|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 子 ： [こ, ね] (n) first sign of Chinese zodiac (The Rat, 11p.m.-1a.m., north, November)
つりたくにこ（1947年10月25日 - 1985年6月14日）は、日本の女性漫画家。風木繭（かぜきまゆ）〔『フライト』（2010）p.437〕、はざまくにこ（はざまくに子）〔『フライト』（2010）p.431〕などの名義も用いていた。 == 略歴 == 1947年、兵庫県高砂町東宮町〔『フライト』（2010）p.429〕（現・高砂市）に生まれた。中学時代に水木しげる、白土三平、平田弘史、さいとう・たかをなどの漫画に親しみ、自らも創作活動を始めた〔。高砂中学校、高砂高校と進学し、この頃には既に『少女フレンド』などに原稿の持込みをしていた〔『フライト』（2010）p.430〕。 1965年に、青林堂が漫画雑誌『ガロ』を創刊。新人募集を行っていた同誌に、つりたは「人々の埋葬/神々の話」を持ち込み、掲載された〔。その翌年に高校を卒業、上京した。 上京後は講談社や若木書房などにも、はざまくにこ（はざまくに子）名義で少女マンガを描いていた。しかし次第に少女マンガを描くことに苦痛を感じるようになり、1967年ごろにはそのような作風の作品を描かなくなった〔『フライト』（2010）p.433〕。1968年には水木しげるのアシスタントも務めたが、約一ヶ月で辞めた〔『フライト』（2010）p.434〕。この頃から創作のペースが落ちてきていた。 1972年に結婚し、京都に転居した〔『フライト』（2010）p.436〕。しかしその翌年から体調を崩し、不治の病である全身性エリテマトーデス（SLE）に罹患していることが判明〔。病状は徐々に悪化したため、この時期の作品の発表数は非常に少ない。 1979年に、青林堂から作品集が刊行された。また同年に、病室で『フライト』を完成させ、『ヤングジャンプ』創刊を記念して創設された「青年漫画大賞」に応募（風木繭名義）、佳作となった〔。『フライト』は翌年に『ヤングジャンプ』に掲載された。継続的に『ガロ』にも作品を発表していたが、1981年の「帰路」（『ガロ』1981年10月）を最後に、1982年以降には作品を発表することはなかった〔『フライト』（2010）p.438〕。 1985年6月14日、入院先の病院で死去。享年37〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「つりたくにこ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|