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べるぜバブの登場人物 : ミニ英和和英辞書
べるぜバブの登場人物[べるぜばぶのとうじょうじんぶつ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

登場 : [とうじょう]
  1. (n,vs) (1) entry (on stage) 2. appearance (on screen) 3. (2) entrance 4. introduction (into a market) 
登場人物 : [とうじょうじんぶつ]
 (n) the characters (in a play or novel)
: [ば]
 【名詞】 1. place 2. field (physics) 
: [ひと]
 【名詞】 1. man 2. person 3. human being 4. mankind 5. people 6. character 7. personality 8. true man 9. man of talent 10. adult 1 1. other people 12. messenger 13. visitor 1
人物 : [じんぶつ]
 【名詞】 1. character 2. personality 3. person 4. man 5. personage 6. talented man 
: [もの]
 【名詞】 1. thing 2. object 

べるぜバブの登場人物 ( リダイレクト:べるぜバブの登場人物(べるぜバブのとうじょうじんぶつ)では、週刊少年ジャンプで連載中の田村隆平の漫画作品『べるぜバブ』の登場人物について記述する。なお、声優は特記事項がない場合、JSAT'10版のアニメ・テレビアニメ版、VOMIC第1弾の順とする。テレビアニメのみの場合はそちらのみを記載する。== 主要人物 ==; 男鹿辰巳(おが たつみ): 声 - 小西克幸 / 同左: 年齢:15歳→16歳、身長:179cm、誕生日:8月31日、血液型:B型、好きなもの:コロッケ・他人の土下座、嫌いなもの:長い話、星座:おとめ座: 本作の主人公。石矢魔高校1年生。学校では、姉・美咲に改造された短ランを着用している。周囲のヤンキーからは「アバレオーガ」の名で恐れられており、ベル坊を連れるようになってからは「子連れ番長」のふたつ名も加わった。由加からは「男鹿っち」、夏目と相沢からは「男鹿ちゃん」とよばれている。: 本人は「心優しい若者」を自称しているが、その形相は悪魔そのもの。性格は天然で鈍くドSなひねくれ者で、一度刃向かった者は徹底的に叩きのめした上で土下座させるただし女性に対しては決して本気で手を上げず、家族に対しても反抗的な態度は取らない。また、他の不良と違い髪を染めたりピアスをしたりすることもない。。目的のためにストレートかつ短絡的に即行動に移すため、結果的に東邦神姫を撃破したり、葵に紛らわしいことを言ったりしている。また、決定事項には妙に律儀で、聖石矢魔学園からの退学処分が決定した時には東条共々一度はあっさりと受け入れようとし、退学の懸かったバレーボールの練習には積極的ではないが初回から参加していた。テレビゲームが好きで、よくドラゴンクエストシリーズに絡めた台詞を発する。「寒波」「おやじ」などのシュールな文字入りTシャツを好んで着る。: ひょんなことからベル坊を拾い、不本意ながら育て親となる。気付かぬ内にベル坊との契約が成立し人間の血を悪魔が取り込むことで契約が成立するため、第1話でヒルダに襲われた際に流れた血がベル坊に付着したことが原因と思われる。、彼と15m以上離れることが出来なくなった(現在は成長し、18m位までなら離れても大丈夫になった)。その証として右手の甲に「蠅王紋(ゼブルスペル)」があり、普段は学校でもベル坊を背負っている。並の不良を遥かに超えた身体能力と常人ではありえない程の魔力耐性を持ち、ベル坊の力を最大限に引き出すことができる。: 小学5年生の頃に古市と出会うまでは、その目つきの悪さや姉の美咲が烈怒帝瑠の総長を務めていたことが原因で周囲から孤立し、友達と呼べるような人間がいなかった。初めての喧嘩は生後3か月の時、美咲とだったが敗北した。 : ベル坊に対してはぞんざいな態度を取ることも多いが、なんだかんだ言いながら親として面倒を見ている。ベル坊が東条の背におぶさっている姿を見た時は激しく動揺し、支離滅裂な言葉を口走りながら川に向かって突進した。: ベル坊が泣く度に電撃を受ける生活から抜け出すために自分より凶悪な者にベル坊を押し付けようとするが自身の性格の改善はせず、結果的に石矢魔高校の頂点に立ち校舎を全壊。聖石矢魔学園でも問題を起こすなど余計に親としての資格を強めていき、ベヘモット34柱師団の襲来の後は自身の力不足を痛感しながら、正義感や責任感を持つ性格に成長していく。一刀斎や早乙女の下で修業を受けベル坊の力をより引き出せるようになり、更にベル坊の親としての自覚を持ち、彼に人間を滅ぼさせないと宣言した。: 殺六縁起編では、奈須・鷹宮を撃破した後、ベル坊の母・アイリスがいるロサンゼルスのソロモン商会の本部を訪れ、ベル坊との出会いからこれまでに至るまでの戦いが全てソロモン商会に仕組まれていたことを知る。そこで自分の役割がここまでと悟りベル坊と別れて日本に戻るが、邦枝に叱責されたことで決意を改め、ベル坊とのリンクを取り戻し、激闘の末に藤とサタンに勝利する。: 最終回では、七大罪の会議があるということで殺六縁起と共に再び魔界に渡り(実際には次の世代を育てるための大魔王のしごきだったらしい)、2年後の自身の卒業式ではベル坊の妹・ニコを連れて帰ってきた。: 第1回キャラクター人気投票での順位は2位(1671票)。:; 減り込みパンチ・減り込みキック・超(スーパー)減り込みパンチ:: 相手を壁や天井に理不尽に減り込ませる、ただの暴力。:; 心月流::; 無刀 撫子(むとう なでしこ)::: 心月流の技の中でも基礎中の基礎。衝撃を分散させずに一点に集中することで石をも割る。戦国時代には「鎧通し」と呼ばれた技。男鹿は修行の末、巨大な岩をも割ることに成功した。:; 魔王の咆哮(ゼブルブラスト):: 蠅王紋を発動させ、拳を突き出すと同時にベル坊の魔力である強力な電撃を放つ。目くらましや後ろの相手だけを狙うといった使い方も出来る。:; 魔王の烙印(ゼブルエンブレム):: 敵に蠅王紋を目印として乗せ、そこに攻撃を与えることでその分だけ強烈な爆発を起こす。また、自分の足元に出現させて爆発させることでジャンプ力を上げることも可能。:; 魔王の大晩餐会(スーパーミルクタイム) / 暗黒武闘(あんこくぶとう):: ベル坊のミルクを男鹿が飲むことでベル坊との境界を曖昧にし、無理矢理シンクロする禁術。ベル坊の魔力をほぼそのまま引き出すことができるが、5分以上使用すると体が崩壊するリスクもある。完全にシンクロした際にはベル坊と融合し、蠅王の翼が現れ人格がベル坊に入れ替わる。元に戻った時は副作用でしばらく男鹿とベル坊の体が入れ替わるほか、使う度にベル坊の成長を促す効果もある。酔天との修行後はミルク摂取量を400ccに抑えることで完全に制御出来るようになり、ベル坊の身体能力も強化されている。また、奈須との戦いではベル坊と融合しても男鹿自身の意識を保ち、尚且つ自分の意思でベル坊との分離が可能になっている(ただし、ベル坊と体が入れ替わる点は改善されていない)。::; 連鎖大爆殺::: 元々は大魔王の技。辺り一面に無数の「魔王の烙印」を発生させ、連鎖による大爆発を起こす。:::; 魔王大爆殺「終」(ゼブルフィニッシャー):::: 「連鎖大爆殺」に改良を加えた男鹿とベル坊の技。上空に展開した無数の蠅王紋を自身の両拳に収束させ、その魔力を強大なエネルギー波として一気に放出する。王臣紋を与えた者達から力を借りることでさらに威力を上げることが出来る。::; 暗黒 魔王の烙印(あんこく ゼブルエンブレム)::: 暗黒武闘の状態で、より大きな「魔王の烙印」を放つ。::; スーパーコロッケタイム::: アニメオリジナル技。「魔王の大晩餐会」とは逆にベル坊が人間界の食べ物(コロッケ)を食べることでシンクロする。また、完全にシンクロしても逆に男鹿の意識の方が強く残る。:; お父さんスイッチ:: 自らの肉体の中で紋章術の制御する魔力(白)と暗黒武闘の同化する魔力(黒)をぶつけることで、残りの魔力を最大限に発揮する技。見た目は男鹿がベル坊の無茶振りに応えて思いつきの技名を叫びながら渾身の一撃を放つという無茶苦茶な技で、やせ我慢とベル坊のためにただ頑張るだけの精神論的な技だが、「ただ頑張るだけが覚醒するより弱いって誰が決めたんだよ!!」と言う男鹿の言葉通り、この技の発動中は肉体の覚醒状態と同等以上の力を発揮する。当初はまぐれに近いバランスの悪い技法だったが、後の鷹宮との戦いで「対消滅エネルギー」として完全に開花した。:: 技の由来は日本放送協会の教育番組ピタゴラスイッチのコーナー「おとうさんスイッチ」。::; 対消滅エネルギー::: 鷹宮との戦いで作り出した技。早乙女曰く「紋章術と暗黒武闘の二つ共を学んだ男鹿だけに許された絶技」であり、「お父さんスイッチ」の完成形。上空に超巨大な蠅王紋を展開し、紋章術と暗黒武闘の相反する術式が圧倒的な魔力を生み出す。この魔力下ではベル坊の王臣紋の力は強化され、敵の悪魔の動きは封じられる。また、上空の蠅王紋からレーザーを落とすことも出来る。:::; 究極(アルティメット) 減り込みパンチ:::: 「対消滅エネルギー」を発動させた状態で放つ超強力な「減り込みパンチ」。:; ベル坊 / カイゼル・デ・エンペラーナ・ベルゼバブ4世:: 声 - 沢城みゆき / 藤村歩:: 実際年齢:人間界でいえば2歳と9ヶ月位(第187話時点) :: 本作のもう一人の主人公。大魔王の息子で、魔界の第二王子である男の子の赤ん坊。緑色の髪が特徴。常に全裸だが、これは本人のこだわりとの事海外版と『ジェイスターズ ビクトリーバーサス』ではオムツを穿いている。。男鹿の家族曰く「目つきが辰巳にそっくり」らしい。普段はおしゃぶりを咥えている。男鹿姉弟や古市からは「ベル坊」、男鹿の両親や葵からは「ベルちゃん」、東条からは「ベル」、ヒルダ達悪魔からは「坊っちゃま」「ベルゼ様」などと呼ばれている。:: 大魔王の気紛れから人間界に送り込まれ、そこで初めて出会った男鹿に懐いている。殆ど言葉を話す事ができなかったため、基本的には「ダ」「ダブ」などの赤ちゃん言葉を口にしていた。『ごはんくん』のアニメに嵌っている。アニメ版では男鹿と同様にコロッケが好物。虫が苦手で死にかけの蝉に泣かされたが、男鹿と特訓して勝てるようになった。:: 泣き虫であり、泣き出したり癇癪を起こしたりすると電撃を放ち、あまりに大泣きした場合は男鹿か大魔王でなければ手がつけられない。また、親である男鹿が15m以上離れると即死レベルの電撃を放つ(現在は成長し、18m位離れても我慢できるようになった)。この距離はいわゆるベル坊が人間界で認識できる世界の広さにして物怖じせずに保護者から離れて遊べる範囲であり、魔動ミニ自動車に乗った時は高揚感でリンクの範囲が一気に広まった。男鹿を触媒として絶大な魔力を放つことが出来るが、男鹿と接触していなければ癇癪以外では魔力を使えず、力は同年代の人間以下になる。おもらしは周囲を洪水状態にするほど凄まじい。夏休み最終間近で魔界に里帰りした時は、魔力を開放し巨大化してベツ人28号(命名は男鹿)になりヴラドの主と戦って勝利した。:: ベヘモット34柱師団の襲撃を受けた後、男鹿と共に魔二津へ修行に行く。早乙女に弟子入りし、修行から戻ってきた時にはヒルダに「たくましい顔つきになった」と評され、癇癪を起こすことも殆ど無くなるなど、精神的な成長を遂げている。:: 殺六縁起編では、男鹿と共にロサンゼルスのソロモン商会本部で、自身の母であるアイリスと出会う。そこで自身の力の覚醒を遂げたが、男鹿にアイリスと共に魔界に帰るよう告げられ、涙ながらに初めて彼を「とーたん」と呼んだ。しかし、藤との戦いで邦枝に叱責された男鹿に通信機で魔界から呼び出され再び彼とリンクし、共に藤とサタンを倒した。:: 2年後の世界が舞台の最終話では、卒業式に男鹿と共に魔界から帰還する。見た目は全く変わっていないが、男鹿によれば二言ほど話せるようになったらしい(一つは「フルチン」)。