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どろソース : ミニ英和和英辞書
どろソース[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

どろソース : ウィキペディア日本語版
どろソース[ちょうおん]

どろソースは、兵庫県神戸市調味料メーカー・オリバーソースが製造販売しているソースである。
== 概要 ==
ウスターソースの熟成期間中に底部に自然沈降した粘り気の多い〔“ソース特集 関西地区=オリバーソース、「濃厚」中心の開発型”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (1997年4月7日)〕沈殿物のことで〔“オリバーソース、「どろソース」順調に市場浸透”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (1993年4月12日)〕、「澱(おり)ソース」と呼ばれている〔“オリバーソース、「どろソース」8ヵ月で55万本と販売好調”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (1994年2月11日)〕。
商品名の「どろ」はその粘りのある性状に由来するものである。
「どろ」はソース熟成時に必ず発生してしまう副産物で、野菜や果実、香辛料などの成分が豊富に含まれる〔コクのあるものとして業界内で知られていた〔。
しかし、発生量も成分も不安定なため、一般的な市販商品としての流通が困難であった。
そのため、昭和の初め頃から一部の食堂等で「少し辛めのかくし味」として少量だけ扱われる貴重品になり、特にお好み焼きを扱う店では余程の常連にならなければお目にかかれないソースとして、言わば裏メニュー的な扱いをする所もあったほどである。
また、商品化出来ない以上この「どろ」は廃棄物となるため、その処分にはオリバーソース社に限らず、どこのソース製造会社には課題となっていた。
オリバーソースは濃厚ソース中心に開発・製造・販売を行っており、その一環として1993年平成5年)から沈殿製法と呼ばれるウスターソースの伝統的な製法による芳醇なソースの製造に取り組むようになっている〔“オリバーソース、高付加価値ソース「クライマックス」シリーズ発売”. 日本食糧新聞 (日本食糧新聞社). (2006年2月6日)〕。
芳醇で濃厚なソースを造るために野菜果実香辛料をふんだんに使用して理想的な「ウスター母液」を作ると、製造時の沈殿物としての「どろ」の量も増大することになるが、その成分=品質も安定するようになるため、質と量の両面でこの「どろ」を商品化することが可能になった。
こうして同年3月から「どろソース」の製造・販売が行われるようになった〔。
発売当初から順調に売り上げを伸ばし〔、さらにそばめしブームの影響でテレビ番組で採り上げられた直後の2000年(平成12年)12月には前月比60%増と急増するなど〔“オリバーソースの「どろソース」、そばめしブームの中でブレイク中”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (2001年1月26日)〕。そばめしブームを活かして売上を年々拡大した〔“ソース特集:関西で活躍するソースメーカー=オリバーソース”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (2003年4月18日)〕。
その結果、こだわり商品の一つとしてスーパーなどのソース売場で販売されるようになり〔“ソース特集:いま、ソース売場は…健康・こだわり素材がトレンド”. 日本食糧新聞 (日本食糧新聞社). (2007年4月4日)〕、オリバーソースを代表する商品として業務用・家庭用で発売されるようになった〔“ソース特集:メーカー各社の動向=オリバーソース”. 日本食糧新聞 (日本食糧新聞社). (2011年4月25日)〕。
同種のソースは「オリソース」「たまりソース」「どべソース」などの名称で他社からも発売されている。
沈殿成分の主なものは香辛料であるためかなり刺激が強く,調理に使用する際は使い過ぎに気を付ける必要がある(隠し味程度で十分である)。
「どろ」はオリバーソースの登録商標日本第3084659号であるが、この種のソースの一般的な呼称として用いられることも多い。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「どろソース」の詳細全文を読む




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