルコンソールでも配信が開始された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「すってはっくん」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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