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びらん剤 : ミニ英和和英辞書
びらん剤[びらんざい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ざい]
  1. (n-suf) medicine 2. drug 3. dose

びらん剤 ( リダイレクト:糜爛剤 ) : ウィキペディア日本語版
糜爛剤[びらんざい]
糜爛剤(びらんざい、)は、皮膚を爛れさせる化学兵器である。表皮のみならず呼吸器をも爛れさせ、肺水腫などを起こして死亡する場合もある。糜爛剤は、ジクロロアルシン誘導体とマスタード類の2種に分類される〔生物・化学兵器への公衆衛生対策(世界保健機関)2004年 P144-152 〕。
皮膚に付着すると激しく爛れるため、ガスマスクだけでは防ぐことができず、防護には全身防護服が必要である〔。さらにゴムを侵蝕するためゴム製の防護服では防げず、シリコンテフロン加工などを施した防護服が必要となる。
== 主な糜爛剤 ==

*ルイサイト:即効性〔びらん剤(Blister Agents、Vesicants) 国立医薬品食品衛生研究所 〕(旧日本軍では「きい剤」と呼称〔遺棄化学兵器等(内閣大臣官房遺棄化学兵器処理担当室) 〕)〔公益財団法人 日本中毒情報センター 化学テロ・化学災害対応体制(概要) P6
*サルファマスタード〔:遅効性〔(旧日本軍では「きい剤」と呼称〔)
*ナイトロジェンマスタード
*ホスゲンオキシム

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「糜爛剤」の詳細全文を読む




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