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ぬるぬる坊主(ぬるぬるぼうず)は、水木しげるの著書にある日本の妖怪。海坊主の一種で、鳥取県に現れたとされる。 == 伝承とされる物語 == ある男が所用で米子近くの海岸を歩いていたところ、沖合いに不思議な形をした怪物の姿があった。何だろうと思って見ていると、怪物は陸に上がってきた。それは杭のような形をした怪物で、胴回りは2尺(約60センチメートル)ほどで、頭部とおぼしき箇所に一つの目のようなものがついており、男にもたれかかってきた。 力自慢の男はこの怪物に組み付いて押し倒そうとしたが、全身がぬるぬるとしており、触れても掴みどころがないために思い通りにはいかず、精根が尽き果てそうだった。しかし怪物の方も次第に疲れてきたようで、男は最後の一押しで怪物を倒し、自宅まで引きずり、木にくくりつけて置いた。 翌朝、周囲の住人たちはこの怪物を見て驚いたが、誰1人としてこの怪物のことを知らなかった。ただ1人、90歳を過ぎる老人が言うには、これは海坊主の一種の「ぬるぬる坊主」というものであり、体が痒いので全身の油を相手に擦り付けようとしたのだろう、とのことだった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ぬるぬる坊主」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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