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株式会社関東つくば銀行(かんとうつくばぎんこう、英:''The Kanto Tsukuba Bank, Limited.'')は、茨城県土浦市に本店を置いていた〔“関東つくば銀茨銀合併 来年3月 業績不振に危機感”. 読売新聞(読売新聞社). (2009年4月29日)〕地方銀行〔宮崎浩伸 阿萬弘行 『地域金融機関の再編が取引先企業のパフォーマンスに及ぼす影響の実証分析』 産研論集 第40号 (関西学院大学産業研究所) (2013年3月)〕。 通称はかんぎん。いわゆる戦後地銀である。上場銘柄上の略称は「関東ツクバ」と「つくば」がカタカナ表記となっていた。 2010年(平成22年)3月1日に茨城銀行と合併し、筑波銀行となった〔“「筑波銀行」と新「関西アーバン銀行」が発足”. 日本経済新聞(日本経済新聞社). (2010年3月1日)〕。 == 概要 == 戦後地銀の関東銀行が第二地銀であったつくば銀行を吸収合併して2003年(平成15年)4月に誕生した〔。 本店は、土浦市の旧関東銀行本店がそのまま本店となり、下妻市にあった旧つくば銀行本店は、合併により下妻営業部となった。 2006年(平成18年)7月〔藤田裕伸、三木幸治 (2006年3月10日). “<関東つくば銀>茨城銀との合併破談「のれん代」負担大きく”. 毎日新聞 (毎日新聞社)〕に第二地方銀行の茨城銀行と合併して「ひたちの銀行」となる予定だったが〔関賢治 江良亮 『東北6県における地方銀行の業務広域化と事業戦略』 山形県立産業技術短期大学校庄内校紀要 第5号 (山形県立産業技術短期大学校) (2009年3月16日)〕、統合条件(営業権の償却に関して意見の相違があった)が折り合わず2006年(平成18年)3月に見送られた〔〔(なお、先行して実施されていた同行と茨城銀行とのATM相互解放については継続された)。 この合併見送りについて、2006年(平成18年)6月に茨城銀行が提訴していた損害賠償請求訴訟が、2009年(平成21年)2月に和解〔“関東つくば、茨城銀行合併へ/一度破談も、金融危機の影響で”. 四国新聞(四国新聞社).(2009年4月28日)〕。 これを受け、2009年(平成21年)4月28日に、茨城銀行と合併することで再び基本合意した旨を発表〔〔。 2010年(平成22年)3月1日に合併し、「筑波銀行」に改称〔。 2行合算の預金残高は1兆9336億円(2008年9月末時点)で〔、地銀では中下位の規模に相当した。 なお、存続行(法人格)・本店・頭取・システムとも、関東つくば銀行側を継承している〔(「ひたちの銀行」の際は、頭取は茨城銀行側から出す予定であった〔“関東つくば銀と茨城銀、2006年1月めどに合併へ”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2004年11月20日)〕)。 合併に先立ち、2010年(平成22年)1月12日に、つくば市吾妻一丁目にある研究学園都市支店(合併後は「つくば営業部」)を、同市竹園一丁目の「関友つくば第一ビル」内に移転し、同年1月26日には本部機構も移設した(本部はつくば市に移転されたが、本店所在地、本店営業部窓口は従来通りとなり、これに伴う本店ビルの空きスペースは関連会社等のグループで利用する)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「関東つくば銀行」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kanto Tsukuba Bank 」があります。 スポンサード リンク
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