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ひかわ玲子 : ウィキペディア日本語版
ひかわ玲子[ひかわ れいこ]

ひかわ 玲子(ひかわ れいこ、1958年5月17日 - )は、日本の小説家東京都豊島区出身〔『日本幻想作家事典』東雅夫石堂藍 / 編集、国書刊行会2009年発行 より〕、東京都在住。早稲田大学社会科学部卒業〔。
== 経歴 ==
本名:渡辺かおる〔。音楽評論家渡辺茂の子として、東京都に生まれる。恵泉女学園中学・高等学校を経て、早稲田大学を卒業。父がSF同人誌『宇宙塵』の同人であったため、幼い頃からSFやファンタジーに親しんだ。
学生時代はワセダミステリクラブに在籍しており、また、小谷真理らが参加していたファンタジー系サークル「ローラリアス」にも参加。後に「ローラリアス」の副幹事も経験している〔『グラフトンの三つの流星』大陸ノヴェルス・1988年12月9日初版「著者紹介」より〕。伯父である推理作家氷川瓏 (と渡辺剣次) の影響を受け、自らも小説を書いた。筆名はこの伯父にちなむ (「ひかわ (氷川)」「玲子 (玲瓏 : 玉などが透き通るように美しいさま。)」)。
レコード会社のプロモーター、ライターを経て、M・Z・ブラッドリーの『ヘラーズの冬』『ホークミストレス』を共訳(氷川玲子名義)。1988年、「バセット英雄伝 エルヴァーズ」を『ドラゴンマガジン』に連載し、小説家デビューした。「女戦士エフェラ&ジリオラ」や「三剣物語」などのシリーズがあり、剣や魔法が登場するファンタジー(ヒロイック・ファンタジー)を得意とする。
なお、1988年に最初の著書 (『グラフトンの三つの流星』) を刊行した彼女が、それを持って既に病床にいた伯父、氷川瓏を訪ねたところ、瓏はわがことのように喜んだという〔『怪奇探偵小説名作選9 氷川瓏集 睡蓮婦人』日下三蔵編、ちくま文庫・2003 巻末「解説」より〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ひかわ玲子」の詳細全文を読む




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