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焚き火 焚火
たきびは日本の童謡。作詞は巽聖歌、作曲は渡辺茂。たき火と表記される場合もある。 == 楽曲解説 == 1941年(昭和16年)に、NHKのラジオ番組「幼児の時間」の番組案内のテキストである『ラジオ小国民』で詞が発表され、同年の12月に「幼児の時間」の放送内で楽曲が発表された。戦後の1949年(昭和24年)にも、NHKのラジオ番組「うたのおばさん」で松田トシや安西愛子が歌い、大衆に広まった。2007年(平成19年)には日本の歌百選に選出された。 作曲を手掛けた渡辺は、巽の手掛けた詞について「ほのぼのとした暖かい気持ち」〔『童謡・唱歌|風だより』 143頁。〕になり「うた心、こども心」〔を捉えた詞だと評している。印象に残る「ぴいぷう」の単語は、北国の出身の巽だからこそ考えついたものだという指摘がある〔。 素朴さを感じさせる曲〔『童謡・唱歌|風だより』 145頁。〕は子供の声の音域を考慮し、全体的に歌いやすい高さにまとめている〔『童謡・唱歌|風だより』 144頁。〕。「たきびだたきびだ」のように2度目に繰り返す箇所は、子供の高まった感情を表現するために、1度目の繰り返しよりも音程が高くなっている。続く「あたろうか」の詞の箇所はリズムが変化しているが、明るい声を発することが容易となり、暖かい雰囲気の演出につながっている〔。そして、誰にもわかりやすい旋律を用いてまとめている。 JASRACには『たき火』として登録され、作曲渡辺茂(2002年没)・作詞巽聖歌(1973年没)とも没後50年を経過していないので、著作権は有効である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「たきび」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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