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葡萄色(えびいろ)は、山葡萄の実のような赤紫。また葡萄色(ぶどういろ)は、ブドウの実のような赤紫。鉄道のぶどう色についても本項で詳述。 == 概要 == 葡萄色(えびいろ)とは、やや紫を帯びた暗い赤である。葡萄酒の色をさす英語の色名ワインレッド(wine-red)の色に近い。 名前の由来はエビカズラ(山葡萄)からだが、伊勢海老の甲羅の色に由来する海老色(蝦色)という色が別にあった。 しかし、両者の色が近いことと葡萄(えび)と海老(えび)と音が通じるため、後に混同された。 紫草で布を染める際に、アルカリ性の媒染剤に漬けると青みがかった紫色(江戸紫)に、米酢などの入った染液に漬けるとこの色のようにより赤みがかった紫色になる。平安時代には特に貴族の女性に好まれたらしく、王朝文学にも頻繁に登場する。 また、皇室では内親王が5歳になると葡萄色の袴を着る「着袴の儀」が行われる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「葡萄色」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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