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つくばセンタービル(''Tsukuba Center building'')は茨城県つくば市吾妻一丁目にあるビル(複合施設)である。筑波研究学園都市センター地区の中核施設で、同都市のランドマークとなっている。建築家・磯崎新の代表作であり、日本のポストモダン建築の代表的な作品とされる。 == 概要 == 住宅・都市整備公団(現:都市再生機構)により、新治郡桜村大字花室字千上前1364番地外(1984年(昭和59年)11月1日より桜村吾妻一丁目1364番地1、現在はつくば市吾妻一丁目10番地1)に建設されたビルである。1980年(昭和55年)6月に着工、1983年(昭和58年)6月に竣工し、同月10日にオープンした。ホテル、コンサートホール、商店街、広場などからなる複合施設で、筑波研究学園都市の中核をなす。 磯崎の得意とする幾何学的なデザインを多用するほかポストモダンの特徴である歴史引用を行い、隠喩や象徴をちりばめたマニエリスム的な作品である。ローマのカンピドリオ広場を反転した広場(フォーラム)があり、カンピドリオ広場は丘を登った場所にあり中心に銅像が建っているのに対し、つくばセンタービルでは広場が低い位置にあり中心は噴水である。 竣工当時、廃墟化したつくばセンタービルのパース図が公表されたことも話題になった〔 掲載の「つくばセンタービル廃墟(水彩)」。〕。磯崎は本作の竣工後、一時的なスランプに陥ったという〔。 Tsukuba Center(つくばセンター)の略「TC」の文字を意匠化したものが最も高い方のビル上部に描かれている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「つくばセンタービル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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