:: 葵の弟・光太にライバル心を抱いており、何かと小競り合いになる。また、番外編では男鹿に懐いていた猫・コロッケに嫉妬する一面もあった。:: 名前の元ネタは異教神ベルゼブブ。:: 第1回キャラクター人気投票での順位は1位(1778票)。:; ヒルダ / ヒルデガルダ: 声 - 伊藤静 / 植田佳奈: 年齢:16歳: 本作のヒロイン。魔界屈指の名家に生まれた、トップエリートの侍女悪魔。左目が前髪によって隠れ、胸部辺りを大きく空けたゴスロリ服を着ている金髪の巨乳美女。人間とは未契約。14歳の時からベル坊に仕えている。: 大魔王から「息子(ベル坊)を適当に人間に育てさせながら人間界を滅ぼせ」と命じられ、アランドロンと共に人間界に来た。男鹿の家族に初対面で三つ指をついて挨拶したことから「辰巳が妊娠させたマカオ人(「魔界」の聞き間違い)の彼女」と誤解され、そのまま居候している。性格はかなりキツく男鹿と張れるほどのドSで、ベル坊と男鹿の家族以外の人間には常に高圧的な態度を取る。男鹿の事は「ドブ男」などと呼び罵倒しつつも次第に信頼を寄せるようになり、育ての親として足りないものが多すぎると指摘しつつ彼に親としての自覚を促している。ベル坊に対しては家臣としての忠誠と保護者(母親)としての深い愛情を向けており、彼絡みのことで別人のように豹変することもある。石矢魔の生徒からは「男鹿の嫁」と勘違いされており「オガヨメ」と呼ばれている。魔界の食材を使っているせいか人間界の料理が下手らしく、その不味さは口にした誰もが倒れるほど。男鹿の母や美咲からコロッケの作り方を教わっているが、あまり上達していない(記憶を失っている間は逆に料理が上手くなっていた)。アニメ版では昼ドラをかかさずに見ている。: 日傘に仕込まれた剣これは、本人曰く「ポケットサイズまで小さくなる魔界の一品」。を武器に持ち、その魔力・戦闘能力は邪竜族にも引けを取らない。また、普段隠している左目は「コンマ数秒の動きをも見極められるほど見えすぎる」ため、右目との差に酔わないように本気で戦う時以外は閉じている。: 聖石矢魔編では、学園に潜む王族の関与しない悪魔を探るため、男鹿の従妹で名門私立校出身という設定で聖石矢魔学園に転入する。べへモットとジャバウォックが宣戦布告に来た際に捕らえられてしまい、悪魔野学園の牢獄でヨルダと再会する。柱師団に利用され衰弱しきった彼女を救うべく自ら身代わりとなり、単身で柱師団に戦いを挑むも敗北。サラマンダーの能力で一時的に記憶を失い、普段とは正反対の別人格が生じるようになる。この別人格は表情豊かで大人しく丁寧な上、男鹿を含め他人を「さん」付けで呼んでいる。ベル坊の「王子様の口づけ」によって人格を入れ替える事が可能だが、互いの記憶までは共有されない。: 第1回キャラクター人気投票での順位は3位(1506票)。:; 魔言召喚(まごんしょうかん):: 剣に魔力を集中させて攻撃する。衝撃波として放つことも可能。:; 古市貴之(ふるいち たかゆき): 声 - 水島大宙 / 近藤孝行 : 年齢:15歳→16歳、身長:175cm、誕生日:11月11日、血液型:A型、好きなもの:可愛い女子・綺麗な女子・とにかく女子、嫌いなもの:長い話、星座:さそり座: 男鹿の親友。石矢魔高校1年生。ベル坊の素性を知る数少ない人間の一人。男鹿とは小学生の頃からの幼馴染で、常日頃彼に振り回されている。銀髪(地毛)が特徴で、ルックスの良いフェミニストにしてナルシスト。己の身を挺してでも女性を庇おうとする男気も持ち合わせているが、彼女が出来たことは一度もない。美咲からは「たかちん」と呼ばれている。: 喧嘩は強くないが、頭の回転が速く策を練るのが得意な頭脳派。中学の頃の成績ならば普通に聖石矢魔高校に受かると三木に指摘されており、石矢魔高校の学年で10位以内(アニメ版での期末テストでは1位)の成績を収めている。男鹿が名を上げるに従って周囲から一目置かれるようになり、男鹿に唯一突っ込みを入れられる男「智将古市」と名が広がっているが、同時に「恥将」という不名誉なふたつ名も定着している。また、悪魔に憑依されやすい「憑依体質」の持ち主で、ベヘモットの強大な魔力に耐えきったり複数の悪魔と契約できるほどである。その体質から、ベヘモットからは「天稟の才」と呼ばれている。: 登場人物中での数少ない常識人だが、女性絡みの話題については強い興味を持ち、ヒルダや葵といった美女に囲まれる男鹿をそれぞれの事情を無視して羨んでいるアニメ版では女好きの設定が強調され、ヒルダら女性キャラからは「キモ市」というあだ名が定着している。。一方で男鹿に関わることで損な役回りにされやすく、喧嘩の共犯にされたりあらぬ誤解をかけられたりするなど苦労が絶えない。読切版や物語初期では割と落ち着いた人物だったが、回を追うごとに少々騒がしいキャラになっている。高校進学時は第一志望校から合格通知が来ていたが、男鹿の喧嘩に巻き込まれて合格を取り消され石矢魔高校へ進学することになった。: 男鹿とナーガとの戦いのとばっちりでラミアとの関係に誤解を受け、烈怒帝瑠の面々からはロリコン扱いされた上、焔王の怒りを買い全面戦争を申し込まれてしまう(アニメ版ではロリコン呼ばわりされるエピソードはカットされている)。しかし、柱師団の狙いはあくまで男鹿だったため、結局最後まで古市自身に直接危害が及ぶ事は無かった。この後も主に烈怒帝瑠の面々から敬遠されていたが、魔界のティッシュの一件以降は男鹿の弁解によりそういった扱いも受けなくなった。: 殺六縁起編では、魔界のティッシュを用いて堕天高校やサタンに立ち向かい、最終的に右手の甲に「0」の王臣紋を出現させた。2年後が舞台の最終話では、「100の顔を持つ男」という異名と共に下級生から慕われている姿が描かれた。: 第1回キャラクター人気投票での順位は5位(1319票)。; バティム・ド・エムナ・アランドロン: 声 - 高木渉: ベル坊とヒルダに仕える次元転送悪魔。外見は暑苦しい巨体にトランクス一丁というただの「ひげのオッサン」。身体が真ん中から二つに割れるようになっている。: 当初は神出鬼没だったが、なし崩しに古市の家を拠点にし、彼を「軍師」として騒動に巻き込むようになる。その際に古市の家族に三つ指をついて挨拶したり、ラミアや古市が声をかけた女性(女装も含む)に嫉妬したり、学園祭終了後から古市の事を「貴之」と呼び始めたりするなど、ホモっ気がある描写が多く見られる。現在は古市の家で暮らしており、すっかり生活に馴染んでいる。: 作中では『ドラえもん』の「どこでもドア」の如く、登場人物を別の場所へ転送する手段として登場することが多い。一度に複数の存在を転送できるため、次元転送悪魔の中では特に優秀な部類に含まれる。しかし、男鹿達を誤って魔界に転送してしまった時はさすがに限界を超えたらしく、瀕死の重傷を負った。次元転送悪魔の習性に従い、しばらく行方を眩ませていたがその後無事復活(魔力回復のために健康ランドに行っていたとのこと)。以外に手先が器用で、学校の制服を実物同様に作れる。: 川を流れていた所を大勢の人間(男鹿に喧嘩を仕掛けた不良達)を土下座させながら笑っていた男鹿を見て、その凶暴性を見初めてベル坊を託した。聖石矢魔学園編以降は聖石矢魔学園の1年6組に転入するが、高校生離れしたその外見で生徒達を驚愕させた。ベヘモット34柱師団が再び攻めて来た際には「バリサン」でヒルダを送り出し、自分も力になりたいと男鹿に志願したが、結果武器として木刀のように扱われた。: 第1回キャラクター人気投票での順位は9位(803票)。: アニメ版でのナレーションは彼が担当している設定となっており、登場シーンも原作以上に多い。:; バリサン:: ヨルダに対抗するために編み出した、次元を超越する魔界の電波を使って通信機から転送を行う新式転送術。これを行うとパンツが破けて「バリ散」状態になる。アニメ版では、魔二津での修行の末に会得したという設定になっている。:; (くにえだ あおい): 声 - 豊崎愛生: 年齢:17歳、身長:165cm、誕生日:5月15日、血液型:A型、好きなもの:木刀・歴史小説、嫌いなもの:卑怯者、星座:おうし座: 本作のもう一人のヒロイン。石矢魔高校2年および、「東邦神姫」の紅一点。黒髪のロングヘアが特徴の細身な和風美女。校内の秩序を守り無益な戦いは避けることで部下からの人望が厚くしかし実際は自身も校内の器物を破損するなど、その場の気分で好き勝手やっている。、中学卒業と同時に関東最強レディース「烈怒帝瑠」の3代目総長となり、僅か1年で石矢魔高校の女子但し、鳳城とその傘下の真生烈怒帝瑠のメンバーや元堕天高校組の鈴村のように彼女と敵対している女子生徒も存在する為、全ての女子生徒を纏め上げているわけではない。を纏め上げたカリスマ。: 石矢魔では「女王(クイーン)」と呼ばれ恐れられているものの、実は神社の娘で歳の離れた弟の世話をするなど面倒見が良く、責任感が強い真面目な性格。学校で女生徒を纏め上げている姿とのギャップを周囲に知られないよう、子守の時は眼鏡をかけて髪を結び変装している。父の影響で幼少時から剣術を叩き込まれたため自分より弱い男に興味が無く、恋愛に対する免疫が無いため些細なことで妄想に走りやすく、アニメ版ではその面が強調されている。: 「心月流抜刀術」の使い手で、木刀や薙刀の他素手での武術にも長けている。特に剣術に関しては木刀で物体を切断し、更には定規で竹光を叩き斬るほどの実力を持つ。: 神崎・姫川を撃破した男鹿を石矢魔の敵と見なして成敗を試みるが、攻撃を全てかわされた上男鹿が彼女にベル坊を押し付けようとした時の言葉が非常にプロポーズと紛らわしかったため、男鹿に好意を寄せるようになる。その後美破の陰謀に嵌められ男鹿を攻撃するが、駆けつけた寧々から真実を知り自ら敗北を認める。また、自らの誤解で騒動を招いたけじめとして烈怒帝瑠を自分の意思で引退し、総長の座を寧々に託した。しかし、一度築いた人望は厚いようで現在でも彼女達から慕われ続けている。烈怒帝瑠在籍時、学校での服装は胸にサラシを巻き特攻服を着用していたが、辞めた後は普通の制服を着ている。: 男鹿に対してはさりげなく一緒に登下校をしようと機会を窺ったり、男鹿と2人で不良達の鎮圧役を任された時は密かにガッツポーズを取ったりと年頃の乙女な一面も。いわゆるツンデレなのだが、その好意は周囲から見れば分かり易い。一方で当初はヒルダを「男鹿に子供を押しつけて世話をさせる悪魔のような女」と思い込み、彼女の挑発を受けて以降はヒルダに強い対抗意識を抱くようになる。ちなみに男鹿と初めて出会ったのは子守のための変装姿だったが、男鹿はその姿が葵であることに気付いていない。また、高ヶ嶺の魔二津で偶然出会った際、子育て仲間として親しげに接してくる男鹿の態度に驚き「正体を明かすことで彼の失望を招いてしまうかもしれない」という懸念のため、咄嗟に青井くにえ(あおい くにえ)と名乗ってその場を凌いだ。男鹿は葵とくにえは従姉妹同士だと勘違いしており、葵も彼に嫌われたくないがためにそれを通している。: 前々からベル坊の正体に疑問を持っており、焔王の出現を切っ掛けに悪魔の存在を知る。その後、祖父の計らいで男鹿の魔二津での修行に同行し、諌冬の助けを得てコマちゃんを従える。首切島での修行を終えた後、男鹿の助っ人として悪魔野学園に真剣を携えてアギエルとの一度目の対決で、木刀では強度が足りない事が露見したため。乗り込み、反旗を翻したアギエルと共に女団員との戦いに挑む。: 殺六縁起編では、鳳城率いる真正烈怒帝瑠と対決。男鹿(中身はベル坊)や寧々達を人質に取られ敗北寸前に追い込まれるも、ベル坊(中身は男鹿)の励ましを受けて胸元に「2」の王臣紋を出現させ、烈怒帝瑠3代目総長を再襲名し、鳳城を撃破した。: 第1回キャラクター人気投票での順位は4位(1491票)。: 彼女のキャラクターは、同作者が描いた読切『ニライカナイより』に登場するヒロイン「南由希(みなみ ゆき)」が原型となっている。:; 心月流::; 無刀 撫子(むとう なでしこ):::::; 抜刀術:::; 壱式 破岩菊一文字(はがんきくいちもんじ):::: 相手に突進し、神速の抜刀術を叩き込む。::::; 壱式改 破山菊一文字 追閃(はざんきくいちもんじ ついのせん)::::: 薙刀を大きく打ち下ろすように放つ。通常の壱式より威力が上がっており、一振りで大勢の石矢魔生徒を吹き飛ばした。:::; 弐式 百華乱れ桜(ひゃっかみだれざくら):::: 大きく揺れ動くような軌道を描き、相手を翻弄する抜刀術。