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『つげ義春とぼく』(つげよしはるとぼく)は、1977年6月に晶文社より刊行された、漫画家つげ義春の全231ページからなる随筆集。 == 概要 == 27枚の旅のイラストや関東を中心とした東北から関西までの旅行記、自らの代表的な漫画の成り立ちを語った「ぼくの漫画作法」や「夢日記」、なかでも重要な自らの生い立ち、苦悩に満ちた半生、密航、自殺未遂、貧困生活などを淡々と綴った「断片的回想記」、「密航」、「犯罪・空腹・宗教」などが収められ、つげ作品を読み解く上での貴重な資料となっている。また、『夜が掴む』(1976年漫画サンデー初出)、『退屈な部屋』(1975年漫画サンデー初出)の2編の短編も収められている。 代表作である『ねじ式』、『ゲンセンカン主人』、『紅い花』、『もっきり屋の少女』、『ほんやら洞のべんさん』、『大場電気鍍金工業所』のコマが散りばめられた個性的な表紙を始め、全編には旅の匂いや得もいわれぬ懐かしさが立ち込め、旅の達人であり、また秘湯発掘の達人でもあるつげの真髄がぎっしりと濃縮されたエッセンスのような珠玉の作品であり、つげファン必読の書となっている。 また、表題である『つげ義春とぼく』は、つげ自身の命名ではなく編集者の付けたものであり、つげ自身は気に入っているわけではないことを後に告白している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「つげ義春とぼく」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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