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のりのりバスとは茨城県つくば市で2002年4月1日から2006年3月31日まで運行された福祉バスの名称である。試行期間では「福祉循環バス」と称していたが、誰でも乗れるバスとして「のりのりバス」という呼称を使用した。これは公募によるものである。2006年4月1日から有料のコミュニティバス「つくバス」が運行を開始するにあたり、2006年3月31日をもって廃止された。 == 概要 == 13の運行系統を設け定められた運行時刻に基づき運行され、停留所に於いて乗り降りする乗合バス方式を採っていた。運行は民間業者に委託。運賃は不要であった。 13の運行系統により広大な市域をカバー。鉄道駅、バスターミナル、分散している市庁舎、福祉施設など公共施設を経由、発着し路線バス空白地帯も循環した。全系統毎日運行(年末年始を除く)で、一系統当たり一日2 - 4往復程度運行されていた。小型マイクロバスを使用し、大型バスが通れない集落内などの狭隘道路も経路に採用されていた。一つの系統はかなり距離が長く各地区巡回のため運行経路は至って複雑であり、同じ地点を2度通過する系統も存在した。これらのコースの多くは、つくバスに継承されている。 運行系統は「○コース」(○は数字)と称し起点方向、終点方向の双方向に便が設定されていた。 小中学校の通学や老人福祉センターなど公共福祉施設の送迎バス的な性格と、不便地域対策の生活バスとしての面を併せ持っていた。 2002年11月1日のつくば市・稲敷郡茎崎町合併により旧茎崎町の福祉バス「ひまわり号」が委託会社と車両そのままに2003年4月1日以降「のりのりバス」運行体形に組み込まれ、通しの系統番号が付与された。旧ひまわり号各系統は旧茎崎町域のみならず旧つくば市域に乗り入れることになり、旧茎崎町東部各地と遠く離れた筑波研究学園都市センター地区を結ぶことになった。 2005年8月24日のつくばエクスプレス開業に合わせ6・7・8・10・11・13コースの変更を行い研究学園駅、万博記念公園駅、みどりの駅への接続を図った(つくば駅は当初から乗り入れていた「つくばセンターバスターミナル」であり、2005年8月24日に停留所名を改称)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「のりのりバス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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