その破壊力は石矢魔高校の校舎の壁を大破させるほど。::::; 魔装 絢爛花吹雪(まそう けんらんはなふぶき)::::: 「百華乱れ桜」を対悪魔用に鍛えた技。刀身をコマちゃんの魔力で強化し、かまいたちを纏わせることで相手を切り刻む。刃が折られてもかまいたちで攻撃が可能。:::; 参式 飛燕 燕子花(ひえん かきつばた):::: 周囲の敵を円を描いた斬撃で吹き飛ばす。:::; 伍式 水無陽炎(みずなしかげろう):::: 螺旋状の斬撃を繰り出し、相手を錐揉み状態で吹き飛ばす。:::; 六式 妖星剣舞(つるぎのまい):::: 無数の剣撃を放ち、多数の相手を一掃する。:; 暗黒武闘(あんこくぶとう):::; コマちゃん:: 声 - 龍田直樹:: 魔二津の山の天狗塚に住んでいる天狗で「シーサリオン」と呼ばれる悪魔。関西弁で喋る(演じる龍田も和歌山県出身)。普段はシーサーをマスコットキャラにしたような外見だが、戦闘時には巨大な獣の姿を見せる。かまいたちのような力を持ち、魔力には一種の匂いがある。:: 性格はスケベオヤジそのもので、諫冬が悪魔を払う際は力を貸す代わりに彼女にセクハラ的な質問をしていた。葵にも同様の質問をしたが、彼女を怒らせて祠もろとも叩きのめされた。その後諫冬の計らいで葵に協力しているが、相変わらずセクハラ行為をしては葵に成敗されている。真の姿の時でもお構いなくセクハラ絡みの会話をする。:: 修学旅行では、女部屋に忍び込んだことで葵にトイレに流され、海を漂っていたところを哀場に助けられた。その後の男鹿と哀場の決闘では哀場に力を貸すものの、男鹿の「魔王の咆哮」に敗れる。殺六縁起編では鳳城の体目当てで彼女に魔力を貸していたが、鳳城が敗北した際に姿を見せてしまい葵に成敗された。:: 彼のキャラクターは、同作者の読切『ニライカナイより』の登場キャラクター「シーサ」が原型となっている。 ) : ウィキペディア日本語版
べるぜバブの登場人物(べるぜバブのとうじょうじんぶつ)では、週刊少年ジャンプで連載中の田村隆平の漫画作品『べるぜバブ』の登場人物について記述する。なお、声優は特記事項がない場合、JSAT'10版のアニメ・テレビアニメ版、VOMIC第1弾の順とする。テレビアニメのみの場合はそちらのみを記載する。== 主要人物 ==; 男鹿辰巳(おが たつみ): 声 - 小西克幸 / 同左: 年齢:15歳→16歳、身長:179cm、誕生日:8月31日、血液型:B型、好きなもの:コロッケ・他人の土下座、嫌いなもの:長い話、星座:おとめ座: 本作の主人公。石矢魔高校1年生。学校では、姉・美咲に改造された短ランを着用している。周囲のヤンキーからは「アバレオーガ」の名で恐れられており、ベル坊を連れるようになってからは「子連れ番長」のふたつ名も加わった。由加からは「男鹿っち」、夏目と相沢からは「男鹿ちゃん」とよばれている。: 本人は「心優しい若者」を自称しているが、その形相は悪魔そのもの。性格は天然で鈍くドSなひねくれ者で、一度刃向かった者は徹底的に叩きのめした上で土下座させるただし女性に対しては決して本気で手を上げず、家族に対しても反抗的な態度は取らない。また、他の不良と違い髪を染めたりピアスをしたりすることもない。。目的のためにストレートかつ短絡的に即行動に移すため、結果的に東邦神姫を撃破したり、葵に紛らわしいことを言ったりしている。また、決定事項には妙に律儀で、聖石矢魔学園からの退学処分が決定した時には東条共々一度はあっさりと受け入れようとし、退学の懸かったバレーボールの練習には積極的ではないが初回から参加していた。テレビゲームが好きで、よくドラゴンクエストシリーズに絡めた台詞を発する。「寒波」「おやじ」などのシュールな文字入りTシャツを好んで着る。: ひょんなことからベル坊を拾い、不本意ながら育て親となる。気付かぬ内にベル坊との契約が成立し人間の血を悪魔が取り込むことで契約が成立するため、第1話でヒルダに襲われた際に流れた血がベル坊に付着したことが原因と思われる。、彼と15m以上離れることが出来なくなった(現在は成長し、18m位までなら離れても大丈夫になった)。その証として右手の甲に「蠅王紋(ゼブルスペル)」があり、普段は学校でもベル坊を背負っている。並の不良を遥かに超えた身体能力と常人ではありえない程の魔力耐性を持ち、ベル坊の力を最大限に引き出すことができる。: 小学5年生の頃に古市と出会うまでは、その目つきの悪さや姉の美咲が烈怒帝瑠の総長を務めていたことが原因で周囲から孤立し、友達と呼べるような人間がいなかった。初めての喧嘩は生後3か月の時、美咲とだったが敗北した。 : ベル坊に対してはぞんざいな態度を取ることも多いが、なんだかんだ言いながら親として面倒を見ている。ベル坊が東条の背におぶさっている姿を見た時は激しく動揺し、支離滅裂な言葉を口走りながら川に向かって突進した。: ベル坊が泣く度に電撃を受ける生活から抜け出すために自分より凶悪な者にベル坊を押し付けようとするが自身の性格の改善はせず、結果的に石矢魔高校の頂点に立ち校舎を全壊。聖石矢魔学園でも問題を起こすなど余計に親としての資格を強めていき、ベヘモット34柱師団の襲来の後は自身の力不足を痛感しながら、正義感や責任感を持つ性格に成長していく。一刀斎や早乙女の下で修業を受けベル坊の力をより引き出せるようになり、更にベル坊の親としての自覚を持ち、彼に人間を滅ぼさせないと宣言した。: 殺六縁起編では、奈須・鷹宮を撃破した後、ベル坊の母・アイリスがいるロサンゼルスのソロモン商会の本部を訪れ、ベル坊との出会いからこれまでに至るまでの戦いが全てソロモン商会に仕組まれていたことを知る。そこで自分の役割がここまでと悟りベル坊と別れて日本に戻るが、邦枝に叱責されたことで決意を改め、ベル坊とのリンクを取り戻し、激闘の末に藤とサタンに勝利する。: 最終回では、七大罪の会議があるということで殺六縁起と共に再び魔界に渡り(実際には次の世代を育てるための大魔王のしごきだったらしい)、2年後の自身の卒業式ではベル坊の妹・ニコを連れて帰ってきた。: 第1回キャラクター人気投票での順位は2位(1671票)。:; 減り込みパンチ・減り込みキック・超(スーパー)減り込みパンチ:: 相手を壁や天井に理不尽に減り込ませる、ただの暴力。:; 心月流::; 無刀 撫子(むとう なでしこ)::: 心月流の技の中でも基礎中の基礎。衝撃を分散させずに一点に集中することで石をも割る。戦国時代には「鎧通し」と呼ばれた技。男鹿は修行の末、巨大な岩をも割ることに成功した。:; 魔王の咆哮(ゼブルブラスト):: 蠅王紋を発動させ、拳を突き出すと同時にベル坊の魔力である強力な電撃を放つ。目くらましや後ろの相手だけを狙うといった使い方も出来る。:; 魔王の烙印(ゼブルエンブレム):: 敵に蠅王紋を目印として乗せ、そこに攻撃を与えることでその分だけ強烈な爆発を起こす。また、自分の足元に出現させて爆発させることでジャンプ力を上げることも可能。:; 魔王の大晩餐会(スーパーミルクタイム) / 暗黒武闘(あんこくぶとう):: ベル坊のミルクを男鹿が飲むことでベル坊との境界を曖昧にし、無理矢理シンクロする禁術。ベル坊の魔力をほぼそのまま引き出すことができるが、5分以上使用すると体が崩壊するリスクもある。完全にシンクロした際にはベル坊と融合し、蠅王の翼が現れ人格がベル坊に入れ替わる。元に戻った時は副作用でしばらく男鹿とベル坊の体が入れ替わるほか、使う度にベル坊の成長を促す効果もある。酔天との修行後はミルク摂取量を400ccに抑えることで完全に制御出来るようになり、ベル坊の身体能力も強化されている。また、奈須との戦いではベル坊と融合しても男鹿自身の意識を保ち、尚且つ自分の意思でベル坊との分離が可能になっている(ただし、ベル坊と体が入れ替わる点は改善されていない)。::; 連鎖大爆殺::: 元々は大魔王の技。辺り一面に無数の「魔王の烙印」を発生させ、連鎖による大爆発を起こす。:::; 魔王大爆殺「終」(ゼブルフィニッシャー):::: 「連鎖大爆殺」に改良を加えた男鹿とベル坊の技。上空に展開した無数の蠅王紋を自身の両拳に収束させ、その魔力を強大なエネルギー波として一気に放出する。王臣紋を与えた者達から力を借りることでさらに威力を上げることが出来る。::; 暗黒 魔王の烙印(あんこく ゼブルエンブレム)::: 暗黒武闘の状態で、より大きな「魔王の烙印」を放つ。::; スーパーコロッケタイム::: アニメオリジナル技。「魔王の大晩餐会」とは逆にベル坊が人間界の食べ物(コロッケ)を食べることでシンクロする。また、完全にシンクロしても逆に男鹿の意識の方が強く残る。:; お父さんスイッチ:: 自らの肉体の中で紋章術の制御する魔力(白)と暗黒武闘の同化する魔力(黒)をぶつけることで、残りの魔力を最大限に発揮する技。見た目は男鹿がベル坊の無茶振りに応えて思いつきの技名を叫びながら渾身の一撃を放つという無茶苦茶な技で、やせ我慢とベル坊のためにただ頑張るだけの精神論的な技だが、「ただ頑張るだけが覚醒するより弱いって誰が決めたんだよ!!」と言う男鹿の言葉通り、この技の発動中は肉体の覚醒状態と同等以上の力を発揮する。当初はまぐれに近いバランスの悪い技法だったが、後の鷹宮との戦いで「対消滅エネルギー」として完全に開花した。:: 技の由来は日本放送協会の教育番組ピタゴラスイッチのコーナー「おとうさんスイッチ」。::; 対消滅エネルギー::: 鷹宮との戦いで作り出した技。早乙女曰く「紋章術と暗黒武闘の二つ共を学んだ男鹿だけに許された絶技」であり、「お父さんスイッチ」の完成形。上空に超巨大な蠅王紋を展開し、紋章術と暗黒武闘の相反する術式が圧倒的な魔力を生み出す。この魔力下ではベル坊の王臣紋の力は強化され、敵の悪魔の動きは封じられる。また、上空の蠅王紋からレーザーを落とすことも出来る。:::; 究極(アルティメット) 減り込みパンチ:::: 「対消滅エネルギー」を発動させた状態で放つ超強力な「減り込みパンチ」。:; ベル坊 / カイゼル・デ・エンペラーナ・ベルゼバブ4世:: 声 - 沢城みゆき / 藤村歩:: 実際年齢:人間界でいえば2歳と9ヶ月位(第187話時点) :: 本作のもう一人の主人公。大魔王の息子で、魔界の第二王子である男の子の赤ん坊。緑色の髪が特徴。常に全裸だが、これは本人のこだわりとの事海外版と『ジェイスターズ ビクトリーバーサス』ではオムツを穿いている。。男鹿の家族曰く「目つきが辰巳にそっくり」らしい。普段はおしゃぶりを咥えている。男鹿姉弟や古市からは「ベル坊」、男鹿の両親や葵からは「ベルちゃん」、東条からは「ベル」、ヒルダ達悪魔からは「坊っちゃま」「ベルゼ様」などと呼ばれている。:: 大魔王の気紛れから人間界に送り込まれ、そこで初めて出会った男鹿に懐いている。殆ど言葉を話す事ができなかったため、基本的には「ダ」「ダブ」などの赤ちゃん言葉を口にしていた。『ごはんくん』のアニメに嵌っている。アニメ版では男鹿と同様にコロッケが好物。虫が苦手で死にかけの蝉に泣かされたが、男鹿と特訓して勝てるようになった。:: 泣き虫であり、泣き出したり癇癪を起こしたりすると電撃を放ち、あまりに大泣きした場合は男鹿か大魔王でなければ手がつけられない。また、親である男鹿が15m以上離れると即死レベルの電撃を放つ(現在は成長し、18m位離れても我慢できるようになった)。この距離はいわゆるベル坊が人間界で認識できる世界の広さにして物怖じせずに保護者から離れて遊べる範囲であり、魔動ミニ自動車に乗った時は高揚感でリンクの範囲が一気に広まった。男鹿を触媒として絶大な魔力を放つことが出来るが、男鹿と接触していなければ癇癪以外では魔力を使えず、力は同年代の人間以下になる。おもらしは周囲を洪水状態にするほど凄まじい。夏休み最終間近で魔界に里帰りした時は、魔力を開放し巨大化してベツ人28号(命名は男鹿)になりヴラドの主と戦って勝利した。:: ベヘモット34柱師団の襲撃を受けた後、男鹿と共に魔二津へ修行に行く。早乙女に弟子入りし、修行から戻ってきた時にはヒルダに「たくましい顔つきになった」と評され、癇癪を起こすことも殆ど無くなるなど、精神的な成長を遂げている。:: 殺六縁起編では、男鹿と共にロサンゼルスのソロモン商会本部で、自身の母であるアイリスと出会う。そこで自身の力の覚醒を遂げたが、男鹿にアイリスと共に魔界に帰るよう告げられ、涙ながらに初めて彼を「とーたん」と呼んだ。