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「だんご3兄弟」(だんごさんきょうだい)は、NHK教育テレビの『おかあさんといっしょ』のオリジナルナンバー(1999年1月の「今月の歌」)として発表された、タンゴ系の童謡であり、また同曲の主人公である三兄弟の串だんごのキャラクターである。 作詞・プロデュースは当時CMプランナーだった佐藤雅彦、作曲・アニメを手がけたのは内野真澄。作曲・編曲を担当したのは堀江由朗。アニメーション製作は秋穂範子。「だんご」と「タンゴ」をかけている。また、佐藤・内野コンビは『ピタゴラスイッチ』でも多くの歌を作詞・作曲している。 == 来歴 == 佐藤雅彦が1997年頃に、「串だんごが兄弟だったら一番上と一番下どちらが長男になるのか」という疑問を『クリック』という短編集に収めた。同書をたまたま『おかあさんといっしょ』のディレクターが手にしたことから、歌を制作することになり、「だんご3兄弟」が完成した。 当時のうたのおにいさん、うたのおねえさんだった速水けんたろう、茂森あゆみが歌って特に子供たちの間で人気となり、CD発売を待望された。『おかあさんといっしょ』オリジナル曲では史上初〔番組オリジナル曲でなければこれ以前にも、1992年12月21日に『おかあさんといっしょ』から、ゼッキーノ・ドーロ入賞曲の「おまじないのタンゴ」(歌:坂田おさむ、神崎ゆう子)がCDシングルで発売された例がある。〕となるCDシングル(ポニーキャニオン PCDG-00107)としてポニーキャニオンから1999年3月3日に発売されるや初回出荷80万枚があっという間に完売し、発売当日の追加注文が20万枚〔驚き「だんご3兄弟」!“ダブル・ミリオン”達成 、SANSPO.COM、1999年3月5日。〕、発売日3日目(1999年3月5日)で出荷枚数250万枚〔だんご3兄弟がNHK動かす 、SANSPO.COM、1999年3月6日。(インターネット・アーカイブのキャッシュ)〕を突破する大ヒットとなった。 1999年オリコン年間シングルチャート1位、日本音楽著作権協会発表の著作権使用料の分配額では『Automatic』、『Time will tell』(ともに宇多田ヒカル)に次ぐ国内作品3位。第41回日本レコード大賞特別賞、ゴールデン・アロー賞、日本ゴールドディスク大賞(ソング・オブ・ザ・イヤー)など数々の賞を受賞。 累計売上はオリコン集計で291.8万枚、KARAO.COM集計で約324万枚。出荷枚数は380万枚〔だんごに続け!たこやきソングヒット中 、SANSPO.COM、2000年8月3日。(インターネット・アーカイブのキャッシュ)〕〔「おさかな天国」売り切れ店続出 初日だけで25万枚 、ZAKZAK、2002年3月23日。(インターネット・アーカイブのキャッシュ)〕〔「あすは何の日 『だんご3兄弟』CD発売」『朝日新聞』2009年3月2日付夕刊、朝日新聞東京本社、14頁。〕(一部報道では350万枚〔「おしりかじり虫」紅白出場見えた!?早くも名乗り 、ZAKZAK、2007年10月3日〕)。当時のオリコン歴代シングルチャート3位を記録(その後サザンオールスターズの『TSUNAMI』に抜かれて4位になる)。 1990年代(集計期間:1989年12月 - 1999年11月)オリコンシングル売り上げランキング第1位。 通常、童謡曲は買い取り契約だが、「だんご3兄弟」の場合は人気が上がってからCD発売が決定したため、2パーセントの印税契約だった〔だんご関係者をNHKが表彰 、ZAKZAK、1999年3月11日。(インターネット・アーカイブのキャッシュ)〕。 速水けんたろう、茂森あゆみは『第50回NHK紅白歌合戦』にも出場し「だんご3兄弟」を歌った〔1999年の大晦日だが、同年3月で『おかあさんといっしょ』を降板しているため、すでに速水・茂森の2人は「うたのおにいさん・おねえさん」ではなかった。〕。バックには当時単独出演だったスプー・『ドレミファ・どーなっつ!』・『にこにこぷん』のキャラクターが登場した。また、アコーディオニストのcobaによるソロが追加された。 速水けんたろう・茂森あゆみ時代ラストのおかあさんといっしょ最新ベストヒットの中にオリジナルが収録されている。また、1999年1 - 2月の間、九州と幕張であったイベントでも歌っており、こちらもVHSで観ることが可能である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「だんご3兄弟」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Dango 3 Kyodai 」があります。 スポンサード リンク
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