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『ふうらい姉妹』 (ふうらいしまい)は、長崎ライチによる日本の4コマ漫画作品(一部除く)。『ハルタ』(KADOKAWA)にて不定期連載中。 == 概要 == 美人だが感覚が常識からズレている姉・山本れい子と、しっかり者に見えるが感覚がズレている妹・山本しおりのおかしな日常を描いたギャグ漫画。姉の天然ボケに対して妹がツッコミを入れるやりとりが繰り広げられるが、その妹も姉に似て天然ボケの気があり、周囲に波紋をもたらす。少女漫画風の絵柄で美貌の姉妹が描かれているので、表面的にはギャグ漫画には見えないが、「並のギャグ漫画以上に狂った作品」との評価もある〔とみさわ昭仁 「“いでんこ”もしかして:遺伝子 『ふうらい姉妹』の奇妙な日常 」 excite.ニュース2011年3月9日付、2012年7月22日閲覧.〕。2009年2月、エンターブレインの隔月刊漫画誌『Fellows!』volume3より連載が開始され、翌2010年11月には単行本が刊行された。『Fellows!』が年10回刊誌『ハルタ』へと誌名変更された2013年以降も基本的に毎号連載中であったが、2014年2月発売の『ハルタ』volume11から同年11月発売のvolume19まで病気療養のため休載しており、翌12月発売のvolume20からは連載が再開されたものの不定期連載となっている。 作品は、原則として4コマ漫画の形式で描かれており、いくつかの4コマ作品をまとめたものに1コマ漫画を扉絵として配し一話とする構成が通例である。各話は「第○回」(○の部分は漢数字)の形式でカウントされている。れい子が面接試験を受けた会社から不採用通知が届く第八回、れい子のお見合いを描く第十五回などのように、4コマ漫画ではなくストーリー漫画の形式をとることもある。 なお、作品名に用いられている「ふうらい」(風来〔『Fellows!』volume 2(2008年12月号)掲載の次号予告に「新連載第4弾」として本作品が紹介されているが、その紹介文には「姉が阿呆なら、妹もまた阿呆。今日もまた、世間に顰蹙を売って歩くふたり。人呼んで“フウライ[風来]姉妹”。」とあり、「風来」の文字が用いられている。『Fellows!』volume 2(エンターブレイン、2008年、p.568.)参照。〕)の語義は、「風に運ばれてきたように、どこからともなく出現すること。気まぐれで、落着きがないこと。また、そのような人物」である〔『広辞苑』によると、「ふうらい」とは「1.風に吹きもたらされたように、どこからともなく来ること。漂到。2.落ちつかないこと。気まぐれ。また、その人。3.遊里で、初めて来た客。ふりの客」(新村出編 『広辞苑』 岩波書店、2008年第6版、p.2425第1段)とのことである。その他、たとえば、学習研究社の『学研国語大辞典』(金田一春彦、池田弥三郎編、1988年第2版、p.1688第3段)、小学館の『大辞泉』(増補・新装版、松村明監修、小学館『大辞泉』編集部編、1998年第1版、p.2288第4段)、三省堂の『大辞林』(松村明、三省堂編修所編、2006年第3版、p.2189第3段)でも、『広辞苑』と同様の記述である。なお、本作品の連載第1回(『Fellows!』volume 3(2009年2月号))の最終ページ右側の柱にある編集部のコメントには、「髪と睫毛をなびかせて、どこからともなく現われる。そんな姉妹のパジャマはおそろい。」とある。『Fellows!』volume 3(エンターブレイン、2009年、p.212.)参照。〕。ところが、作品において副題のように用いられているフランス語の表記「」(レ・スール・エクサントリク)の意味は「変人姉妹」「奇人姉妹」であり〔フランス語で「」は「風変わりな、奇抜な、突飛な」という意味である(白水社『仏和大辞典』(伊吹武彦、渡辺明正、後藤敏雄、本城格、大橋保夫編、1981年初版、p.1011右段)及び小学館『小学館ロベール仏和大辞典』(小学館ロベール仏和大辞典編集委員会編、1988年初版、p.983右段)参照)。なお、「」は定冠詞であり、「」は「姉妹」の意味である。〕、必ずしも意味が一致しているわけではない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ふうらい姉妹」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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