しかし、藤との戦いで邦枝に叱責された男鹿に通信機で魔界から呼び出され再び彼とリンクし、共に藤とサタンを倒した。:: 2年後の世界が舞台の最終話では、卒業式に男鹿と共に魔界から帰還する。見た目は全く変わっていないが、男鹿によれば二言ほど話せるようになったらしい(一つは「フルチン」)。:: 葵の弟・光太にライバル心を抱いており、何かと小競り合いになる。また、番外編では男鹿に懐いていた猫・コロッケに嫉妬する一面もあった。:: 名前の元ネタは異教神ベルゼブブ。:: 第1回キャラクター人気投票での順位は1位(1778票)。:; ヒルダ / ヒルデガルダ: 声 - 伊藤静 / 植田佳奈: 年齢:16歳: 本作のヒロイン。魔界屈指の名家に生まれた、トップエリートの侍女悪魔。左目が前髪によって隠れ、胸部辺りを大きく空けたゴスロリ服を着ている金髪の巨乳美女。人間とは未契約。14歳の時からベル坊に仕えている。: 大魔王から「息子(ベル坊)を適当に人間に育てさせながら人間界を滅ぼせ」と命じられ、アランドロンと共に人間界に来た。男鹿の家族に初対面で三つ指をついて挨拶したことから「辰巳が妊娠させたマカオ人(「魔界」の聞き間違い)の彼女」と誤解され、そのまま居候している。性格はかなりキツく男鹿と張れるほどのドSで、ベル坊と男鹿の家族以外の人間には常に高圧的な態度を取る。男鹿の事は「ドブ男」などと呼び罵倒しつつも次第に信頼を寄せるようになり、育ての親として足りないものが多すぎると指摘しつつ彼に親としての自覚を促している。ベル坊に対しては家臣としての忠誠と保護者(母親)としての深い愛情を向けており、彼絡みのことで別人のように豹変することもある。石矢魔の生徒からは「男鹿の嫁」と勘違いされており「オガヨメ」と呼ばれている。魔界の食材を使っているせいか人間界の料理が下手らしく、その不味さは口にした誰もが倒れるほど。男鹿の母や美咲からコロッケの作り方を教わっているが、あまり上達していない(記憶を失っている間は逆に料理が上手くなっていた)。アニメ版では昼ドラをかかさずに見ている。: 日傘に仕込まれた剣これは、本人曰く「ポケットサイズまで小さくなる魔界の一品」。を武器に持ち、その魔力・戦闘能力は邪竜族にも引けを取らない。また、普段隠している左目は「コンマ数秒の動きをも見極められるほど見えすぎる」ため、右目との差に酔わないように本気で戦う時以外は閉じている。: 聖石矢魔編では、学園に潜む王族の関与しない悪魔を探るため、男鹿の従妹で名門私立校出身という設定で聖石矢魔学園に転入する。べへモットとジャバウォックが宣戦布告に来た際に捕らえられてしまい、悪魔野学園の牢獄でヨルダと再会する。柱師団に利用され衰弱しきった彼女を救うべく自ら身代わりとなり、単身で柱師団に戦いを挑むも敗北。サラマンダーの能力で一時的に記憶を失い、普段とは正反対の別人格が生じるようになる。この別人格は表情豊かで大人しく丁寧な上、男鹿を含め他人を「さん」付けで呼んでいる。ベル坊の「王子様の口づけ」によって人格を入れ替える事が可能だが、互いの記憶までは共有されない。: 第1回キャラクター人気投票での順位は3位(1506票)。:; 魔言召喚(まごんしょうかん):: 剣に魔力を集中させて攻撃する。衝撃波として放つことも可能。:; 古市貴之(ふるいち たかゆき): 声 - 水島大宙 / 近藤孝行 : 年齢:15歳→16歳、身長:175cm、誕生日:11月11日、血液型:A型、好きなもの:可愛い女子・綺麗な女子・とにかく女子、嫌いなもの:長い話、星座:さそり座: 男鹿の親友。石矢魔高校1年生。ベル坊の素性を知る数少ない人間の一人。男鹿とは小学生の頃からの幼馴染で、常日頃彼に振り回されている。銀髪(地毛)が特徴で、ルックスの良いフェミニストにしてナルシスト。己の身を挺してでも女性を庇おうとする男気も持ち合わせているが、彼女が出来たことは一度もない。美咲からは「たかちん」と呼ばれている。: 喧嘩は強くないが、頭の回転が速く策を練るのが得意な頭脳派。中学の頃の成績ならば普通に聖石矢魔高校に受かると三木に指摘されており、石矢魔高校の学年で10位以内(アニメ版での期末テストでは1位)の成績を収めている。男鹿が名を上げるに従って周囲から一目置かれるようになり、男鹿に唯一突っ込みを入れられる男「智将古市」と名が広がっているが、同時に「恥将」という不名誉なふたつ名も定着している。また、悪魔に憑依されやすい「憑依体質」の持ち主で、ベヘモットの強大な魔力に耐えきったり複数の悪魔と契約できるほどである。その体質から、ベヘモットからは「天稟の才」と呼ばれている。: 登場人物中での数少ない常識人だが、女性絡みの話題については強い興味を持ち、ヒルダや葵といった美女に囲まれる男鹿をそれぞれの事情を無視して羨んでいるアニメ版では女好きの設定が強調され、ヒルダら女性キャラからは「キモ市」というあだ名が定着している。。一方で男鹿に関わることで損な役回りにされやすく、喧嘩の共犯にされたりあらぬ誤解をかけられたりするなど苦労が絶えない。読切版や物語初期では割と落ち着いた人物だったが、回を追うごとに少々騒がしいキャラになっている。高校進学時は第一志望校から合格通知が来ていたが、男鹿の喧嘩に巻き込まれて合格を取り消され石矢魔高校へ進学することになった。: 男鹿とナーガとの戦いのとばっちりでラミアとの関係に誤解を受け、烈怒帝瑠の面々からはロリコン扱いされた上、焔王の怒りを買い全面戦争を申し込まれてしまう(アニメ版ではロリコン呼ばわりされるエピソードはカットされている)。しかし、柱師団の狙いはあくまで男鹿だったため、結局最後まで古市自身に直接危害が及ぶ事は無かった。この後も主に烈怒帝瑠の面々から敬遠されていたが、魔界のティッシュの一件以降は男鹿の弁解によりそういった扱いも受けなくなった。: 殺六縁起編では、魔界のティッシュを用いて堕天高校やサタンに立ち向かい、最終的に右手の甲に「0」の王臣紋を出現させた。2年後が舞台の最終話では、「100の顔を持つ男」という異名と共に下級生から慕われている姿が描かれた。: 第1回キャラクター人気投票での順位は5位(1319票)。; バティム・ド・エムナ・アランドロン: 声 - 高木渉: ベル坊とヒルダに仕える次元転送悪魔。外見は暑苦しい巨体にトランクス一丁というただの「ひげのオッサン」。身体が真ん中から二つに割れるようになっている。: 当初は神出鬼没だったが、なし崩しに古市の家を拠点にし、彼を「軍師」として騒動に巻き込むようになる。その際に古市の家族に三つ指をついて挨拶したり、ラミアや古市が声をかけた女性(女装も含む)に嫉妬したり、学園祭終了後から古市の事を「貴之」と呼び始めたりするなど、ホモっ気がある描写が多く見られる。現在は古市の家で暮らしており、すっかり生活に馴染んでいる。: 作中では『ドラえもん』の「どこでもドア」の如く、登場人物を別の場所へ転送する手段として登場することが多い。一度に複数の存在を転送できるため、次元転送悪魔の中では特に優秀な部類に含まれる。しかし、男鹿達を誤って魔界に転送してしまった時はさすがに限界を超えたらしく、瀕死の重傷を負った。次元転送悪魔の習性に従い、しばらく行方を眩ませていたがその後無事復活(魔力回復のために健康ランドに行っていたとのこと)。以外に手先が器用で、学校の制服を実物同様に作れる。: 川を流れていた所を大勢の人間(男鹿に喧嘩を仕掛けた不良達)を土下座させながら笑っていた男鹿を見て、その凶暴性を見初めてベル坊を託した。聖石矢魔学園編以降は聖石矢魔学園の1年6組に転入するが、高校生離れしたその外見で生徒達を驚愕させた。ベヘモット34柱師団が再び攻めて来た際には「バリサン」でヒルダを送り出し、自分も力になりたいと男鹿に志願したが、結果武器として木刀のように扱われた。: 第1回キャラクター人気投票での順位は9位(803票)。: アニメ版でのナレーションは彼が担当している設定となっており、登場シーンも原作以上に多い。:; バリサン:: ヨルダに対抗するために編み出した、次元を超越する魔界の電波を使って通信機から転送を行う新式転送術。これを行うとパンツが破けて「バリ散」状態になる。アニメ版では、魔二津での修行の末に会得したという設定になっている。:; (くにえだ あおい): 声 - 豊崎愛生: 年齢:17歳、身長:165cm、誕生日:5月15日、血液型:A型、好きなもの:木刀・歴史小説、嫌いなもの:卑怯者、星座:おうし座: 本作のもう一人のヒロイン。石矢魔高校2年および、「東邦神姫」の紅一点。黒髪のロングヘアが特徴の細身な和風美女。校内の秩序を守り無益な戦いは避けることで部下からの人望が厚くしかし実際は自身も校内の器物を破損するなど、その場の気分で好き勝手やっている。、中学卒業と同時に関東最強レディース「烈怒帝瑠」の3代目総長となり、僅か1年で石矢魔高校の女子但し、鳳城とその傘下の真生烈怒帝瑠のメンバーや元堕天高校組の鈴村のように彼女と敵対している女子生徒も存在する為、全ての女子生徒を纏め上げているわけではない。を纏め上げたカリスマ。: 石矢魔では「女王(クイーン)」と呼ばれ恐れられているものの、実は神社の娘で歳の離れた弟の世話をするなど面倒見が良く、責任感が強い真面目な性格。学校で女生徒を纏め上げている姿とのギャップを周囲に知られないよう、子守の時は眼鏡をかけて髪を結び変装している。父の影響で幼少時から剣術を叩き込まれたため自分より弱い男に興味が無く、恋愛に対する免疫が無いため些細なことで妄想に走りやすく、アニメ版ではその面が強調されている。: 「心月流抜刀術」の使い手で、木刀や薙刀の他素手での武術にも長けている。特に剣術に関しては木刀で物体を切断し、更には定規で竹光を叩き斬るほどの実力を持つ。: 神崎・姫川を撃破した男鹿を石矢魔の敵と見なして成敗を試みるが、攻撃を全てかわされた上男鹿が彼女にベル坊を押し付けようとした時の言葉が非常にプロポーズと紛らわしかったため、男鹿に好意を寄せるようになる。その後美破の陰謀に嵌められ男鹿を攻撃するが、駆けつけた寧々から真実を知り自ら敗北を認める。また、自らの誤解で騒動を招いたけじめとして烈怒帝瑠を自分の意思で引退し、総長の座を寧々に託した。しかし、一度築いた人望は厚いようで現在でも彼女達から慕われ続けている。烈怒帝瑠在籍時、学校での服装は胸にサラシを巻き特攻服を着用していたが、辞めた後は普通の制服を着ている。: 男鹿に対してはさりげなく一緒に登下校をしようと機会を窺ったり、男鹿と2人で不良達の鎮圧役を任された時は密かにガッツポーズを取ったりと年頃の乙女な一面も。いわゆるツンデレなのだが、その好意は周囲から見れば分かり易い。一方で当初はヒルダを「男鹿に子供を押しつけて世話をさせる悪魔のような女」と思い込み、彼女の挑発を受けて以降はヒルダに強い対抗意識を抱くようになる。ちなみに男鹿と初めて出会ったのは子守のための変装姿だったが、男鹿はその姿が葵であることに気付いていない。また、高ヶ嶺の魔二津で偶然出会った際、子育て仲間として親しげに接してくる男鹿の態度に驚き「正体を明かすことで彼の失望を招いてしまうかもしれない」という懸念のため、咄嗟に青井くにえ(あおい くにえ)と名乗ってその場を凌いだ。男鹿は葵とくにえは従姉妹同士だと勘違いしており、葵も彼に嫌われたくないがためにそれを通している。: 前々からベル坊の正体に疑問を持っており、焔王の出現を切っ掛けに悪魔の存在を知る。その後、祖父の計らいで男鹿の魔二津での修行に同行し、諌冬の助けを得てコマちゃんを従える。首切島での修行を終えた後、男鹿の助っ人として悪魔野学園に真剣を携えてアギエルとの一度目の対決で、木刀では強度が足りない事が露見したため。乗り込み、反旗を翻したアギエルと共に女団員との戦いに挑む。: 殺六縁起編では、鳳城率いる真正烈怒帝瑠と対決。男鹿(中身はベル坊)や寧々達を人質に取られ敗北寸前に追い込まれるも、ベル坊(中身は男鹿)の励ましを受けて胸元に「2」の王臣紋を出現させ、烈怒帝瑠3代目総長を再襲名し、鳳城を撃破した。: 第1回キャラクター人気投票での順位は4位(1491票)。: 彼女のキャラクターは、同作者が描いた読切『ニライカナイより』に登場するヒロイン「南由希(みなみ ゆき)」が原型となっている。:; 心月流::; 無刀 撫子(むとう なでしこ):::::; 抜刀術:::; 壱式 破岩菊一文字(はがんきくいちもんじ):::: 相手に突進し、神速の抜刀術を叩き込む。::::; 壱式改 破山菊一文字 追閃(はざんきくいちもんじ ついのせん)::::: 薙刀を大きく打ち下ろすように放つ。