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つくバスは、茨城県つくば市のコミュニティバスである。旅客案内上「つくバス」(TSUKU-BUS)に名称統一されている。市が運行計画し、関東鉄道が運行業務を行う。 == 概要 == 「つくバス」の名称は公募による。面積284.07平方キロメートル(東京都区部の半分弱に相当)、南北に約30キロメートル(東京駅 - 横浜駅間に相当)もある市域の広さのため運行地域が広範囲にわたり、一系統あたりの運行距離が長いのが特徴である。 つくば市の公式発表によれば「市内2次交通の利便性向上」のため、運行時間の拡大、ノンステップバスの導入等を行ない、また自動車からバスへの転換を促すことによる交通渋滞の緩和や環境への負荷軽減を目的としている。 2013年(平成25年)10月1日改定現在では、つくばエクスプレスのつくば駅・研究学園駅・みどりの駅を起点に筑波地区(筑波山口・北条・寺具)・大穂地区(吉沼)・谷田部地区(谷田部)・茎崎地区(小茎)方面へ7系統運行している。巡回するのではなく直線的に運行し、距離に比して停留所の数が少なく、運行本数も多いことからいわば“幹線バス”であり、そうした路線しか持たないコミュニティバスは少なくとも関東地方では他に例がない。運賃は大人200円から400円の特殊区間制で、概ね並行する一般路線バスより安い。 市の一部資料では「市営」と記されているものがあるが地方公営企業(特別会計)ではない。ただし、将来的には独立採算を視野に入れており、2011年には「学園南循環」が市の関与を離れ一般路線バスとなった。2011年(平成23年)実績で運行経費の補填の必要がない「北部シャトル」についても将来的な一般路線化が検討されたが、一般路線化による最大180%もの大幅値上げとそれに伴う採算性の悪化が予測されることから「市民の目線で考えると利点が見いだせない」として見送られている。 渋滞対策の区間運休、イベント交通規制などの一部臨時運休を除き全路線・全便が年末年始などの例外無く年間毎日運行し、平日・休日ともに同じダイヤグラムである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「つくバス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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