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小山田いく(おやまだ いく、1956年6月10日 - 2016年3月〔「すくらっぷ・ブック」漫画家小山田いく氏死去 読売新聞 2016年3月25日閲覧〕)は、日本の漫画家。長野県小諸市出身・在住〔プロのマンガ家さんに聞く30の質問「御題はデビュー」/小山田いく - 漫画街(2014年5月15日閲覧)〕。本名は田上 勝久(たがみ かつひさ)〔。小諸市立坂の上小学校、小諸市立芦原中学校 〔小山田いく先生 オリジナルイラスト壁紙 小諸市公式HP〕、長野工業高等専門学校機械工学科卒業。代表作に『すくらっぷ・ブック』など。 同じく漫画家のたがみよしひさは実弟〔デュオ別冊『たがみよしひさの世界』、1983年7月1日、朝日ソノラマ、p236〕〔秋田書店『我が名は狼』プレイコミックシリーズ版全3巻(1982年 - 1983年)の折り返し部分、たがみよしひさのプロフィール参照。〕。 == 略歴 == 1979年、本名(田上勝久)で描いた『五百羅漢』(『別冊ビッグコミック』12月1日号)で漫画家としてデビュー〔(これ以前にも“幻のデビュー作”として、第4回小学館新人コミック大賞を受賞した「菩薩」がある)〔。同年、「12月の唯」(第13回「週刊少年チャンピオン新人まんが賞」佳作)で小山田いくとして『週刊少年チャンピオン』にてデビューした〔(同期の受賞者は、入選の神矢みのる、佳作の木村和昭など)。その後、『春雨みら〜じゅ』『三角定規ぷらす1』といった読切短編を発表。 1980年、長野県小諸市を舞台とした青春ラブコメディ『すくらっぷ・ブック』で連載デビューする。この作品は前3作の短編から『春雨みら〜じゅ』の柏木晴(かしわぎ はる)を主人公とし、これら3作全ての登場人物を含めた「市立芦ノ原中学校」での学園生活(2学年進級から中学校卒業まで)を描くというもので、一躍人気を獲得する。 『すくらっぷ・ブック』以降しばらくは短編『シューティング・ザ・ムーン』『ぶるうピーター』『ウッド・ノート』など、同様の恋愛青春群像を中心に描いていたが、1987年発表の『マリオネット師』ではマリオネットを操る若きスリ師の目を通して様々な人生劇を描く手法で、その人気を不動のものとする。以降、環境問題や社会問題といった作品を得意とするようになる。 民話や神話、古典文学、自然科学といった分野に造詣が深く、特に初期作品には民話や神話をモチーフにした作品やエピソードが多い。登場人物のセリフ中にも古典詩や俳句等がよく引用される。また鉄道にまつわる作品も多数発表している。また、過去作品のキャラクターが成長ないし過去の人物として再登場することも多く、読者にとっては楽しみの一つでもあった(一部のキャラクターはスター・システムとして登場している)。 1994年以降は少年チャンピオン発行元の秋田書店や、ぶんか社発行のミステリー・ホラー誌に執筆の場を移して活動していた。 2016年3月23日に長野県小諸市の自宅にて亡くなった姿で発見された〔。59歳没。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小山田いく」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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