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韋部(いぶ)は、漢字を部首により分類したグループの一つ。康熙字典214部首では178番目に置かれる(9画の3番目、戌集の12番目)。 「韋」字は「違」の本字であり、背きあうことを意味する。その字形は背いた足の象形である「舛」と囲いの象形である「囗」を組みあわせたものであり、守衛が城壁の周囲を巡回していることを表していると考えられる。また「韋」には「革」同様、毛を除いた皮革の意味があるが、「革」と対照する場合、「革」は生革、「韋」はなめし加工された熟革を指す。この意味は背くから反り返った皮革へと引伸されたて生じたとも「革」字と字形が似ることから混同されるようになって生じたものとも言われる。後代にはこのなめし革の意味が「韋」字の基本義となった。 偏旁の意符としては周囲を繞ることに関することを示すが、「圍(囲)」や「違」「衛」などのように声符兼意符となっているものが少なくない。また意符として革製品に関することを示す。 韋部は上記のような意符を構成要素にもつ漢字を収めている。 なお日本の新字体では下部の折れ部分を縦画と横画に分解してヰ形にしたので、これを10画として数える(ただし、「韋」字自体は常用漢字ではない)。 == 部首の通称 == *日本:なめしがわ *中国: *韓国:(darumgajuk wi bu、なめし革の韋部) *英米:Radical tanned Leather 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「韋部」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Radical 178 」があります。 スポンサード リンク
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