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『ふたりっ子』(ふたりっこ)は、1996年度(平成8年度)下半期(1996年10月7日 - 1997年4月5日)に放送されたNHK連続テレビ小説の第55作。作・脚本の大石静は、この作品で第15回向田邦子賞を受賞した。 == 概要 == 大阪市の南側にある下町・天下茶屋と新世界を舞台にした作品。1966年(昭和41年・丙午)7月4日生まれの全く性格の違う双子のヒロイン、姉・麗子と妹・香子の挑戦と、それを取り巻く人間関係をほのぼのと描いた。 ヒロインの幼少期(5週分)を演じた三倉茉奈・佳奈のデビュー作であり、銀じい(佐伯銀蔵)や、1997年の紅白歌合戦に出場することになる劇中の歌手・オーロラ輝子など、個性豊かな脇役も人気となった。 オープニング画面の噴水の絵の下には、と書かれている(フランス語で、「双子は、『天使の生まれ変わり』といわれている」)。 1996〜97年の平均視聴率は29.0%、最高視聴率は31.9%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)〔ビデオリサーチ NHK朝の連続テレビ小説 過去の視聴率データ 〕。全150回。直近の連続テレビ小説(『走らんか!』など)が不評で視聴率的にも苦戦していた中、久々の大ヒット作となった。脚本を基に小説化および漫画化(作画・みすみさこ)された。 前作『ひまわり』でも作品構成に実験的な試みが図られていたが、従来作と比べてせりふ付きの端役が細切れにたくさん出演し、有名人も本人役でスポット出演するといった特徴がある。『ひまわり』以後、一部作品を除いて朝ドラでは週タイトルを付けるようになったが、『ひまわり』では原則2週(12話)1セットだったのを、この作品以後は1週(6話)1セットとした。連続テレビ小説史上初めて、最終回放送時よりも先の未来まで描いた作品でもある(ただし、企画時よりも後を描いた作品は過去にも存在した)。 2013年3月より、NHKオンデマンドで総集編が配信されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ふたりっ子」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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