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どうもこうも
どうもこうもは、日本の妖怪絵巻に描かれている妖怪。旧仮名ではどふもこふも、とうもこうも、とうもかうもまた右も左も(どうもこうも)〔国立歴史民俗博物館所蔵 『化物絵巻』(F-320-6)における表記。〕という表記も見られる。 == 概要 == 1つの体に2つの頭を持つ姿で描かれている。熊本県八代市の松井文庫所蔵品である妖怪絵巻『百鬼夜行絵巻』をはじめ、おなじく江戸時代に描かれた絵巻物『百物語化絵絵巻』(1780年)〔湯本豪一『今昔妖怪大鑑 湯本豪一コレクション』 パイインターナショナル 2013年 40頁 ISBN 978-4-7562-4337-9 〕や『ばけ物つくし帖』〔湯本豪一 『妖怪あつめ』 角川書店、2002年、70、73頁。ISBN 978-4-048-83753-8。〕、国際日本文化研究センター所蔵の『化物尽絵巻』〔『妖怪大集合!!』南丹市立文化博物館 2008年 18頁〕、国立歴史民俗博物館所蔵の『化物絵巻』に描かれている。 江戸時代の随筆『嬉遊笑覧』に引かれている古法眼元信が描いた「化物絵」に描かれていたとされる妖怪の中には「とうもかうも」という名称が確認できる。 どのようなことをする妖怪であるのかは絵巻物にも示されていないため詳細は不明である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「どうもこうも」の詳細全文を読む
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