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ひまし油 : ミニ英和和英辞書
ひまし油[ひましあぶら]
castor oil
===========================
: [あぶら]
 【名詞】 1. oil 
ひまし油 ( リダイレクト:ひまし油 ) : ウィキペディア日本語版
ひまし油[ひましあぶら]

ひまし油(ひましあぶら、ひましゆ、蓖麻子油)は、トウダイグサ科トウゴマ種子から採取する植物油の一種。
== 用途 ==

=== 工業原料 ===
成分は不飽和脂肪酸リシノール酸が87%、オレイン酸が7%、リノール酸が3%)と少量の飽和脂肪酸パルミチン酸ステアリン酸などが3%)のグリセリド。ひまし油は、脂肪油としては粘度比重ともに最大であるのに加えて、低温下においても高い流動性をもつため、各種工業用の原料として広い用途がある。また、油脂として潤滑性が大変優秀であるが、酸化されやすく熱安定性が劣るため一般用としては不向きである。その優れた性状と潤滑性から初期の航空機エンジン潤滑油として使用される事が多かったが、エンジンの高出力化と熱と酸化への安定性の不足から第二次世界大戦の頃には航空機用潤滑油は鉱油系が主力となった。現代では短時間でそのつど交換するレース用エンジンオイルやラジコン用のグロー燃料(オイルとして配合)などで使用される。
ひまし油およびその加工品は、石鹸(せっけん)、潤滑油作動油塗料インキワックス、耐低温樹脂、ナイロン医薬品香水ポマードなどの原料として用いられる。
また、セバシン酸の原料としても重要である。有毒リシンもひまし油生産時の副産物として作られる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ひまし油」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Castor oil 」があります。

ひまし油 : 部分一致検索
ひまし油 [ ひましあぶら ]

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「 ひまし油 」を含む部分一致用語の検索リンク( 2 件 )
ひまし油
脱水ひまし油



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