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はなバスは、東京都西東京市を走るコミュニティバス。 西武バス滝山営業所(第4ルート以外)と関東バス武蔵野営業所(第4ルートのみ)が担当し、田無駅・東伏見駅・ひばりヶ丘駅・保谷駅とその周辺の施設・住宅地を結ぶ。一部は小平市にある花小金井駅への乗り入れが行われるようになった(後述)。 == 概要 == 旧・保谷市が、市役所(現・西東京市役所保谷庁舎)まで遠い新町地域の住民の利便を図るために運行していたコミュニティバス「Can Bus・キャンバス」(西武バス上石神井営業所が運行)をそのまま引き継いで運行していた。しかし、このバスは一般路線と同様の対キロ区間運賃制で、他の路線バスとの競合区間も多いことから利用率が芳しくなかった。また、田無市と合併したことで新町地域の住民は、より近い西東京市役所田無庁舎(旧・田無市役所)を利用するようになったために、キャンバスの存在意義が薄れた。その一方、西東京市は狭隘な道路が多く、一般路線バスが運行出来ない公共交通空白地域が多く存在していた。それを埋めるためにコミュニティバスの運行を望む声が高まっており、誕生した西東京市の四大事業にも、西東京市コミュニティバスの運行が挙げられていた。これを実現させる形で、2002年に4路線での運行が始まった〔のちに第5ルートも開通したが、2016年4月の改正で大きく分けて4ルート〕。 運行開始当初は、隣の武蔵野市が運行する順調に利用者は増え、運行開始から僅か1年足らずで50万人を突破。現在では200万人を超え、市民の足としてすっかり定着。 2004年9月1日、第5ルートの運行を開始した。これにより、西東京市内の公共交通空白地域はほとんど消滅したが、ひばりが丘北東部は未だに交通の不便な地域が存在しているため、西東京市では今後も都市計画道路の開通にあわせ、はなバスネットワークを拡大・順次見直ししていく考えを明らかにしている〔はなバスルート等見直しに関する報告書 - 西東京市 審議会等の答申・都市整備〕。 2010年10月1日、従来から利用客が少なかった第3ルートの東伏見循環が廃止された。 2013年8月1日、第3ルートのルート変更および第4ルートを除く全ルートのダイヤ改正〔8月1日から「はなバス」時刻表改定のお知らせ 〕。また、運賃改定も行われた〔8月1日より「はなバス」乗車運賃を改定します 〕。 2016年4月1日、従来の第2・5ルートの整理統合と、第4ルートの南北分離ルート及び花小金井駅乗り入れなどの改正が行われた〔はなバス ルート見直しについて - 西東京市、2016年3月29日最終更新〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「はなバス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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