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とくしまCITY(とくしまシティ)は、徳島県徳島市の四国旅客鉄道(JR四国)徳島駅東側にあったショッピングセンター。 == 歴史 == 徳島バス本社などが入居していた1963年(昭和38年)に建設されたビルを増改築して〔、1972年(昭和47年)9月に〔「南海ショッピングプラザ」として開店したのが始まりである〔。 徳島そごうの開業に対抗するために全面的に改装を行ってファッションビルへ転換を図り、1983年(昭和58年)3月に「とくしまCITY」として新装開業した〔。 若者向けの衣料・雑貨に注力した商業施設として人気を集め、無印良品やユニクロなどの有名チェーン店を徳島県内では早くから導入したことで知られていた〔。 しかし、郊外への大型商業施設の開業により〔、競争が激化すると共に当店の立地する中心市街地の空洞化が進展したことから業績が低迷し〔、2003年(平成15年)3月期が売上高約22.42億円で約1.35億円の損失〔、2004年(平成16年)3月期が売上高約19.37億円で約1.66億円の損失と減収減益で〔、かつ、連続の赤字に陥った〔。 こうした業績の低迷に加えて、南海電気鉄道自体が関連会社の整理・再編による業績改善に取り組んでいたことから、2004年(平成16年)9月30日にビルの共同所有者であった「株式会社濱口商店」に「株式会社南海徳島ビルディング」の全株式を譲渡して運営から撤退した〔。 その後は、「濱口商店」が「徳島シティ事業部」として〔事業を引き継いで営業を続けた〔。 しかし、商店街の空洞化などの影響で低迷し〔、末期には1階にも空き店舗が生じるような状況となっており〔“JR徳島駅前の専門店ビルが「一店一作家」運動”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2012年9月8日)〕、建築後50年を経て建物の老朽化も進んでいた〔。 そのため、2013年(平成25年)7月21日に閉店してその歴史に終止符を打った〔。 閉店後も1階の徳バス観光サービスは同年8月中旬まで営業し〔、同月から2014年(平成26年)3月下旬までかけて建物が解体されることになった〔。 徳島駅や高速バス乗り場に隣接する公共交通での利便性の高い場所にあり〔“徳島駅前CITY跡にホテル計画 ダイワロイヤル、客室は200室規模”. 徳島新聞(徳島新聞社). (2013年11月29日)〕、建物は塔屋付きの地上6階・地下1階建てであった〔。 跡地の利用は閉店時点では決まっていなかった〔。 しかし、その利便性から最高の立地であるとしてダイワロイネットホテル進出を目指していることが、2013年(平成25年)11月28日に明らかになり、地権者との調整が進められることになった〔。 同ホテルを運営する大和ハウス工業グループにより9階建てのビルの建設が進められ、1階に高速バスのチケットセンターなどが入居し、3階以上に宿泊特化型のホテル「ダイワロイネットホテル徳島駅前」が2015年(平成28年)10月に開業する予定となっている〔加藤美穂子(2015年1月28日). “ホテル:JR徳島駅前に10月開業 1階はバスセンター”. 毎日新聞 (毎日新聞社)〕。 2015年10月21日 とくしまCITY跡地にダイワロイネットホテル徳島駅前がオープン。宿泊室数は徳島駅周辺のホテルでは2番目の規模を誇る。地上9階建てで1階2階部分はテナントが入る。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「とくしまCITY」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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