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アルビレオ (Albireo) は、はくちょう座β星、はくちょう座の恒星で3等星。北十字を構成する星の1つ。全天で最も有名な二重星の1つでもある。 == 特徴 == 肉眼で見ると、アルビレオは単一の星のように見える。しかし、望遠鏡で見ると、二重星であることがすぐに分かる。3等星のβ星Aは金色に見え、5等星のβ星Bは青色に見える。球面角で 34.46秒離れており、この2つの星のペアは色がはっきり異なり、天球上で最もコントラストの鮮やかな二重星の1つである(その美しさのため「北天の宝石」とも呼ばれ、宮沢賢治は「銀河鉄道の夜」でこの2つの星を、輪になって回るサファイアとトパーズになぞらえている)。 この二重星は、見かけ上の二重星なのか、真の連星系なのかわかっていない。ヒッパルコス衛星の観測によれば、2つの星の固有運動の方向は一致しているものの、それぞれの固有運動の値は3倍ほど異なっている。これは誤差の範囲を超えている。もし、アルビレオが連星系であれば、約10万年の周期で公転しており、約6千億km(太陽系の大きさの約55倍に相当)以上離れている。〔p. 46, The Monthly Sky Guide, Ian Ridpath, Wil Tirion, Cambridge University Press, 2006, ISBN 0-521-68435-8. 〕 主星は、それ自身が連星である。1979年、C.E.ウォーレイはアメリカ海軍天文台の66cm望遠鏡を使い、主星から0.40秒角離れた位置に主星より1.5等級暗い星を確認している〔Sky and Telescope 1980 March 59, 210〕 。この星の色は、金色とも、黄色ともオレンジ色とも表現される。なお、今日では補償光学により主星と伴星の分離が可能となっている〔"Adaptive Optics Observations of Arcturus using the Mount Wilson 100-inch Telescope" , PASP, 111. 556-558 (1999)〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アルビレオ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Albireo 」があります。 スポンサード リンク
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