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なつしお型潜水艦 (なつしおがたせんすいかん、)は海上自衛隊が運用していた通常動力型潜水艦。同型艦は2隻、建造費は2隻で35億9,400万円。計画番号はS116。 ==概要== はやしお型の発展型として設計された。耐圧殻の使用鋼材は、基本的に前型と同じNS30高張力鋼(降伏耐力30 kgf/mm²)を素材としているが、フレームのみ、より強度が大きいNS46(降伏耐力46 kgf/mm²)に変更された。 主機関も基本的に前型と同様であるが、ネームシップの蓄電池は、編組型ファイバークラッド式鉛蓄電池に変更されていた。また燃料搭載量も拡張された。これらの改設計に伴い、艦の全長は、はやしお型と比して2メートル長くなった。 発令所区画は延長され、大型のスキャニング・ソナーであるJQS-3探信儀が発令所下方に昇降式に装備された。保護のため、艦底に袴状引き込み筒が設けられたため、沈座には不便となったが、安定性には問題ないとされた。 なお、前型では潜望鏡が1本しかないことが問題視されていたことから、本型では電子潜望鏡を新規開発して搭載することも検討されたが、これは実現しなかった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「なつしお型潜水艦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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