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ひっつき虫[ひっつきむし] ひっつき虫(ひっつきむし)は、かぎ針(鉤、フック)や逆さとげによってヒトや動物の皮膚や衣類に引っかかったり、粘液によって張り付いたりする、植物の種子や果実の俗称である。くっつき虫ともいう。ひっつきもっつき、あばづぎと呼ぶ地方もある。 運ばれるのが種子そのものではなく、散布体としての果実や、あるいは小穂が運ばれる単位である場合が多い。しかし、たいてい果肉は薄く、日常感覚では種子と捉えられるものが多いため、ここでは区別なく一括して種子として説明する。 == 概要 == 山林や野原などを歩いたあと、衣類を検めると、これらの種子が引っかかっていることが多い。動物側には利益はなく、場合によっては、付着装置である針や鉤によっていやな思いをしたり、場合によっては傷つくこともある。ヒトや動物など移動するものにくっつくことで生息地域を広めることができる、いわゆる適応である。 棘が若干堅くて痛いので、子ども同士のいたずらなどにも用いられる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ひっつき虫」の詳細全文を読む
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