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そごう柏店(そごうかしわてん)は、千葉県柏市にある百貨店。セブン&アイ・ホールディングス傘下の、株式会社そごう・西武が運営している。 報道によれば、2016年9月末をめどに閉鎖される方針〔NHKニュース〕。 旧そごうグループ経営破綻前の名残から柏そごうと呼ばれることがある。オープン時のキャッチフレーズは「みどりのまちにお城のような百貨店」。 本稿では、同じ建物内にある専門店街のスカイプラザ(SKY PLAZA)についても記述する。 == 概要 == 1973年(昭和48年)10月10日に株式会社そごうの系列会社である株式会社柏そごう(同年6月会社設立)により開店。 当時は柏駅周辺の再開発ラッシュの時期であり、同時期に柏駅東口にダブルデッキが完成。さらに、東口にはファミリかしわ・丸井柏店(現:丸井柏VAT)〔1996年2月に、丸井柏店は二番街商店街内(当時の長崎屋、現在のドン・キホーテ横)の新店舗に移転。〕も同年にオープンした。西口にも柏高島屋(現:柏高島屋ステーションモールT館)が開業した。 スカイプラザは、そごうとは別の扱いであり、元々そごうがあった場所の地権者によるテナントが主に入居して営業している(そごう大宮店内にある「OSS24」と同様)。元々は「スカイプラザ柏」の名称で営業していた。当時はファミリかしわと比較してスカイプラザのほうが賃料が高く設定されていたため、比較的財力の高い地権者がスカイプラザに入居し、それ以外はファミリかしわに入居し現在に至っている。 開業当初は、14階建ての「本館」(または「タワー館」)、9階建ての「プラザ館」(または「別館」)の2棟から構成されていた。プラザ館の1 - 3階、地下1階の一部は専門店街「スカイプラザ」であり、そごうとしては地下1階の一部と4階以上が営業していた。後に、献血ルーム等がある「アネックス館」ができ、3館体制である。 本館14階はそごう名物でもある回転展望レストランであり、現在営業しているそごうの中で、現在もなお唯一営業している店舗でもある。開業当初よりホテルオークラ系列の店舗であり、当初はフランス料理店(ラ・ロンド)であったが、現在は中国料理店(桃源)が営業している。 2003年(平成15年)に他のそごうが閉店またはリニューアルする中、柏店もリニューアルを行った。レストラン街(かつては「名店食堂街」と呼称)は10階以上だったものを12階・14階のみとし、空いた10階・11階をそごうの売り場にし、スカイプラザでそごうが営業していた売り場がいくつか本館(タワー館)に移動した。スカイプラザで空きができた場所は、2005年(平成17年)3月10日にビックカメラに継承され、ビックカメラ柏店となり、そごうとしての営業面積は縮小した。 2016年(平成28年)3月8日、セブン&アイホールディングスは、柏そごうを2016年(平成28年)9月30日をもって閉店することを発表した。43年間の営業に幕を下ろすことになる。跡地の利用は2016年(平成28年)3月現在未定。なお、同じ柏市内(旧沼南町域)に2016年(平成28年)4月25日に開業するセブンパーク アリオ柏には、そごう・西武の食料品に特化した「西武・そごう柏ショップ」が出店するため、小型店で場所・業態は変わるものの、柏市内に「そごう」の屋号が残る形にはなる。 近くには同グループ会社のイトーヨーカドー柏店が出店している(イトーヨーカドーは1971年(昭和46年)開業であり、そごうよりも早い)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「そごう柏店」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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