翻訳と辞書
Words near each other
・ びらん剤
・ びらん性
・ びらん性胃炎
・ びり
・ びりびり
・ びりびりやぶいたら
・ びるご
・ びるご (2代)
・ びるご (初代)
・ びるたす
びろーん
・ びわ
・ びわこ (列車)
・ びわこぐま
・ びわこエクスプレス
・ びわこスポーツクラブ
・ びわこタワー
・ びわこドリーム号
・ びわこバレイ
・ びわこパラダイス


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

びろーん : ミニ英和和英辞書
びろーん[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

びろーん ( リダイレクト:塗仏 ) : ウィキペディア日本語版
塗仏[ぬりぼとけ]

塗仏(ぬりぼとけ)とは、佐脇嵩之の『百怪図巻』などの江戸時代日本妖怪絵巻にある妖怪鳥山石燕の『画図百鬼夜行』にも描かれている〔。

== 概説 ==
体の黒い坊主の妖怪で、両目玉が飛び出して垂れ下がった姿で描かれている。どの資料にも一切の解説文がないため、どのような妖怪を意図して描かれたものかは不明である。
江戸時代の絵巻物などや絵双六『十界双六』(国立国会図書館所蔵)には「ぬりぼとけ」あるいは「ぬり仏」とあり、長い髪の毛のようなものが背面に描かれている。『百怪図巻』では魚の尻尾のようなものが背面に描かれている例も見られる〔。河鍋暁斎『暁斎百鬼画談』(1889年)では名称の表示は無いが絵巻物の「ぬりぼとけ」と同形の、両目玉の飛び出た妖怪が描かれている〔吉田漱 監修 及川茂, 山口静一 編著 『暁斎の戯画』 東京書籍 1992年 ISBN 4-487-79073-5 151頁〕
百鬼夜行絵巻』(松井文庫所蔵)では、黒坊(くろぼう)という名称で描かれている。絵巻物などや絵双六に描かれている「ぬりぼとけ」らと姿は同じであり、両目玉が飛び出して垂れ下がっている。黒坊は同絵巻に登場する妖怪としては一番先頭に描かれている〔別冊太陽『日本の妖怪』平凡社 1987年 6頁〕〔たばこと塩の博物館 編『武家の精華 八代・松井家の美術工芸』2002年 105頁 ISBN 4924989193〕。
江戸時代の随筆嬉遊笑覧』に引かれている古法眼元信が描いた「化物絵」に描かれていたとされる妖怪の中には「ぬりほとけ」という名称が確認できる〔多田克己 『妖怪図巻』 京極夏彦・多田克己編著、国書刊行会、2000年、132-133頁。ISBN 978-4-336-04187-6。〕。
鳥山石燕『画図百鬼夜行』では仏壇の中から出現している姿が描かれている〔稲田篤信・田中直日編 『鳥山石燕 画図百鬼夜行』 高田衛監修、国書刊行会、1992年、82頁。ISBN 978-4-336-03386-4〕仏壇が塗仏の絵画に描き添えられているのは石燕の『画図百鬼夜行』のみである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「塗仏」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Nuribotoke 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.