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にひまなび にひまなびは、賀茂真淵が国学・歌論について記した書。全1巻。新学とも表記される。 1765年(明和2年)に成立したが、刊行は没後の1800年(寛政12年)のことである。和歌を「国ぶり」のあらわれとし、和歌の研究と古代の研究を表裏一体として捉える立場から、『万葉集』の「ますらおぶり」と『古今和歌集』の「たおやめぶり」を比較し、更に『古事記』や『日本書紀』、『続日本紀』宣命や『延喜式』祝詞、令律を読む必要性を説き、更に柿本人麻呂・山部赤人・源実朝の和歌についても論じるなど、真淵の国学や歌論・古道に対する基本的な考え方が示されている。刊行後、香川景樹が『新学異見』を出して批判するなど、同書を巡って賛否が繰り広げられた。 == 参考文献 ==
*平野仁啓「にひまなび」(『日本史大事典 5』(平凡社、1993年) ISBN 978-4-582-13105-5) *佐藤深雪「新学」(『日本歴史大事典 3』(小学館、2001年) ISBN 978-4-09-523003-0)
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「にひまなび」の詳細全文を読む
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