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ちきゅう : よみがなを同じくする語

地球
地球 (ドラゴンボール)
恥丘
恥弓
ちきゅう : ミニ英和和英辞書
ちきゅう
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ちきゅう : ウィキペディア日本語版
ちきゅう

ちきゅうは、海洋研究開発機構(JAMSTEC)地球深部探査センター(CDEX)の地球深部探査船(掘削船)。運航・管理及び掘削業務は、当初はJAMSTECの自主運用、2006年からはシードリル社の協力のもとでグローバルオーシャンディベロップメント(GODI)社が行ってきた〔堀江典弘、「ちきゅう」の運航体制 マリンエンジニアリング Vol.40 (2005) No.2 P155-158, 〕が、2008年からは日本マントル・クエスト社によって行われている。
日本米国が主導する統合国際深海掘削計画IODP)において中心的な掘削任務を担当しており、巨大地震津波の発生メカニズムの解明、地下に広がる生命圏の解明、地球環境変動の解明、そして、人類未踏のマントルへの到達という目標を掲げている。なお、船名の「ちきゅう」は一般公募で選ばれた。
== 来歴 ==
海底は地上と比べて地殻が薄い(アイソスタシー)こともあり、掘削調査による地球物理学海洋地質学の研究に適した場所とされている。1960年代初頭にアメリカ合衆国が着手したモホール計画を端緒として、60年代後半の深海掘削計画(DSDP:後に国際化してIPOD)、1985年からは国際深海掘削計画(ODP)といった掘削調査が順次に進められてきた。
1980年代後半、日本の科学技術庁は、21世紀の地球科学関連研究の飛躍的発展のためにもっとも効果的な施策についての検討を行った。この際に、ODPによる貢献が非常に高く評価された。しかしこれらの諸掘削調査で用いられた掘削船は、DSDPでは「グローマー・チャレンジャー」、ODPでは「JOIDES・リゾリューション」と、いずれもライザーレス掘削にしか対応していないという技術的な限界を抱えていた。このことから、1989年に発表された報告書では、この限界を解決した新型の掘削船を開発し、国際協力のもとで研究を進める必要性が特記された。これを受けて、1990年、政府の科学技術会議は新しい深海掘削船を開発して深海掘削計画を強化することを答申し、同年より、JAMSTECにおいて新たな深海掘削システムの研究および技術開発が着手された〔〔。
1992年から1994年にかけて設計および要素技術の研究開発が行われ、ライザー掘削システムの導入を基本とした技術計画案が作成された。1995年からは全体システムに関する研究に移行し、本船設計と主要システム、概念設計などが取りまとめられた。そして1999年からは基本設計を開始、2000年3月には、三菱重工業が全体の取りまとめと掘削部分の開発、三井造船が船体部分を担当する建造契約が締結された〔。そして2001年度の政府予算原案の国会承認に伴って建造は正式に承認され、2001年4月25日に三井造船玉野事業所で起工された。これによって建造されたのが本船である〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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