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ななうら丸(ななうらまる)は、JR西日本宮島フェリーが運航するフェリー。宮島口と厳島を結ぶ宮島航路に就航している。 現在のななうら丸は2代目である。初代は「七浦丸」といい、関門航路の下関丸を宮島航路に転属した際に改称したものであった。 == 概要 == 1986年10月に石川島播磨重工業(現:ジャパン マリンユナイテッド)東京工場で起工、1987年1月30日に竣工し、宮島航路に就航した。国鉄分割民営化直前に建造されたため、国鉄が最後に新造した鉄道連絡船である。 2代目安芸丸(大島連絡船3代目大島丸)の代替船として建造された。1978年(昭和53年)就航の3代目みせん丸、3代目みやじま丸の改良型である。当時の新型の可変ピッチプロペラを採用するなどの新機軸が設けられ、旋回性能が改良されている。船名の「ななうら」は、厳島に7つの浦があることに因んでいる。〔「安芸の宮島 回れば七里 浦は七浦 七恵比寿」という謡がある。〕 1987年4月1日の国鉄分割民営化により、日本国有鉄道から西日本旅客鉄道へ継承され、さらに2009年4月1日の宮島航路の分社化によりJR西日本宮島フェリーへ継承されている。 就航から28年が経過し老朽化していることから、2016年11月上旬に就航する新造船に代替される予定である。新造船は2006年に就航したみやじま丸(4代目)を改良した両頭フェリーで、船名はななうら丸を継承する予定である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ななうら丸」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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