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とわだ型 ( リダイレクト:とわだ型補給艦 ) : ウィキペディア日本語版
とわだ型補給艦[とわだがたほきゅうかん]


とわだ型補給艦(とわだがたほきゅうかん、)は海上自衛隊が運用する補給艦の艦級。基本計画番号はJ123。
まず56中業に基いて昭和59年度計画でネームシップが建造されたのち、61中期防に基づき昭和62年度で更に2隻が追加建造された。
== 設計 ==
基本的な能力は、先行する5,000トン型補給艦「さがみ」(51AOE)と同様であるが、その実績を踏まえて大幅な改良が加えられている。この結果、8,100トン型まで大型化した。
設計面で重視されたのが耐候性の向上である。「さがみ」では、先行する2,900トン級給油艦「はまな」(35AO)よりも高速化されたが、この結果として補給甲板が波浪の影響を受けることが多く、作業に支障をきたすこともあった〔〔〕。このことから本型では、補給甲板を一層上げて第1甲板を全通させるとともに、船体内の第2甲板両舷に広い運搬通路を設けて、これも艦尾の曝露甲板まで通している。このように高乾舷の遮浪甲板船型を採用したことで、洋上補給作業時の波浪の影響が軽減された。また昭和62年度計画艦(「ときわ」「はまな」)では、排水量が更に50トン増加〔したが、これは同時期の護衛艦などと歩調を合わせて、居住区のベッドを従来の3段から2段とするなど居住性の向上を図った結果である〔。
船楼甲板レベルの後端部にはヘリコプター甲板が設定されている。51AOEではHSS-2ヘリコプターの発着に対応していたが、本型では、更に大型のMH-53Eにも対応した。ただし、同様にヘリコプター格納庫は設置されていない〔〔。なお航空運用能力の向上を含めた船体安定化のため、「さがみ」とは異なりフィンスタビライザーが装備されている〔。
主機関としては、三井造船の16V42M-A型V型16気筒機関を搭載した。これは昭和54年度計画以降で建造された機雷戦艦艇・両用戦艦艇・補助艦艇において、標準的な大出力ディーゼルエンジンとして採用されていたものであった。なお機械室内は無人化されており、主機関の制御は全て機関操縦室内で行っている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「とわだ型補給艦」の詳細全文を読む




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