通常の壱式より威力が上がっており、一振りで大勢の石矢魔生徒を吹き飛ばした。:::; 弐式 百華乱れ桜(ひゃっかみだれざくら):::: 大きく揺れ動くような軌道を描き、相手を翻弄する抜刀術。その破壊力は石矢魔高校の校舎の壁を大破させるほど。::::; 魔装 絢爛花吹雪(まそう けんらんはなふぶき)::::: 「百華乱れ桜」を対悪魔用に鍛えた技。刀身をコマちゃんの魔力で強化し、かまいたちを纏わせることで相手を切り刻む。刃が折られてもかまいたちで攻撃が可能。:::; 参式 飛燕 燕子花(ひえん かきつばた):::: 周囲の敵を円を描いた斬撃で吹き飛ばす。:::; 伍式 水無陽炎(みずなしかげろう):::: 螺旋状の斬撃を繰り出し、相手を錐揉み状態で吹き飛ばす。:::; 六式 妖星剣舞(つるぎのまい):::: 無数の剣撃を放ち、多数の相手を一掃する。:; 暗黒武闘(あんこくぶとう):::; コマちゃん:: 声 - 龍田直樹:: 魔二津の山の天狗塚に住んでいる天狗で「シーサリオン」と呼ばれる悪魔。関西弁で喋る(演じる龍田も和歌山県出身)。普段はシーサーをマスコットキャラにしたような外見だが、戦闘時には巨大な獣の姿を見せる。かまいたちのような力を持ち、魔力には一種の匂いがある。:: 性格はスケベオヤジそのもので、諫冬が悪魔を払う際は力を貸す代わりに彼女にセクハラ的な質問をしていた。葵にも同様の質問をしたが、彼女を怒らせて祠もろとも叩きのめされた。その後諫冬の計らいで葵に協力しているが、相変わらずセクハラ行為をしては葵に成敗されている。真の姿の時でもお構いなくセクハラ絡みの会話をする。:: 修学旅行では、女部屋に忍び込んだことで葵にトイレに流され、海を漂っていたところを哀場に助けられた。その後の男鹿と哀場の決闘では哀場に力を貸すものの、男鹿の「魔王の咆哮」に敗れる。殺六縁起編では鳳城の体目当てで彼女に魔力を貸していたが、鳳城が敗北した際に姿を見せてしまい葵に成敗された。:: 彼のキャラクターは、同作者の読切『ニライカナイより』の登場キャラクター「シーサ」が原型となっている。[べるぜばぶのとうじょうじんぶつ]

べるぜバブの登場人物(べるぜバブのとうじょうじんぶつ)では、週刊少年ジャンプで連載中の田村隆平漫画作品『べるぜバブ』の登場人物について記述する。なお、声優は特記事項がない場合、JSAT'10版のアニメテレビアニメ版、VOMIC第1弾の順とする。テレビアニメのみの場合はそちらのみを記載する。
== 主要人物 ==

; 男鹿辰巳(おが たつみ)
: 声 - 小西克幸 / 同左
: 年齢:15歳→16歳、身長:179cm、誕生日:8月31日血液型:B型、好きなもの:コロッケ・他人の土下座、嫌いなもの:長い話、星座:おとめ座
: 本作の主人公。石矢魔高校1年生。学校では、姉・美咲に改造された短ランを着用している。周囲のヤンキーからは「アバレオーガ」の名で恐れられており、ベル坊を連れるようになってからは「子連れ番長」のふたつ名も加わった。由加からは「男鹿っち」、夏目と相沢からは「男鹿ちゃん」とよばれている。
: 本人は「心優しい若者」を自称しているが、その形相は悪魔そのもの。性格は天然で鈍くドSなひねくれ者で、一度刃向かった者は徹底的に叩きのめした上で土下座させる〔ただし女性に対しては決して本気で手を上げず、家族に対しても反抗的な態度は取らない。また、他の不良と違い髪を染めたりピアスをしたりすることもない。〕。目的のためにストレートかつ短絡的に即行動に移すため、結果的に東邦神姫を撃破したり、葵に紛らわしいことを言ったりしている。また、決定事項には妙に律儀で、聖石矢魔学園からの退学処分が決定した時には東条共々一度はあっさりと受け入れようとし、退学の懸かったバレーボールの練習には積極的ではないが初回から参加していた。テレビゲームが好きで、よくドラゴンクエストシリーズに絡めた台詞を発する。「寒波」「おやじ」などのシュールな文字入りTシャツを好んで着る。
: ひょんなことからベル坊を拾い、不本意ながら育て親となる。気付かぬ内にベル坊との契約が成立し〔人間の血を悪魔が取り込むことで契約が成立するため、第1話でヒルダに襲われた際に流れた血がベル坊に付着したことが原因と思われる。〕、彼と15m以上離れることが出来なくなった(現在は成長し、18m位までなら離れても大丈夫になった)。その証として右手の甲に「蠅王紋(ゼブルスペル)」があり、普段は学校でもベル坊を背負っている。並の不良を遥かに超えた身体能力と常人ではありえない程の魔力耐性を持ち、ベル坊の力を最大限に引き出すことができる。
: 小学5年生の頃に古市と出会うまでは、その目つきの悪さや姉の美咲が烈怒帝瑠の総長を務めていたことが原因で周囲から孤立し、友達と呼べるような人間がいなかった。初めての喧嘩は生後3か月の時、美咲とだったが敗北した。
: ベル坊に対してはぞんざいな態度を取ることも多いが、なんだかんだ言いながら親として面倒を見ている。ベル坊が東条の背におぶさっている姿を見た時は激しく動揺し、支離滅裂な言葉を口走りながら川に向かって突進した。
: ベル坊が泣く度に電撃を受ける生活から抜け出すために自分より凶悪な者にベル坊を押し付けようとするが自身の性格の改善はせず、結果的に石矢魔高校の頂点に立ち校舎を全壊。聖石矢魔学園でも問題を起こすなど余計に親としての資格を強めていき、ベヘモット34柱師団の襲来の後は自身の力不足を痛感しながら、正義感や責任感を持つ性格に成長していく。一刀斎や早乙女の下で修業を受けベル坊の力をより引き出せるようになり、更にベル坊の親としての自覚を持ち、彼に人間を滅ぼさせないと宣言した。
: 殺六縁起編では、奈須・鷹宮を撃破した後、ベル坊の母・アイリスがいるロサンゼルスのソロモン商会の本部を訪れ、ベル坊との出会いからこれまでに至るまでの戦いが全てソロモン商会に仕組まれていたことを知る。そこで自分の役割がここまでと悟りベル坊と別れて日本に戻るが、邦枝に叱責されたことで決意を改め、ベル坊とのリンクを取り戻し、激闘の末に藤とサタンに勝利する。
: 最終回では、七大罪の会議があるということで殺六縁起と共に再び魔界に渡り(実際には次の世代を育てるための大魔王のしごきだったらしい)、2年後の自身の卒業式ではベル坊の妹・ニコを連れて帰ってきた。
: 第1回キャラクター人気投票での順位は2位(1671票)。
:; 減り込みパンチ・減り込みキック・超(スーパー)減り込みパンチ
:: 相手を壁や天井に理不尽に減り込ませる、ただの暴力。
:; 心月流
::; 無刀 撫子(むとう なでしこ)
::: 心月流の技の中でも基礎中の基礎。衝撃を分散させずに一点に集中することで石をも割る。戦国時代には「鎧通し」と呼ばれた技。男鹿は修行の末、巨大な岩をも割ることに成功した。
:; 魔王の咆哮(ゼブルブラスト)
:: 蠅王紋を発動させ、拳を突き出すと同時にベル坊の魔力である強力な電撃を放つ。目くらましや後ろの相手だけを狙うといった使い方も出来る。
:; 魔王の烙印(ゼブルエンブレム)
:: 敵に蠅王紋を目印として乗せ、そこに攻撃を与えることでその分だけ強烈な爆発を起こす。また、自分の足元に出現させて爆発させることでジャンプ力を上げることも可能。
:; 魔王の大晩餐会(スーパーミルクタイム) / 暗黒武闘(あんこくぶとう)
:: ベル坊のミルクを男鹿が飲むことでベル坊との境界を曖昧にし、無理矢理シンクロする禁術。ベル坊の魔力をほぼそのまま引き出すことができるが、5分以上使用すると体が崩壊するリスクもある。完全にシンクロした際にはベル坊と融合し、蠅王の翼が現れ人格がベル坊に入れ替わる。元に戻った時は副作用でしばらく男鹿とベル坊の体が入れ替わるほか、使う度にベル坊の成長を促す効果もある。酔天との修行後はミルク摂取量を400ccに抑えることで完全に制御出来るようになり、ベル坊の身体能力も強化されている。また、奈須との戦いではベル坊と融合しても男鹿自身の意識を保ち、尚且つ自分の意思でベル坊との分離が可能になっている(ただし、ベル坊と体が入れ替わる点は改善されていない)。
::; 連鎖大爆殺
::: 元々は大魔王の技。辺り一面に無数の「魔王の烙印」を発生させ、連鎖による大爆発を起こす。
:::; 魔王大爆殺「終」(ゼブルフィニッシャー)
:::: 「連鎖大爆殺」に改良を加えた男鹿とベル坊の技。上空に展開した無数の蠅王紋を自身の両拳に収束させ、その魔力を強大なエネルギー波として一気に放出する。王臣紋を与えた者達から力を借りることでさらに威力を上げることが出来る。
::; 暗黒 魔王の烙印(あんこく ゼブルエンブレム)
::: 暗黒武闘の状態で、より大きな「魔王の烙印」を放つ。
::; スーパーコロッケタイム
::: アニメオリジナル技。「魔王の大晩餐会」とは逆にベル坊が人間界の食べ物(コロッケ)を食べることでシンクロする。また、完全にシンクロしても逆に男鹿の意識の方が強く残る。
:; お父さんスイッチ
:: 自らの肉体の中で紋章術の制御する魔力(白)と暗黒武闘の同化する魔力(黒)をぶつけることで、残りの魔力を最大限に発揮する技。見た目は男鹿がベル坊の無茶振りに応えて思いつきの技名を叫びながら渾身の一撃を放つという無茶苦茶な技で、やせ我慢とベル坊のためにただ頑張るだけの精神論的な技だが、「ただ頑張るだけが覚醒するより弱いって誰が決めたんだよ!!」と言う男鹿の言葉通り、この技の発動中は肉体の覚醒状態と同等以上の力を発揮する。当初はまぐれに近いバランスの悪い技法だったが、後の鷹宮との戦いで「対消滅エネルギー」として完全に開花した。
:: 技の由来は日本放送協会の教育番組ピタゴラスイッチのコーナー「おとうさんスイッチ」。
::; 対消滅エネルギー
::: 鷹宮との戦いで作り出した技。早乙女曰く「紋章術と暗黒武闘の二つ共を学んだ男鹿だけに許された絶技」であり、「お父さんスイッチ」の完成形。上空に超巨大な蠅王紋を展開し、紋章術と暗黒武闘の相反する術式が圧倒的な魔力を生み出す。この魔力下ではベル坊の王臣紋の力は強化され、敵の悪魔の動きは封じられる。また、上空の蠅王紋からレーザーを落とすことも出来る。
:::; 究極(アルティメット) 減り込みパンチ
:::: 「対消滅エネルギー」を発動させた状態で放つ超強力な「減り込みパンチ」。
:; ベル坊 / カイゼル・デ・エンペラーナ・ベルゼバブ4世
:: 声 - 沢城みゆき / 藤村歩
:: 実際年齢:人間界でいえば2歳と9ヶ月位(第187話時点) 
:: 本作のもう一人の主人公。大魔王の息子で、魔界の第二王子である男の子の赤ん坊。緑色の髪が特徴。常に全裸だが、これは本人のこだわりとの事〔海外版と『ジェイスターズ ビクトリーバーサス』ではオムツを穿いている。〕。男鹿の家族曰く「目つきが辰巳にそっくり」らしい。普段はおしゃぶりを咥えている。男鹿姉弟や古市からは「ベル坊」、男鹿の両親や葵からは「ベルちゃん」、東条からは「ベル」、ヒルダ達悪魔からは「坊っちゃま」「ベルゼ様」などと呼ばれている。
:: 大魔王の気紛れから人間界に送り込まれ、そこで初めて出会った男鹿に懐いている。殆ど言葉を話す事ができなかったため、基本的には「ダ」「ダブ」などの赤ちゃん言葉を口にしていた。『ごはんくん』のアニメに嵌っている。アニメ版では男鹿と同様にコロッケが好物。虫が苦手で死にかけの蝉に泣かされたが、男鹿と特訓して勝てるようになった。
:: 泣き虫であり、泣き出したり癇癪を起こしたりすると電撃を放ち、あまりに大泣きした場合は男鹿か大魔王でなければ手がつけられない。また、親である男鹿が15m以上離れると即死レベルの電撃を放つ(現在は成長し、18m位離れても我慢できるようになった)。この距離はいわゆるベル坊が人間界で認識できる世界の広さにして物怖じせずに保護者から離れて遊べる範囲であり、魔動ミニ自動車に乗った時は高揚感でリンクの範囲が一気に広まった。男鹿を触媒として絶大な魔力を放つことが出来るが、男鹿と接触していなければ癇癪以外では魔力を使えず、力は同年代の人間以下になる。おもらしは周囲を洪水状態にするほど凄まじい。夏休み最終間近で魔界に里帰りした時は、魔力を開放し巨大化してベツ人28号(命名は男鹿)になりヴラドの主と戦って勝利した。
:: ベヘモット34柱師団の襲撃を受けた後、男鹿と共に魔二津へ修行に行く。早乙女に弟子入りし、修行から戻ってきた時にはヒルダに「たくましい顔つきになった」と評され、癇癪を起こすことも殆ど無くなるなど、精神的な成長を遂げている。
