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株式会社BSジャパン(ビーエスジャパン、英称 - ''BS JAPAN CORPORATION'')は、BSデジタル放送を行っているテレビ東京系列の衛星基幹放送事業者で、テレビ東京ホールディングスの完全子会社でもある。 略称は「BSJ」で、現在のキャッチコピーは「BS JAPAN 7ch digital」〔読み方は「ビーエスジャパン、ななチャンネル」。〕(2014年(平成26年)4月から使用)〔開局当初は「テレビより、もっとテレビ」、その後は2010年3月まで「Know(ノゥ=脳)にシゲキ BS JAPAN」、2010年4月から2013年3月まで「MADE IN BS JAPAN」(開局10周年記念キャッチコピー)、2013年4月から2014年3月まで「「そこ、掘り下げます。BSジャパンか、それ以外か。」を使用していた。〕。 == 概要 == 他の民放系のBSデジタル放送局と同様に、2000年12月1日から放送を開始した。 在京民放キー局の一つであるテレビ東京は系列局が少ないという事情から、他のBSデジタル放送局よりも地上波で放送中の(もしくは放送されていた)番組が再送信されており、その比率は全体の約半数を占める〔開局当初は7割程度あったが、その後、テレビ東京との共同制作を含む自社制作の独自番組や海外ドラマ(平日のみ編成。土日は編成されていない)、通販番組の増加により、5割弱に減ってきている。〕。それ故に、系列局でカバーできない地域を補完する役割も併せ持つ。 開局当初は、地上波で放送されている番組の同時放送を基調とする編成だったが、本放送の開始以前より出演者の肖像権を理由にBSでの同時放送に難色を示してきた日本音楽事業者協会などから激しい抗議を受け、ニュース番組などごく一部を除き順次中止に追い込まれた。 その結果、『水曜ミステリー9』(第1期)〔当チャンネルでは第1期時代、『BSミステリー』のタイトルで放送。かつての『女と愛とミステリー』。本番組を再開した2011年10月からの第2期でもBSジャパンでは番組制作に参加しているが、BSでは2012年4月から半年遅れで第2期の放送を行なっている。〕や『にっぽんの歌』などといった「BSジャパンも制作に参加している番組」に関しては1週間以内の時差放送〔『にっぽんの歌』は2001年の夏祭りから2011年の年忘れまで放送。〕〔「BSジャパンも制作に参加している番組」でも地上波のみで放送され、BSでは放送されない場合もあるが、数か月遅れで放送されることがほとんどである。〕〔テレビ東京単独制作の番組でも地上波放送から早いもので翌日から1週間以内で時差放送を行っている一部番組がある。〕が認められ、一旦中止された番組についても、1年以上の遅れを設けることなどを条件に一部の番組の放送が再開された 。また、ニュース番組やスポーツ中継についても基本的に地上波との同時ネットで放送される。しかし、深刻な景気後退に伴うスポンサー離れが表面化した2009年以降、BSで再送信中の地上波番組を対象に行われていた所謂「セット営業」(CM枠の共通化)の廃止が続出。さらに、通販番組や海外ドラマ(主に韓国と台湾)および後述する自社制作番組の増加もあり、バラエティー関連を中心に地上波からの番組配給の減少に拍車をかけ、バラエティー番組ではごく一部の定時番組と一部の単発特番を除けば、ほぼ全く放送されない状況となっている。さらに、2012年4月の改編では平日夕方のニュース番組の同時放送を打ち切る〔土日夕方のニュース番組同時放送も2014年2月で打ち切られた。〕などTXN系列地上波各局とは一線を画した独自の路線を取る傾向になりつつある。〔特に京都府・兵庫県の各一部地域のように、地上波でテレビ東京系番組が極少数しか視聴できない地域や北海道のようにTXN系列の放送対象地域でありながら中継局未整備で難視聴または完全に視聴不可となっている地域では、BSジャパンの放送のみで補っていてもニュース・スポーツ中継・一部の単発特番を除けば、地上波番組はほぼ完全に視聴できない状況に等しく、十分にカバーされているとは言い難い状況となっている(ただし、北海道では地デジ難視対策衛星放送でテレビ東京が受信可能対象としてホワイトリストに指定され、サービスを受けることができるごく一部の世帯は例外)。〕 アニメ番組の放送状況については#アニメ番組についてを参照。 地上波で長時間にわたって放送時間を拡大した特別番組として放送されたものについては、番組によって「そのまま放送」されるか、「分割して2週間にわたって放送」されるかのいずれかとなる〔後者については、主にアニメ番組が該当する。地上波の編成の都合により、番組ごとの遅れは数週間以内に相殺されることがほとんどである。〕。 デジタル放送の普及によってBS各局の「接触率」が伸びている点に加え、地上波との「セット営業」枠が一部(WBSや日経スペシャル、アニメ番組、ゴルフ中継など)を除きほぼ消滅したため、2008年頃から自社制作の番組(地上波側も「協力」と言う形で制作に参加していることが多いため、実質的には共同制作番組)が飛躍的に増加している〔出典 - YOMIURI ONLINE「BSデジタル10年<スポンサー編> 広告媒体の価値が増大」 読売新聞、2010年8月11日(2010年8月11日時点のアーカイブ)〕。 2010年12月1日には開局10周年を迎えた。それを記念して、4月1日からは旧『ペット大集合!ポチたま』でおなじみの「だいすけ君」が「BSジャパン宣伝部長」(マスコットキャラクター)として任命された。 なお、後述するように2010年10月1日をもって認定放送持株会社「テレビ東京ホールディングス」の完全子会社となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「BSジャパン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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