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ふじ丸(ふじまる、英語表記:、〔 〕 ほか)は、日本のチャーター専門のクルーズ客船である。商船三井が所有し、日本チャータークルーズ(商船三井客船と日本クルーズ客船の共同出資会社)が運航していた。 == 概要 == 日本のクルーズ客船の嚆矢として1988年(昭和63年)に三菱重工業神戸造船所で進水、翌1989年(平成元年)の4月に就航した。就航時、日本籍で最大の客船であった〔のみならず、日本船籍の客船としては、日本郵船の鎌倉丸(1930年竣工、17,526総トン、1943年喪失)が保持していた総トン数記録を58年ぶりに更新するものであった。〕。 日本の船らしく、展望大浴場が設置され、これはその後の日本籍クルーズ客船の標準となっている。 当初は主にレジャークルーズに使われていたが、2002年(平成14年)に運航が日本チャータークルーズに引き継がれて以後は自治体・企業・団体向けのチャータークルーズが中心である。内閣府主催の「世界青年の船」、「東南アジア青年の船」事業でも、ふじ丸が使用された。 姉妹船に「にっぽん丸」がある。 2012年10月、2013年6月の引退が発表され、6月30日 - 7月1日のクルーズ(東京港 - 初島)を最後に引退した〔平成25年度 第8回都民クルーズの参加者募集 - 東京都港湾局〕。引退後、三井造船由良工場や常石造船で係留されており、12月10日にパナマのミラ・クルーズに売却され、ミラI(Mira I)に改名された。ミラ・クルーズは日本法人ミラ・クルーズ・ジャパンを設立して、高齢者向けの療養客船としての営業を予定していた〔「内外商船ニュース NCCの「ふじ丸」売船」『世界の艦船』第793集(2014年3月号) 海人社〕が、後にセウォル号沈没事故以降船舶の安全基準が高くなったことなどから事業化が困難になったとして、事業化を断念した〔「内外商船ニュース 「ミラI」は療養客船を断念」『世界の艦船』第805集(2014年10月特大号) 海人社〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ふじ丸」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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