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もしもシリーズとは、フジテレビ系で放送されていた『ドリフ大爆笑』にて1977年から1987年までと、1997年から1998年に披露されていた、名物コントの一つである。番組内では進行役のいかりや長介は、御馴染みの「もしものコーナー」と紹介していた。 == 概要 == 「もしも… 〇〇な××があったら…」というフレーズのコントで、ストーリーとしては主人公・いかりや長介が、まともでない人物に出会ってひどい目に遭わされるのが主流。ドリフのメンバー内不和のため、消滅していた時期もある。初期は、伊東四朗・小松政夫・由紀さおり・キャンディーズ時代の田中好子・桜田淳子といったゲストも、ドリフのメンバーと共にメインキャラクターやオチを担当したことがある。 初期から中期までは、高木ブーと仲本工事の時間は1分程度で終了し、その後の加藤茶と志村けんの時間は長めに用意されていた。しかし、後期には加藤の持ち時間が少なくなっていき、仲本の持ち時間が増えていったことにより結果的には両者の持ち時間が共に互角となったが、高木の時間だけは相変わらず短く(1984年以降は高木の分だけが省略されることも少なくなかった)、さらに大抵の場合においては志村の時間だけがかなり長く取られていた。また、仲本の時間が長く取られ、加藤の時間が極端に短かった回もある。セールスマンの時だけは、志村の出演時間が極端に短かった。順番でいえば、加藤で始まり志村で締める(間に仲本と高木が入る)というパターンが一般的であった(例外も少なくなく、1986年5月放送分は仲本→高木→志村→加藤となり、仲本と志村で時間を割き、高木と加藤はあっという間に終わった)。 役回りとしては志村は大半が惚けた老人かオカマの役が多く、加藤は落ち着きのない陽気な人間か哀愁漂う貧乏人。仲本は一見マトモそうだが、実は一癖ある人間や夫婦喧嘩をする夫(相手はだいたい由紀)役が主流。高木は出オチもしくは一発芸的なインパクトでオチに至ることが多いが、大抵はどんなことでもすぐに泣く泣き虫である。 最後には、呆れ果てたいかりやがカメラ目線で「だめだこりゃ」と言う締めのギャグで終わるオチが待っているが、その前にいかりやの相手役がどこかへ行ってしまった時は「だめだありゃ」で締めるケースもある。加藤もしくは志村がいかりやより先に「だめだこりゃ」と言い、彼に「それは俺の台詞だよ!」(「アタクシが言う台詞だよ!」)と突っ込まれる場合もある。このコントから生まれた「だめだこりゃ」は流行語にもなり、いかりやの自書伝の題名にもなった。また、このコーナーが一時休止していた1989年9月放送分でも1回だけいかりやが「だめだこりゃ」と発し、本人も懐かしんで思わず笑いころげるオチがあった(居酒屋のコントにて)。 このコーナーの手本となったのは、アメリカのバラエティー番組『ラフ・イン』の「if」のコーナーである。なお、『巨泉×前武ゲバゲバ90分!』(日本テレビ系)にも同様のコーナーがあった。 BGMは出演者に関係なく、たかしまあきひこの作曲による同じ曲が使われた。ただし、初期は別のコントでもこの曲が使用されていた。 後年のテレビドラマ『踊る大捜査線』では、いかりや演じる和久平八郎が「だめだこりゃ」を言うシーンがある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「もしもシリーズ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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