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どちりな・きりしたん
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どちりな・きりしたん ( リダイレクト:ドチリナ・キリシタン ) : ウィキペディア日本語版 | ドチリナ・キリシタン ドチリナ・キリシタンは、近世初期にイエズス会によって作成されたカトリック教会の教理本である。当時のポルトガル語でDoctrina Christã(現在の表記ではDoutrina Cristã)、ラテン語でDoctrina Christianaと表記する。 == 日本のドチリナ・キリシタン == 日本で刊行されたドチリナ・キリシタンは、刊行年・刊行地共に不明の国字本「どちりいな・きりしたん」〔天正19年(1591年)に島原半島の加津佐で刊行されたとも言われる。〕、文禄元年(1592年)発行の天草版ローマ字本、慶長5年(1600年)発行の長崎版ローマ字本、同年発行の長崎版国字本「どちりな・きりしたん」の4種類がある〔長崎版「どちりな・きりしたん」は、長崎の町年寄であった後藤宗印により刊行された。〕。ローマ字本はヨーロッパ人の日本語学習のため、国字本は日本人信徒の教理学習用として編纂され、問答体の平易な文章で書かれている。天正18年(1590年)に2度目の来日をしたアレッサンドロ・ヴァリニャーノがヨーロッパから持ち込んだ活字印刷機により他の数々の書物と共に印刷された。 ドチリナ・キリシタンでは、キリスト教が来世における救済の教えである事を、キリシタンに対して繰り返し強調していた。また、デウスの十戒の第4の掟で、「父母に対する孝行」を「主人・司たる人(主君や領主)に対する忠誠と服従」と敷衍して規定していた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ドチリナ・キリシタン」の詳細全文を読む
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