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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
『なるほど!ザ・ワールド』(Naruhodo! The World) は、フジテレビ系列で1981年10月6日から1996年3月26日まで放送された紀行・クイズ番組である。レギュラー番組終了後、特番枠で年に1 - 2回ほど放送されている。2008年4月29日放送の特番からハイビジョン制作。 旭化成と同グループ各社の一社提供だった。 == 概要 == === 基本内容 === 現代の世界において意外に知られていない話題を、現地取材によるレポートとクイズ形式で紹介し、「うーん!!なるほど!!」と驚かせるという趣旨の番組である。 1981年10月6日から1996年3月26日まで、毎週火曜日 21:00 - 21:54 (JST) に放送されていた〔長きにわたってこの枠は3本立てや2本立てが多く、1時間枠になるのは開局から22年7か月にして初である。〕。前記の通りスポンサーは、フジテレビ開局以来の長寿番組だった『スター千一夜』の後を継いで、旭化成と同グループ各社の一社提供だった。協賛は日本航空(VTR冒頭で日航ジャンボ機の映像が映る)。エンディングではBGMに乗せながら旭化成グループ各社名をロールテロップで表示し、最終的に「旭化成グループ」を大きく映し出したところでロールテロップが止まるという演出だった。 1981年10月、フジテレビの秋の大改編で「楽しくなければテレビじゃない!」というキャッチ・フレーズのもと、同局の大改編の新番組の目玉の1つとして登場、『スター千一夜』の後を受け、スポンサーである旭化成への受け皿として用意された番組である。そのため失敗が許されないので、初代プロデューサーとなる王東順に白羽の矢が立ち、立ち上げたクイズ番組である。 フジテレビアナウンサーの益田由美をリポーターに引っ張りだしたのも、王である。当初は旭化成が番組構成に難色を示したが、最終的に王の熱意に押された。 CS放送・フジテレビ721(現・フジテレビTWO)でも再放送された。1985年には『なるほど!ザ・ワールドの本』を出版。1994年にはトミー(現:タカラトミー)からスーパーファミコンのゲームソフトを発売。2004年にDVDビデオソフトとして商品化(フジテレビアナウンサーのリポート映像が主な内容で、愛川・楠田らは出演していない)、クイズ番組では異例のDVD化がなされた。 司会は俳優の愛川欽也と、当時日本テレビを退社し、フリーになりたてだった楠田枝里子。2人の身長差がありすぎてカメラでの収まりが悪いため、司会者席では愛川は起立、楠田は椅子に着席していた。1991年4月からは、トランプマンもレギュラーに加わる。番組は海外特集、国内特集の大きく2本柱で構成されレポーターの紀行の中からクイズを出題し、4組(2名1組。1995年4月以降は6名の個人戦になった)の解答者(パネラー)が順番に口述で答えるというものだった(1990年頃から、書き問題や早押し問題も登場)。 初回視聴率は9.9%と一桁台の苦しいスタートとなったが〔サンデー毎日2016年2月7日増大号〔昭和のテレビ〕第20回 世界編/2 なるほど!ザ・ワールド より。〕翌年には20%を超え、フジテレビの看板番組へと成長を遂げた。最高視聴率は1983年12月27日放送の回で36.4%〔http://www.videor.co.jp/data/ratedata/junre/06quiz.htm〕、全731回の平均視聴率は21.3%だった。 番組開始当初から荒井注・藤村俊二、小野ヤスシ・松原千明、谷啓・アグネス・チャンなどといったコンビのレギュラー解答者がいたが、この中には坂本九・柏木由紀子夫妻もいた。特に1985年8月12日に起きた、日航ジャンボ機墜落事故の翌日8月13日の放送分の「200回記念」の収録には坂本夫妻も出演していたが、番組開始冒頭から事前収録であることを示すテロップを入れてそのまま放送された。そして番組の最後に、敢えて放送に踏み切った経緯を文章で説明するとともに、締めくくりとしてブラックバックに「坂本九さんの無事をお祈りします」というコメントを寄せた。しかし、オンエア翌日の8月14日に死亡が確認され、この願いは叶うことはなかった。なお、葬儀には司会の愛川と楠田も参列している。 毎年12月には、特別番組『FNS歌謡祭』(1986年以降、1990年より楠田が司会)の放送に伴い放送休止となる場合があり、他に1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災による報道特別番組の放送により放送休止となった事例もあった。 番組開始当初はエンドカードを使用していた回もあったが、後に先々週放送分の視聴者プレゼント当選者発表と一体化する形で廃止された。 番組改編期には『春秋の祭典なるほど!ザ・ワールドスペシャル』(1983年春・秋、1984年春)、『FNS番組対抗!なるほど!ザ・春秋の祭典スペシャル』(1984年の秋から1995年の春まで)、『FNS番組対抗!ザ・秋の祭典スペシャル』(1995年秋。「なるほど」は決勝戦にだけ出題した)が放送され、新番組の出演者とフジテレビの人気番組の出演者、フジテレビアナウンサー陣が出演した。なお、これは旭化成提供ではなかった。また、お正月には『新春特番なるほど!ザ・ワールドスペシャル』(1993年まで)または『なるほど!ザ・新春の祭典スペシャル』(1994年、1995年)として放送された(1996年は放送されなかった)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「なるほど!ザ・ワールド」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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