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ときめきメモリアルメモリーカード事件(ときめきメモリアルメモリーカードじけん)とはテレビゲーム用ソフトのチートによる改変セーブデータを格納したメモリーカードの販売をめぐって訴訟となった事件。 == 経緯 == 1996年にコナミ(後のコナミホールディングス)が自社の恋愛シミュレーションゲーム『ときめきメモリアル』の改変セーブデータを格納したメモリーカード「X-TERMINATOR PS版 第2号 ときメモスペシャル」を販売したスペックコンピュータ(現、ゲームテック)に対して訴訟を起こした事件。『ときめきメモリアル』は、プレイヤーが高校の3年間をすごす主人公を操作し、卒業式の当日に意中の女生徒から愛の告白を受けられることを目指し能力を高めていくというシミュレーションゲームである。問題となったメモリカードでは、本来低い値から始まるべき主人公のパラメーターがゲーム開始当初から最高値であったり、卒業間近の場面から始められるデータが記録されていた。『ときめきメモリアル』は特にメインヒロインの藤崎詩織からの告白にたどり着くのは決して容易ではなく、コナミ側も開始当初からある程度高いパラメーター値で始められる裏技を用意していたほどであった〔この事件以降の他機種移植版には、この種の裏技は採用されていない(PlayStation版の完全移植であるPlayStation Portable版やセガ・サターン版は除く)。また、初出であるPCE版にもなく後のシリーズにも一切パラメーター系の裏技が採用される事はなかった。〕。 なお、デイテル(日本国内では販売代理店だったカラット(現、サイバーガジェット))が販売した、同様の(『ときめきメモリアル』ではない)改造済みセーブデータが複数タイトル分入ったメモリーカードが販売されていた事があるが、こちらでは訴訟は起こっていない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ときめきメモリアルメモリーカード事件」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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