|
ちょう度(稠度、ちょうど)の本来の意味は、ペースト状物質の硬さ・軟らかさ・流動性などを意味する専門用語。例えば「カタイ(高粘度で流動性が無い)」、「ネバイ(高粘度ではあるが流動性がある)」、「サクイ(粘度は高くないが流動性が無い)」などと表現される。現在一般的に使用されるのはグリースの硬さを表す値。潤滑油の動粘度にあたる。 == ちょう度番号と使用条件・用途 == ; 0号・355~385 : 集中給油用、フレッチングを起こしやすい場合 ; 1号・310~340 : 集中給油用、フレッチングを起こしやすい場合 (低温用) ; 2号・265~295 : 一般用、密封玉軸受用 ; 3号・220~250 : 一般用、密封玉軸受用 (高温用) ; 4号・175~205 : 高温用、グリースでシールする場合 * 集中給油は、集中給脂とも言う。ここでは JIS 規格表記に準拠した。 * NLGI ちょう度番号は、日本ではNLGI No. で通用している。また、JIS 規格もそれに準拠した内容で策定されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ちょう度」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|