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ねこシス
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ねこシス
『ねこシス』(''neko sis'')は、伏見つかさによる日本のライトノベル。イラストはかんざきひろが担当している。『電撃文庫MAGAZINE』(アスキー・メディアワークス)にて、2009年1月号から2009年7月号にかけて連載され、電撃文庫より2009年10月に単行本が刊行された。 == 概要 == 妖怪が人知れず実在しているという設定の現代日本を舞台に、人間に化けるための術を会得して人間の少女としての生活を始めたばかりの三女を軸として、人間社会と交わって暮らす猫又(猫の姿をした妖怪)の4人姉妹の日常を三人称小説の体裁で描く。作品紹介では「ネコ耳ホームコメディ」と銘打たれており〔単行本、表紙カバー袖。〕、作者の伏見つかさは、猫の視点から見た人間の世界を描くことを作品のテーマとして掲げつつも、「ほんわか優しいお話」を意図して書いていると述べている〔「あとがき」単行本、274-275頁。〕。 本作は、当初は2008年夏の発表を予定して2007年の秋から冬にかけて執筆が進められ〔、既に最終話の原稿が完成していたものの、一度企画が諸事情により没になり〔、その後『電撃文庫MAGAZINE』2009年1月号(2008年12月発売)より全4話〔の雑誌連載として復活したという経緯を持つ。なお連載が告知された際の仮題は平仮名表記の『ねこしす(仮)』〔。本作は、本作と同じ作者・同じイラストレーター・同じ文庫レーベルにより先んじて発表されたライトノベル『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』のプロトタイプ的作品と位置付けられており〔〔、双方の作品には類似したシチュエーションやほぼ同じ設定の人物が登場するが〔、これは本作が一度没になり、それに替わって『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の企画が立ち上がった際に、設定や展開の一部が流用されたためであるとされる〔〔。両作品でイラストを描いているかんざきひろの人選も、元々はかんざきひろが魅力的な猫耳少女のイラストを得意としていることから、本作のために起用されたのであるという〔。 当初の構想では、猫の視点で人間の世界を見てきた主人公が最後に人間に対する審判を下すといった意味合いの、やや重い結末を予定していたというが、連載開始に当たっては作中の重い部分を除去し、優しく穏やかな雰囲気を前面に出すよう内容を改めたという〔。物語はエピローグとプロローグに挟まれた全4話の物語として完結しており〔〔、単行本が発売された2009年10月時点における原作者のブログによれば、発表の機会がなかった短編の構想はあるものの、続編の予定はないとしている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ねこシス」の詳細全文を読む
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