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ふるさと切手(―きって)は日本において1989年より発行されている、ふるさとを題材とする切手シリーズの一つである。当初は地方切手と呼ばれていたが、切手収集家がふるさと切手と呼んでいたため、現在ではこちらが正式名称である。2007年までは発売地域を限定されていたが、2008年以降は全国発売されている。 == 概要 == 日本で使用される日本切手は原則〔ただし、戦前には当時の植民地だった台湾と租借地だった遼東半島のみで発行された記念切手がある〕として全国の郵便局で販売されている。しかしふるさと切手発売地域は限定されていた。なお、最初に発行されたのは1989年4月1日のことで、長野県版「お猿の温泉」と山形県版「サクランボ」であった。 1989年に当時の郵政省がふるさと切手を発行しはじめた時期には、全国にある郵政局ごとに切手の企画をおこなっていたため、原則的にその郵政局の管内のみの販売だった。ただし当初は東京中央郵便局で全地域のふるさと切手を販売していたほか、全国の中央郵便局〔一県に必ず一局は中央郵便局があるため最低でもふるさと切手の販売場所は一箇所確保されていた事になる。〕などでも販売しており、事実上全国で販売されていた。また郵政省は当初「地方切手」と呼んでいたが、「地方切手」は世界的には特定地域のみで販売されるというだけではなく、郵便に利用できるのも販売地域に限定される切手に対する分類であり、全国どこでも使用できる切手としては不適切〔たとえば現在の中華人民共和国では、社会体制の違いから香港とマカオで販売される切手は他地域では一切使用できない。〕であった。そのため、1990年4月に切手収集家の団体「日本郵趣協会」の提案で「ふるさと切手」と命名された。 ふるさと切手はふるさとに関するテーマで発行されることから特殊切手の性格もあったが、ふるさと切手には地方博覧会を記念する切手も記念切手と同様なものもあった。また好評なふるさと切手については増刷される場合もあり、その点では普通切手の性格があった。そのため、ふるさと切手は特別な位置づけにあるといえる。また額面も発行時の葉書料金用と定型内封書基本料金に相当するものしか発行されたことが無い。なお、発行時に他の記念切手とふるさと切手との区別の手段として、切手の日本語国名表記「日本郵便」が篆書体であるのに対し、ふるさと切手は2007年度以前に発行されたものは楷書体風になっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ふるさと切手」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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