:: 殺六縁起編では、男鹿と共にロサンゼルスのソロモン商会本部で、自身の母であるアイリスと出会う。そこで自身の力の覚醒を遂げたが、男鹿にアイリスと共に魔界に帰るよう告げられ、涙ながらに初めて彼を「とーたん」と呼んだ。しかし、藤との戦いで邦枝に叱責された男鹿に通信機で魔界から呼び出され再び彼とリンクし、共に藤とサタンを倒した。
:: 2年後の世界が舞台の最終話では、卒業式に男鹿と共に魔界から帰還する。見た目は全く変わっていないが、男鹿によれば二言ほど話せるようになったらしい(一つは「フルチン」)。
:: 葵の弟・光太にライバル心を抱いており、何かと小競り合いになる。また、番外編では男鹿に懐いていた猫・コロッケに嫉妬する一面もあった。
:: 名前の元ネタは異教神ベルゼブブ
:: 第1回キャラクター人気投票での順位は1位(1778票)。
:
; ヒルダ / ヒルデガルダ
: 声 - 伊藤静 / 植田佳奈
: 年齢:16歳
: 本作のヒロイン。魔界屈指の名家に生まれた、トップエリートの侍女悪魔。左目が前髪によって隠れ、胸部辺りを大きく空けたゴスロリ服を着ている金髪の巨乳美女。人間とは未契約。14歳の時からベル坊に仕えている。
: 大魔王から「息子(ベル坊)を適当に人間に育てさせながら人間界を滅ぼせ」と命じられ、アランドロンと共に人間界に来た。男鹿の家族に初対面で三つ指をついて挨拶したことから「辰巳が妊娠させたマカオ人(「魔界」の聞き間違い)の彼女」と誤解され、そのまま居候している。性格はかなりキツく男鹿と張れるほどのドSで、ベル坊と男鹿の家族以外の人間には常に高圧的な態度を取る。男鹿の事は「ドブ男」などと呼び罵倒しつつも次第に信頼を寄せるようになり、育ての親として足りないものが多すぎると指摘しつつ彼に親としての自覚を促している。ベル坊に対しては家臣としての忠誠と保護者(母親)としての深い愛情を向けており、彼絡みのことで別人のように豹変することもある。石矢魔の生徒からは「男鹿の嫁」と勘違いされており「オガヨメ」と呼ばれている。魔界の食材を使っているせいか人間界の料理が下手らしく、その不味さは口にした誰もが倒れるほど。男鹿の母や美咲からコロッケの作り方を教わっているが、あまり上達していない(記憶を失っている間は逆に料理が上手くなっていた)。アニメ版では昼ドラをかかさずに見ている。
: 日傘に仕込まれた剣〔これは、本人曰く「ポケットサイズまで小さくなる魔界の一品」。〕を武器に持ち、その魔力・戦闘能力は邪竜族にも引けを取らない。また、普段隠している左目は「コンマ数秒の動きをも見極められるほど見えすぎる」ため、右目との差に酔わないように本気で戦う時以外は閉じている。
: 聖石矢魔編では、学園に潜む王族の関与しない悪魔を探るため、男鹿の従妹で名門私立校出身という設定で聖石矢魔学園に転入する。べへモットとジャバウォックが宣戦布告に来た際に捕らえられてしまい、悪魔野学園の牢獄でヨルダと再会する。柱師団に利用され衰弱しきった彼女を救うべく自ら身代わりとなり、単身で柱師団に戦いを挑むも敗北。サラマンダーの能力で一時的に記憶を失い、普段とは正反対の別人格が生じるようになる。この別人格は表情豊かで大人しく丁寧な上、男鹿を含め他人を「さん」付けで呼んでいる。ベル坊の「王子様の口づけ」によって人格を入れ替える事が可能だが、互いの記憶までは共有されない。
: 第1回キャラクター人気投票での順位は3位(1506票)。
:; 魔言召喚(まごんしょうかん)
:: 剣に魔力を集中させて攻撃する。衝撃波として放つことも可能。
:
; 古市貴之(ふるいち たかゆき)
: 声 - 水島大宙 / 近藤孝行
: 年齢:15歳→16歳、身長:175cm、誕生日:11月11日、血液型:A型、好きなもの:可愛い女子・綺麗な女子・とにかく女子、嫌いなもの:長い話、星座:さそり座
: 男鹿の親友。石矢魔高校1年生。ベル坊の素性を知る数少ない人間の一人。男鹿とは小学生の頃からの幼馴染で、常日頃彼に振り回されている。銀髪(地毛)が特徴で、ルックスの良いフェミニストにしてナルシスト。己の身を挺してでも女性を庇おうとする男気も持ち合わせているが、彼女が出来たことは一度もない。美咲からは「たかちん」と呼ばれている。
: 喧嘩は強くないが、頭の回転が速く策を練るのが得意な頭脳派。中学の頃の成績ならば普通に聖石矢魔高校に受かると三木に指摘されており、石矢魔高校の学年で10位以内(アニメ版での期末テストでは1位)の成績を収めている。男鹿が名を上げるに従って周囲から一目置かれるようになり、男鹿に唯一突っ込みを入れられる男「智将古市」と名が広がっているが、同時に「恥将」という不名誉なふたつ名も定着している。また、悪魔に憑依されやすい「憑依体質」の持ち主で、ベヘモットの強大な魔力に耐えきったり複数の悪魔と契約できるほどである。その体質から、ベヘモットからは「天稟の才」と呼ばれている。
: 登場人物中での数少ない常識人だが、女性絡みの話題については強い興味を持ち、ヒルダや葵といった美女に囲まれる男鹿をそれぞれの事情を無視して羨んでいる〔アニメ版では女好きの設定が強調され、ヒルダら女性キャラからは「キモ市」というあだ名が定着している。〕。一方で男鹿に関わることで損な役回りにされやすく、喧嘩の共犯にされたりあらぬ誤解をかけられたりするなど苦労が絶えない。読切版や物語初期では割と落ち着いた人物だったが、回を追うごとに少々騒がしいキャラになっている。高校進学時は第一志望校から合格通知が来ていたが、男鹿の喧嘩に巻き込まれて合格を取り消され石矢魔高校へ進学することになった。
: 男鹿とナーガとの戦いのとばっちりでラミアとの関係に誤解を受け、烈怒帝瑠の面々からはロリコン扱いされた上、焔王の怒りを買い全面戦争を申し込まれてしまう(アニメ版ではロリコン呼ばわりされるエピソードはカットされている)。しかし、柱師団の狙いはあくまで男鹿だったため、結局最後まで古市自身に直接危害が及ぶ事は無かった。この後も主に烈怒帝瑠の面々から敬遠されていたが、魔界のティッシュの一件以降は男鹿の弁解によりそういった扱いも受けなくなった。
: 殺六縁起編では、魔界のティッシュを用いて堕天高校やサタンに立ち向かい、最終的に右手の甲に「0」の王臣紋を出現させた。2年後が舞台の最終話では、「100の顔を持つ男」という異名と共に下級生から慕われている姿が描かれた。
: 第1回キャラクター人気投票での順位は5位(1319票)。
; バティム・ド・エムナ・アランドロン
: 声 - 高木渉
: ベル坊とヒルダに仕える次元転送悪魔。外見は暑苦しい巨体にトランクス一丁というただの「ひげのオッサン」。身体が真ん中から二つに割れるようになっている。
: 当初は神出鬼没だったが、なし崩しに古市の家を拠点にし、彼を「軍師」として騒動に巻き込むようになる。その際に古市の家族に三つ指をついて挨拶したり、ラミアや古市が声をかけた女性(女装も含む)に嫉妬したり、学園祭終了後から古市の事を「貴之」と呼び始めたりするなど、ホモっ気がある描写が多く見られる。現在は古市の家で暮らしており、すっかり生活に馴染んでいる。
: 作中では『ドラえもん』の「どこでもドア」の如く、登場人物を別の場所へ転送する手段として登場することが多い。一度に複数の存在を転送できるため、次元転送悪魔の中では特に優秀な部類に含まれる。しかし、男鹿達を誤って魔界に転送してしまった時はさすがに限界を超えたらしく、瀕死の重傷を負った。次元転送悪魔の習性に従い、しばらく行方を眩ませていたがその後無事復活(魔力回復のために健康ランドに行っていたとのこと)。以外に手先が器用で、学校の制服を実物同様に作れる。
: 川を流れていた所を大勢の人間(男鹿に喧嘩を仕掛けた不良達)を土下座させながら笑っていた男鹿を見て、その凶暴性を見初めてベル坊を託した。聖石矢魔学園編以降は聖石矢魔学園の1年6組に転入するが、高校生離れしたその外見で生徒達を驚愕させた。ベヘモット34柱師団が再び攻めて来た際には「バリサン」でヒルダを送り出し、自分も力になりたいと男鹿に志願したが、結果武器として木刀のように扱われた。
: 第1回キャラクター人気投票での順位は9位(803票)。
: アニメ版でのナレーションは彼が担当している設定となっており、登場シーンも原作以上に多い。
:; バリサン
:: ヨルダに対抗するために編み出した、次元を超越する魔界の電波を使って通信機から転送を行う新式転送術。これを行うとパンツが破けて「バリ散」状態になる。アニメ版では、魔二津での修行の末に会得したという設定になっている。
:
; (くにえだ あおい)
: 声 - 豊崎愛生
: 年齢:17歳、身長:165cm、誕生日:5月15日、血液型:A型、好きなもの:木刀・歴史小説、嫌いなもの:卑怯者、星座:おうし座
: 本作のもう一人のヒロイン。石矢魔高校2年および、「東邦神姫」の紅一点。黒髪のロングヘアが特徴の細身な和風美女。校内の秩序を守り無益な戦いは避けることで部下からの人望が厚く〔しかし実際は自身も校内の器物を破損するなど、その場の気分で好き勝手やっている。〕、中学卒業と同時に関東最強レディース「烈怒帝瑠」の3代目総長となり、僅か1年で石矢魔高校の女子〔但し、鳳城とその傘下の真生烈怒帝瑠のメンバーや元堕天高校組の鈴村のように彼女と敵対している女子生徒も存在する為、全ての女子生徒を纏め上げているわけではない。〕を纏め上げたカリスマ
: 石矢魔では「女王(クイーン)」と呼ばれ恐れられているものの、実は神社の娘で歳の離れた弟の世話をするなど面倒見が良く、責任感が強い真面目な性格。学校で女生徒を纏め上げている姿とのギャップを周囲に知られないよう、子守の時は眼鏡をかけて髪を結び変装している。父の影響で幼少時から剣術を叩き込まれたため自分より弱い男に興味が無く、恋愛に対する免疫が無いため些細なことで妄想に走りやすく、アニメ版ではその面が強調されている。
: 「心月流抜刀術」の使い手で、木刀や薙刀の他素手での武術にも長けている。特に剣術に関しては木刀で物体を切断し、更には定規で竹光を叩き斬るほどの実力を持つ。
: 神崎・姫川を撃破した男鹿を石矢魔の敵と見なして成敗を試みるが、攻撃を全てかわされた上男鹿が彼女にベル坊を押し付けようとした時の言葉が非常にプロポーズと紛らわしかったため、男鹿に好意を寄せるようになる。その後美破の陰謀に嵌められ男鹿を攻撃するが、駆けつけた寧々から真実を知り自ら敗北を認める。また、自らの誤解で騒動を招いたけじめとして烈怒帝瑠を自分の意思で引退し、総長の座を寧々に託した。しかし、一度築いた人望は厚いようで現在でも彼女達から慕われ続けている。烈怒帝瑠在籍時、学校での服装は胸にサラシを巻き特攻服を着用していたが、辞めた後は普通の制服を着ている。
: 男鹿に対してはさりげなく一緒に登下校をしようと機会を窺ったり、男鹿と2人で不良達の鎮圧役を任された時は密かにガッツポーズを取ったりと年頃の乙女な一面も。いわゆるツンデレなのだが、その好意は周囲から見れば分かり易い。一方で当初はヒルダを「男鹿に子供を押しつけて世話をさせる悪魔のような女」と思い込み、彼女の挑発を受けて以降はヒルダに強い対抗意識を抱くようになる。ちなみに男鹿と初めて出会ったのは子守のための変装姿だったが、男鹿はその姿が葵であることに気付いていない。また、高ヶ嶺の魔二津で偶然出会った際、子育て仲間として親しげに接してくる男鹿の態度に驚き「正体を明かすことで彼の失望を招いてしまうかもしれない」という懸念のため、咄嗟に青井くにえ(あおい くにえ)と名乗ってその場を凌いだ。男鹿は葵とくにえは従姉妹同士だと勘違いしており、葵も彼に嫌われたくないがためにそれを通している。
: 前々からベル坊の正体に疑問を持っており、焔王の出現を切っ掛けに悪魔の存在を知る。その後、祖父の計らいで男鹿の魔二津での修行に同行し、諌冬の助けを得てコマちゃんを従える。首切島での修行を終えた後、男鹿の助っ人として悪魔野学園に真剣を携えて〔アギエルとの一度目の対決で、木刀では強度が足りない事が露見したため。〕乗り込み、反旗を翻したアギエルと共に女団員との戦いに挑む。
: 殺六縁起編では、鳳城率いる真正烈怒帝瑠と対決。男鹿(中身はベル坊)や寧々達を人質に取られ敗北寸前に追い込まれるも、ベル坊(中身は男鹿)の励ましを受けて胸元に「2」の王臣紋を出現させ、烈怒帝瑠3代目総長を再襲名し、鳳城を撃破した。
