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『そして愛に至る』(-あいにいたる、仏語: ''Après la réconciliation''、「和解の後で」の意)は、2000年(平成12年)製作・公開、アンヌ=マリー・ミエヴィル監督によるフランス・スイス合作の長篇劇映画である。 == 略歴・概要 == 1973年(昭和48年)以来、映画作家ジャン=リュック・ゴダールの公私にわたる長年のパートナーとして、ゴダールとともに数々の共同監督作品を生み出し、製作会社ペリフェリアを経営してきたミエヴィルが、ゴダールとともにメインキャストとして出演し、単独で監督したのが本作である。本作はミエヴィルの単独監督作第4作である。 1970年(昭和45年)に、当時アンヌ・ヴィアゼムスキーを妻とし、ジガ・ヴェルトフ集団をジャン=ピエール・ゴランとともに主宰していたゴダールと出逢ったミエヴィルは、歌手から写真家に転身した〔コリン・マッケイブ『ゴダール伝』、堀潤之訳、みすず書房、2007年6月9日 ISBN 4622072599, p.240.〕人物であり、1975年(昭和50年)にゴダールと共同監督した『うまくいってる?』には主演しており、本作では、100本になんなんとする出演作をもつゴダールと互角に女優をつとめた。 本作では、さまざまな主題が語られるが、ストーリーの感情の焦点に、パートナーの他者との恋愛問題が置かれている。1996年(平成8年)に振り切られる形で終止符を打った、『フォーエヴァー・モーツアルト』に出演した女優ベランジェール・アローへのゴダールの恋愛的執着との関係が伺われる〔『ゴダール伝』、p.403.〕。 日本では、ゴダールが同時期に発表した映画『愛の世紀』(1999年)が2002年(平成14年)4月13日に公開され、そのちょうど2週後の同年4月27日に公開された。同年10月18日には、紀伊國屋書店から『愛の世紀』と2枚組でDVDが発売されたが、現在はすでに廃盤である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「そして愛に至る」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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