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たこわさ
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たこわさび
たこわさびは、タコを用いた日本の食品の一つで、生のタコをワサビ、酒、塩麹、調味料などとともに和えて塩辛にしたもの。略して「たこわさ」ともいう。
== 概要 ==
通常たこわさびに用いられるタコの種類はイイダコであることが多い。〔サイズは小さいがマダコ等に比べて柔らかく、食感がいい等の理由が考えられる。〕 1991年（平成3年）に業務用食品会社であるあづまフーズの日本工場（三重県）で、失敗をした社員への罰ゲームとして作られたワサビ入りタコ料理が意外に美味であったことから、同社の新商品として開発開始。翌1992年（平成4年）の新商品展示会で外食チェーンストアのモンテローザの大神輝博社長の目にとまり、1993年（平成5年）にモンテローザ運営の居酒屋である白木屋で正式メニューとして登場。さらに1990年代の日本国内の居酒屋ブームに乗り、日本全国の居酒屋に広まることとなった。
歯応えあるタコの触感に加え、ワサビの辛味と豊かな風味の調和が特徴。酒の肴として最適ともいわれる食品であり〔、枝豆と並ぶ居酒屋の定番メニューともいわれる〔。解凍してすぐ食べられる冷凍食品もあるため、居酒屋のお通しとしても愛用されている。栄養面においては、タンパク質が多くカロリーも高くないため、肝臓の働きを活発にし、胃を保護してエタノールの吸収を穏やかにするとして、酒の供に適しているとの意見もある。
2000年（平成12年）の居酒屋人気メニューのアンケートで第1位〔、2012年（平成24年）の情報番組『ZIP!』（日本テレビ）での「女子が好きな“オジサン系おつまみ”ランキング」でも第1位を獲得〔。同年にバラエティ番組『もしものシミュレーションバラエティー お試しかっ!』（テレビ朝日）で紹介された白木屋の人気メニューベスト10では第3位、2015年（平成27年）のgooランキング「日本酒にぴったりな『つまみ』ランキング」では第2位に選ばれている〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』
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