: 第1回キャラクター人気投票での順位は4位(1491票)。
: 彼女のキャラクターは、同作者が描いた読切『ニライカナイより』に登場するヒロイン「南由希(みなみ ゆき)」が原型となっている。
:; 心月流
::; 無刀 撫子(むとう なでしこ)
:::
::; 抜刀術
:::; 壱式 破岩菊一文字(はがんきくいちもんじ)
:::: 相手に突進し、神速の抜刀術を叩き込む。
::::; 壱式改 破山菊一文字 追閃(はざんきくいちもんじ ついのせん)
::::: 薙刀を大きく打ち下ろすように放つ。通常の壱式より威力が上がっており、一振りで大勢の石矢魔生徒を吹き飛ばした。
:::; 弐式 百華乱れ桜(ひゃっかみだれざくら)
:::: 大きく揺れ動くような軌道を描き、相手を翻弄する抜刀術。その破壊力は石矢魔高校の校舎の壁を大破させるほど。
::::; 魔装 絢爛花吹雪(まそう けんらんはなふぶき)
::::: 「百華乱れ桜」を対悪魔用に鍛えた技。刀身をコマちゃんの魔力で強化し、かまいたちを纏わせることで相手を切り刻む。刃が折られてもかまいたちで攻撃が可能。
:::; 参式 飛燕 燕子花(ひえん かきつばた)
:::: 周囲の敵を円を描いた斬撃で吹き飛ばす。
:::; 伍式 水無陽炎(みずなしかげろう)
:::: 螺旋状の斬撃を繰り出し、相手を錐揉み状態で吹き飛ばす。
:::; 六式 妖星剣舞(つるぎのまい)
:::: 無数の剣撃を放ち、多数の相手を一掃する。
:; 暗黒武闘(あんこくぶとう)
::
:; コマちゃん
:: 声 - 龍田直樹
:: 魔二津の山の天狗塚に住んでいる天狗で「シーサリオン」と呼ばれる悪魔。関西弁で喋る(演じる龍田も和歌山県出身)。普段はシーサーをマスコットキャラにしたような外見だが、戦闘時には巨大な獣の姿を見せる。かまいたちのような力を持ち、魔力には一種の匂いがある。
:: 性格はスケベオヤジそのもので、諫冬が悪魔を払う際は力を貸す代わりに彼女にセクハラ的な質問をしていた。葵にも同様の質問をしたが、彼女を怒らせて祠もろとも叩きのめされた。その後諫冬の計らいで葵に協力しているが、相変わらずセクハラ行為をしては葵に成敗されている。真の姿の時でもお構いなくセクハラ絡みの会話をする。
:: 修学旅行では、女部屋に忍び込んだことで葵にトイレに流され、海を漂っていたところを哀場に助けられた。その後の男鹿と哀場の決闘では哀場に力を貸すものの、男鹿の「魔王の咆哮」に敗れる。殺六縁起編では鳳城の体目当てで彼女に魔力を貸していたが、鳳城が敗北した際に姿を見せてしまい葵に成敗された。
:: 彼のキャラクターは、同作者の読切『ニライカナイより』の登場キャラクター「シーサ」が原型となっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「べるぜバブの登場人物(べるぜバブのとうじょうじんぶつ)では、週刊少年ジャンプで連載中の田村隆平の漫画作品『べるぜバブ』の登場人物について記述する。なお、声優は特記事項がない場合、JSAT'10版のアニメ・テレビアニメ版、VOMIC第1弾の順とする。テレビアニメのみの場合はそちらのみを記載する。== 主要人物 ==; 男鹿辰巳(おが たつみ): 声 - 小西克幸 / 同左: 年齢:15歳→16歳、身長:179cm、誕生日:8月31日、血液型:B型、好きなもの:コロッケ・他人の土下座、嫌いなもの:長い話、星座:おとめ座: 本作の主人公。石矢魔高校1年生。学校では、姉・美咲に改造された短ランを着用している。周囲のヤンキーからは「アバレオーガ」の名で恐れられており、ベル坊を連れるようになってからは「子連れ番長」のふたつ名も加わった。由加からは「男鹿っち」、夏目と相沢からは「男鹿ちゃん」とよばれている。: 本人は「心優しい若者」を自称しているが、その形相は悪魔そのもの。性格は天然で鈍くドSなひねくれ者で、一度刃向かった者は徹底的に叩きのめした上で土下座させるただし女性に対しては決して本気で手を上げず、家族に対しても反抗的な態度は取らない。また、他の不良と違い髪を染めたりピアスをしたりすることもない。。目的のためにストレートかつ短絡的に即行動に移すため、結果的に東邦神姫を撃破したり、葵に紛らわしいことを言ったりしている。また、決定事項には妙に律儀で、聖石矢魔学園からの退学処分が決定した時には東条共々一度はあっさりと受け入れようとし、退学の懸かったバレーボールの練習には積極的ではないが初回から参加していた。テレビゲームが好きで、よくドラゴンクエストシリーズに絡めた台詞を発する。「寒波」「おやじ」などのシュールな文字入りTシャツを好んで着る。: ひょんなことからベル坊を拾い、不本意ながら育て親となる。気付かぬ内にベル坊との契約が成立し人間の血を悪魔が取り込むことで契約が成立するため、第1話でヒルダに襲われた際に流れた血がベル坊に付着したことが原因と思われる。、彼と15m以上離れることが出来なくなった(現在は成長し、18m位までなら離れても大丈夫になった)。その証として右手の甲に「蠅王紋(ゼブルスペル)」があり、普段は学校でもベル坊を背負っている。並の不良を遥かに超えた身体能力と常人ではありえない程の魔力耐性を持ち、ベル坊の力を最大限に引き出すことができる。: 小学5年生の頃に古市と出会うまでは、その目つきの悪さや姉の美咲が烈怒帝瑠の総長を務めていたことが原因で周囲から孤立し、友達と呼べるような人間がいなかった。初めての喧嘩は生後3か月の時、美咲とだったが敗北した。 : ベル坊に対してはぞんざいな態度を取ることも多いが、なんだかんだ言いながら親として面倒を見ている。ベル坊が東条の背におぶさっている姿を見た時は激しく動揺し、支離滅裂な言葉を口走りながら川に向かって突進した。: ベル坊が泣く度に電撃を受ける生活から抜け出すために自分より凶悪な者にベル坊を押し付けようとするが自身の性格の改善はせず、結果的に石矢魔高校の頂点に立ち校舎を全壊。聖石矢魔学園でも問題を起こすなど余計に親としての資格を強めていき、ベヘモット34柱師団の襲来の後は自身の力不足を痛感しながら、正義感や責任感を持つ性格に成長していく。一刀斎や早乙女の下で修業を受けベル坊の力をより引き出せるようになり、更にベル坊の親としての自覚を持ち、彼に人間を滅ぼさせないと宣言した。: 殺六縁起編では、奈須・鷹宮を撃破した後、ベル坊の母・アイリスがいるロサンゼルスのソロモン商会の本部を訪れ、ベル坊との出会いからこれまでに至るまでの戦いが全てソロモン商会に仕組まれていたことを知る。そこで自分の役割がここまでと悟りベル坊と別れて日本に戻るが、邦枝に叱責されたことで決意を改め、ベル坊とのリンクを取り戻し、激闘の末に藤とサタンに勝利する。: 最終回では、七大罪の会議があるということで殺六縁起と共に再び魔界に渡り(実際には次の世代を育てるための大魔王のしごきだったらしい)、2年後の自身の卒業式ではベル坊の妹・ニコを連れて帰ってきた。: 第1回キャラクター人気投票での順位は2位(1671票)。:; 減り込みパンチ・減り込みキック・超(スーパー)減り込みパンチ:: 相手を壁や天井に理不尽に減り込ませる、ただの暴力。:; 心月流::; 無刀 撫子(むとう なでしこ)::: 心月流の技の中でも基礎中の基礎。衝撃を分散させずに一点に集中することで石をも割る。戦国時代には「鎧通し」と呼ばれた技。男鹿は修行の末、巨大な岩をも割ることに成功した。:; 魔王の咆哮(ゼブルブラスト):: 蠅王紋を発動させ、拳を突き出すと同時にベル坊の魔力である強力な電撃を放つ。目くらましや後ろの相手だけを狙うといった使い方も出来る。:; 魔王の烙印(ゼブルエンブレム):: 敵に蠅王紋を目印として乗せ、そこに攻撃を与えることでその分だけ強烈な爆発を起こす。また、自分の足元に出現させて爆発させることでジャンプ力を上げることも可能。:; 魔王の大晩餐会(スーパーミルクタイム) / 暗黒武闘(あんこくぶとう):: ベル坊のミルクを男鹿が飲むことでベル坊との境界を曖昧にし、無理矢理シンクロする禁術。ベル坊の魔力をほぼそのまま引き出すことができるが、5分以上使用すると体が崩壊するリスクもある。完全にシンクロした際にはベル坊と融合し、蠅王の翼が現れ人格がベル坊に入れ替わる。元に戻った時は副作用でしばらく男鹿とベル坊の体が入れ替わるほか、使う度にベル坊の成長を促す効果もある。酔天との修行後はミルク摂取量を400ccに抑えることで完全に制御出来るようになり、ベル坊の身体能力も強化されている。また、奈須との戦いではベル坊と融合しても男鹿自身の意識を保ち、尚且つ自分の意思でベル坊との分離が可能になっている(ただし、ベル坊と体が入れ替わる点は改善されていない)。::; 連鎖大爆殺::: 元々は大魔王の技。辺り一面に無数の「魔王の烙印」を発生させ、連鎖による大爆発を起こす。:::; 魔王大爆殺「終」(ゼブルフィニッシャー):::: 「連鎖大爆殺」に改良を加えた男鹿とベル坊の技。上空に展開した無数の蠅王紋を自身の両拳に収束させ、その魔力を強大なエネルギー波として一気に放出する。王臣紋を与えた者達から力を借りることでさらに威力を上げることが出来る。::; 暗黒 魔王の烙印(あんこく ゼブルエンブレム)::: 暗黒武闘の状態で、より大きな「魔王の烙印」を放つ。::; スーパーコロッケタイム::: アニメオリジナル技。「魔王の大晩餐会」とは逆にベル坊が人間界の食べ物(コロッケ)を食べることでシンクロする。また、完全にシンクロしても逆に男鹿の意識の方が強く残る。:; お父さんスイッチ:: 自らの肉体の中で紋章術の制御する魔力(白)と暗黒武闘の同化する魔力(黒)をぶつけることで、残りの魔力を最大限に発揮する技。見た目は男鹿がベル坊の無茶振りに応えて思いつきの技名を叫びながら渾身の一撃を放つという無茶苦茶な技で、やせ我慢とベル坊のためにただ頑張るだけの精神論的な技だが、「ただ頑張るだけが覚醒するより弱いって誰が決めたんだよ!!」と言う男鹿の言葉通り、この技の発動中は肉体の覚醒状態と同等以上の力を発揮する。当初はまぐれに近いバランスの悪い技法だったが、後の鷹宮との戦いで「対消滅エネルギー」として完全に開花した。:: 技の由来は日本放送協会の教育番組ピタゴラスイッチのコーナー「おとうさんスイッチ」。::; 対消滅エネルギー::: 鷹宮との戦いで作り出した技。早乙女曰く「紋章術と暗黒武闘の二つ共を学んだ男鹿だけに許された絶技」であり、「お父さんスイッチ」の完成形。上空に超巨大な蠅王紋を展開し、紋章術と暗黒武闘の相反する術式が圧倒的な魔力を生み出す。この魔力下ではベル坊の王臣紋の力は強化され、敵の悪魔の動きは封じられる。また、上空の蠅王紋からレーザーを落とすことも出来る。:::; 究極(アルティメット) 減り込みパンチ:::: 「対消滅エネルギー」を発動させた状態で放つ超強力な「減り込みパンチ」。:; ベル坊 / カイゼル・デ・エンペラーナ・ベルゼバブ4世:: 声 - 沢城みゆき / 藤村歩:: 実際年齢:人間界でいえば2歳と9ヶ月位(第187話時点) :: 本作のもう一人の主人公。大魔王の息子で、魔界の第二王子である男の子の赤ん坊。緑色の髪が特徴。常に全裸だが、これは本人のこだわりとの事海外版と『ジェイスターズ ビクトリーバーサス』ではオムツを穿いている。。男鹿の家族曰く「目つきが辰巳にそっくり」らしい。普段はおしゃぶりを咥えている。男鹿姉弟や古市からは「ベル坊」、男鹿の両親や葵からは「ベルちゃん」、東条からは「ベル」、ヒルダ達悪魔からは「坊っちゃま」「ベルゼ様」などと呼ばれている。:: 大魔王の気紛れから人間界に送り込まれ、そこで初めて出会った男鹿に懐いている。殆ど言葉を話す事ができなかったため、基本的には「ダ」「ダブ」などの赤ちゃん言葉を口にしていた。『ごはんくん』のアニメに嵌っている。アニメ版では男鹿と同様にコロッケが好物。虫が苦手で死にかけの蝉に泣かされたが、男鹿と特訓して勝てるようになった。:: 泣き虫であり、泣き出したり癇癪を起こしたりすると電撃を放ち、あまりに大泣きした場合は男鹿か大魔王でなければ手がつけられない。また、親である男鹿が15m以上離れると即死レベルの電撃を放つ(現在は成長し、18m位離れても我慢できるようになった)。この距離はいわゆるベル坊が人間界で認識できる世界の広さにして物怖じせずに保護者から離れて遊べる範囲であり、魔動ミニ自動車に乗った時は高揚感でリンクの範囲が一気に広まった。