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へぎそば
へぎそばとは、新潟県魚沼地方発祥の、つなぎに布海苔(ふのり)という海藻を使った蕎麦をヘギといわれる器に盛り付けた切り蕎麦。「へぎそば」は、小千谷市の業界団体によって商標登録されている〔十日町地域のそば事業者がへぎそば組合設立 商標登録目指す-トオカマチ★ウェブ/エフエムとおかまち 、2014年2月20日閲覧。〕。 == 概要 == 「へぎ(片木)」と呼ばれる器に載せて供されることからこの名が付いた。(「へぎ」は、剥ぎ板で作った四角い器であり、「剥ぎ」を語源とする。)この器に蕎麦を小さな束にして盛りつけていく。 この「へぎ」に冷やしたそば3~4人前を一口程度に丸めて盛りつける(このことから「手振りそば」ともよばれる)。薬味には刻みネギと共にからしを用いるのが特徴で、ワサビも用いられる(元々魚沼地方ではワサビが採れる場所が無く、身近ではなかった為からしを用いたが、ワサビが広く流通するようになり、入手が容易になったため)。以上のような経緯から、十日町市や小千谷市のそば店では、薬味が「からし」のみ、「わさび」のみ、「両方から選択可能」というように店により異なっている点も特徴である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「へぎそば」の詳細全文を読む
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