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なんちゃっておじさんは、1977年(昭和52年)から1978年(昭和53年)にかけて東京都の電車車内に出没して乗客たちを笑わせたといわれる中年男性。当時の深夜のラジオ番組の投書を始めとしてテレビや雑誌などでも取り上げられ、日本中で社会現象と呼べるほどの大ブームとなった。実在の人物かどうかは諸説があり(後述)、日本の都市伝説の一つとして語られることもある〔。 == 概要 == 国鉄山手線や小田急電鉄の電車内に出没するといわれ、国鉄中央線、京王井の頭線〔、京王線、東急東横線の電車に乗っていたともいう〔。 「なーんちゃって」と言って両手を頭の上につけ、両腕で輪を作ったポーズを見せ(右記の画像外部リンクを参照)、乗客たちの笑いを誘うという説が概略だが〔、その台詞とポーズに至るまでの過程は、以下のようにいくつかのパターンがある。 * ヤクザ風の連中に絡まれて泣き出して乗客たちの注目を集め、その連中が去った後で「なーんちゃって」〔。 * 独り言を言っており、乗客たちが不審に思ったところへ「なーんちゃって」〔。 * 急に泣き出し、周囲が心配していると、急に顔を上げて明るく「なーんちゃって」〔。 * 腹をおさえて苦しみ出し、周囲が心配していると、元気な素振りを見せて「なーんちゃって」。 * 麦わら帽子に半ズボンという子供のような服装であり、窓を開けて外の景色を楽しんでいると、帽子が風で飛ばされて泣き出すが、実は帽子に繋いだ紐を手にしており、帽子を手元に取り戻して「なーんちゃって」〔。 人物像については、主に40歳代の男性といわれたが、30歳代とも50歳代とも初老ともいわれた〔。正体については外務省の役人とも〔、霞が関の役人との情報もあり、絡んでいたヤクザ風の男は実は幼馴染みなどともいわれていた〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「なんちゃっておじさん」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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