男鹿を触媒として絶大な魔力を放つことが出来るが、男鹿と接触していなければ癇癪以外では魔力を使えず、力は同年代の人間以下になる。おもらしは周囲を洪水状態にするほど凄まじい。夏休み最終間近で魔界に里帰りした時は、魔力を開放し巨大化してベツ人28号(命名は男鹿)になりヴラドの主と戦って勝利した。:: ベヘモット34柱師団の襲撃を受けた後、男鹿と共に魔二津へ修行に行く。早乙女に弟子入りし、修行から戻ってきた時にはヒルダに「たくましい顔つきになった」と評され、癇癪を起こすことも殆ど無くなるなど、精神的な成長を遂げている。:: 殺六縁起編では、男鹿と共にロサンゼルスのソロモン商会本部で、自身の母であるアイリスと出会う。そこで自身の力の覚醒を遂げたが、男鹿にアイリスと共に魔界に帰るよう告げられ、涙ながらに初めて彼を「とーたん」と呼んだ。しかし、藤との戦いで邦枝に叱責された男鹿に通信機で魔界から呼び出され再び彼とリンクし、共に藤とサタンを倒した。:: 2年後の世界が舞台の最終話では、卒業式に男鹿と共に魔界から帰還する。見た目は全く変わっていないが、男鹿によれば二言ほど話せるようになったらしい(一つは「フルチン」)。:: 葵の弟・光太にライバル心を抱いており、何かと小競り合いになる。また、番外編では男鹿に懐いていた猫・コロッケに嫉妬する一面もあった。:: 名前の元ネタは異教神ベルゼブブ。:: 第1回キャラクター人気投票での順位は1位(1778票)。:; ヒルダ / ヒルデガルダ: 声 - 伊藤静 / 植田佳奈: 年齢:16歳: 本作のヒロイン。魔界屈指の名家に生まれた、トップエリートの侍女悪魔。左目が前髪によって隠れ、胸部辺りを大きく空けたゴスロリ服を着ている金髪の巨乳美女。人間とは未契約。14歳の時からベル坊に仕えている。: 大魔王から「息子(ベル坊)を適当に人間に育てさせながら人間界を滅ぼせ」と命じられ、アランドロンと共に人間界に来た。男鹿の家族に初対面で三つ指をついて挨拶したことから「辰巳が妊娠させたマカオ人(「魔界」の聞き間違い)の彼女」と誤解され、そのまま居候している。性格はかなりキツく男鹿と張れるほどのドSで、ベル坊と男鹿の家族以外の人間には常に高圧的な態度を取る。男鹿の事は「ドブ男」などと呼び罵倒しつつも次第に信頼を寄せるようになり、育ての親として足りないものが多すぎると指摘しつつ彼に親としての自覚を促している。ベル坊に対しては家臣としての忠誠と保護者(母親)としての深い愛情を向けており、彼絡みのことで別人のように豹変することもある。石矢魔の生徒からは「男鹿の嫁」と勘違いされており「オガヨメ」と呼ばれている。魔界の食材を使っているせいか人間界の料理が下手らしく、その不味さは口にした誰もが倒れるほど。男鹿の母や美咲からコロッケの作り方を教わっているが、あまり上達していない(記憶を失っている間は逆に料理が上手くなっていた)。アニメ版では昼ドラをかかさずに見ている。: 日傘に仕込まれた剣これは、本人曰く「ポケットサイズまで小さくなる魔界の一品」。を武器に持ち、その魔力・戦闘能力は邪竜族にも引けを取らない。また、普段隠している左目は「コンマ数秒の動きをも見極められるほど見えすぎる」ため、右目との差に酔わないように本気で戦う時以外は閉じている。: 聖石矢魔編では、学園に潜む王族の関与しない悪魔を探るため、男鹿の従妹で名門私立校出身という設定で聖石矢魔学園に転入する。べへモットとジャバウォックが宣戦布告に来た際に捕らえられてしまい、悪魔野学園の牢獄でヨルダと再会する。柱師団に利用され衰弱しきった彼女を救うべく自ら身代わりとなり、単身で柱師団に戦いを挑むも敗北。サラマンダーの能力で一時的に記憶を失い、普段とは正反対の別人格が生じるようになる。この別人格は表情豊かで大人しく丁寧な上、男鹿を含め他人を「さん」付けで呼んでいる。ベル坊の「王子様の口づけ」によって人格を入れ替える事が可能だが、互いの記憶までは共有されない。: 第1回キャラクター人気投票での順位は3位(1506票)。:; 魔言召喚(まごんしょうかん):: 剣に魔力を集中させて攻撃する。衝撃波として放つことも可能。:; 古市貴之(ふるいち たかゆき): 声 - 水島大宙 / 近藤孝行 : 年齢:15歳→16歳、身長:175cm、誕生日:11月11日、血液型:A型、好きなもの:可愛い女子・綺麗な女子・とにかく女子、嫌いなもの:長い話、星座:さそり座: 男鹿の親友。石矢魔高校1年生。ベル坊の素性を知る数少ない人間の一人。男鹿とは小学生の頃からの幼馴染で、常日頃彼に振り回されている。銀髪(地毛)が特徴で、ルックスの良いフェミニストにしてナルシスト。己の身を挺してでも女性を庇おうとする男気も持ち合わせているが、彼女が出来たことは一度もない。美咲からは「たかちん」と呼ばれている。: 喧嘩は強くないが、頭の回転が速く策を練るのが得意な頭脳派。中学の頃の成績ならば普通に聖石矢魔高校に受かると三木に指摘されており、石矢魔高校の学年で10位以内(アニメ版での期末テストでは1位)の成績を収めている。男鹿が名を上げるに従って周囲から一目置かれるようになり、男鹿に唯一突っ込みを入れられる男「智将古市」と名が広がっているが、同時に「恥将」という不名誉なふたつ名も定着している。また、悪魔に憑依されやすい「憑依体質」の持ち主で、ベヘモットの強大な魔力に耐えきったり複数の悪魔と契約できるほどである。その体質から、ベヘモットからは「天稟の才」と呼ばれている。: 登場人物中での数少ない常識人だが、女性絡みの話題については強い興味を持ち、ヒルダや葵といった美女に囲まれる男鹿をそれぞれの事情を無視して羨んでいるアニメ版では女好きの設定が強調され、ヒルダら女性キャラからは「キモ市」というあだ名が定着している。。一方で男鹿に関わることで損な役回りにされやすく、喧嘩の共犯にされたりあらぬ誤解をかけられたりするなど苦労が絶えない。読切版や物語初期では割と落ち着いた人物だったが、回を追うごとに少々騒がしいキャラになっている。高校進学時は第一志望校から合格通知が来ていたが、男鹿の喧嘩に巻き込まれて合格を取り消され石矢魔高校へ進学することになった。: 男鹿とナーガとの戦いのとばっちりでラミアとの関係に誤解を受け、烈怒帝瑠の面々からはロリコン扱いされた上、焔王の怒りを買い全面戦争を申し込まれてしまう(アニメ版ではロリコン呼ばわりされるエピソードはカットされている)。しかし、柱師団の狙いはあくまで男鹿だったため、結局最後まで古市自身に直接危害が及ぶ事は無かった。この後も主に烈怒帝瑠の面々から敬遠されていたが、魔界のティッシュの一件以降は男鹿の弁解によりそういった扱いも受けなくなった。: 殺六縁起編では、魔界のティッシュを用いて堕天高校やサタンに立ち向かい、最終的に右手の甲に「0」の王臣紋を出現させた。2年後が舞台の最終話では、「100の顔を持つ男」という異名と共に下級生から慕われている姿が描かれた。: 第1回キャラクター人気投票での順位は5位(1319票)。; バティム・ド・エムナ・アランドロン: 声 - 高木渉: ベル坊とヒルダに仕える次元転送悪魔。外見は暑苦しい巨体にトランクス一丁というただの「ひげのオッサン」。身体が真ん中から二つに割れるようになっている。: 当初は神出鬼没だったが、なし崩しに古市の家を拠点にし、彼を「軍師」として騒動に巻き込むようになる。その際に古市の家族に三つ指をついて挨拶したり、ラミアや古市が声をかけた女性(女装も含む)に嫉妬したり、学園祭終了後から古市の事を「貴之」と呼び始めたりするなど、ホモっ気がある描写が多く見られる。現在は古市の家で暮らしており、すっかり生活に馴染んでいる。: 作中では『ドラえもん』の「どこでもドア」の如く、登場人物を別の場所へ転送する手段として登場することが多い。一度に複数の存在を転送できるため、次元転送悪魔の中では特に優秀な部類に含まれる。しかし、男鹿達を誤って魔界に転送してしまった時はさすがに限界を超えたらしく、瀕死の重傷を負った。次元転送悪魔の習性に従い、しばらく行方を眩ませていたがその後無事復活(魔力回復のために健康ランドに行っていたとのこと)。以外に手先が器用で、学校の制服を実物同様に作れる。: 川を流れていた所を大勢の人間(男鹿に喧嘩を仕掛けた不良達)を土下座させながら笑っていた男鹿を見て、その凶暴性を見初めてベル坊を託した。聖石矢魔学園編以降は聖石矢魔学園の1年6組に転入するが、高校生離れしたその外見で生徒達を驚愕させた。ベヘモット34柱師団が再び攻めて来た際には「バリサン」でヒルダを送り出し、自分も力になりたいと男鹿に志願したが、結果武器として木刀のように扱われた。: 第1回キャラクター人気投票での順位は9位(803票)。: アニメ版でのナレーションは彼が担当している設定となっており、登場シーンも原作以上に多い。:; バリサン:: ヨルダに対抗するために編み出した、次元を超越する魔界の電波を使って通信機から転送を行う新式転送術。これを行うとパンツが破けて「バリ散」状態になる。アニメ版では、魔二津での修行の末に会得したという設定になっている。:; (くにえだ あおい): 声 - 豊崎愛生: 年齢:17歳、身長:165cm、誕生日:5月15日、血液型:A型、好きなもの:木刀・歴史小説、嫌いなもの:卑怯者、星座:おうし座: 本作のもう一人のヒロイン。石矢魔高校2年および、「東邦神姫」の紅一点。黒髪のロングヘアが特徴の細身な和風美女。校内の秩序を守り無益な戦いは避けることで部下からの人望が厚くしかし実際は自身も校内の器物を破損するなど、その場の気分で好き勝手やっている。、中学卒業と同時に関東最強レディース「烈怒帝瑠」の3代目総長となり、僅か1年で石矢魔高校の女子但し、鳳城とその傘下の真生烈怒帝瑠のメンバーや元堕天高校組の鈴村のように彼女と敵対している女子生徒も存在する為、全ての女子生徒を纏め上げているわけではない。を纏め上げたカリスマ。: 石矢魔では「女王(クイーン)」と呼ばれ恐れられているものの、実は神社の娘で歳の離れた弟の世話をするなど面倒見が良く、責任感が強い真面目な性格。学校で女生徒を纏め上げている姿とのギャップを周囲に知られないよう、子守の時は眼鏡をかけて髪を結び変装している。父の影響で幼少時から剣術を叩き込まれたため自分より弱い男に興味が無く、恋愛に対する免疫が無いため些細なことで妄想に走りやすく、アニメ版ではその面が強調されている。: 「心月流抜刀術」の使い手で、木刀や薙刀の他素手での武術にも長けている。特に剣術に関しては木刀で物体を切断し、更には定規で竹光を叩き斬るほどの実力を持つ。: 神崎・姫川を撃破した男鹿を石矢魔の敵と見なして成敗を試みるが、攻撃を全てかわされた上男鹿が彼女にベル坊を押し付けようとした時の言葉が非常にプロポーズと紛らわしかったため、男鹿に好意を寄せるようになる。その後美破の陰謀に嵌められ男鹿を攻撃するが、駆けつけた寧々から真実を知り自ら敗北を認める。また、自らの誤解で騒動を招いたけじめとして烈怒帝瑠を自分の意思で引退し、総長の座を寧々に託した。しかし、一度築いた人望は厚いようで現在でも彼女達から慕われ続けている。烈怒帝瑠在籍時、学校での服装は胸にサラシを巻き特攻服を着用していたが、辞めた後は普通の制服を着ている。: 男鹿に対してはさりげなく一緒に登下校をしようと機会を窺ったり、男鹿と2人で不良達の鎮圧役を任された時は密かにガッツポーズを取ったりと年頃の乙女な一面も。いわゆるツンデレなのだが、その好意は周囲から見れば分かり易い。一方で当初はヒルダを「男鹿に子供を押しつけて世話をさせる悪魔のような女」と思い込み、彼女の挑発を受けて以降はヒルダに強い対抗意識を抱くようになる。ちなみに男鹿と初めて出会ったのは子守のための変装姿だったが、男鹿はその姿が葵であることに気付いていない。また、高ヶ嶺の魔二津で偶然出会った際、子育て仲間として親しげに接してくる男鹿の態度に驚き「正体を明かすことで彼の失望を招いてしまうかもしれない」という懸念のため、咄嗟に青井くにえ(あおい くにえ)と名乗ってその場を凌いだ。男鹿は葵とくにえは従姉妹同士だと勘違いしており、葵も彼に嫌われたくないがためにそれを通している。: 前々からベル坊の正体に疑問を持っており、焔王の出現を切っ掛けに悪魔の存在を知る。その後、祖父の計らいで男鹿の魔二津での修行に同行し、諌冬の助けを得てコマちゃんを従える。首切島での修行を終えた後、男鹿の助っ人として悪魔野学園に真剣を携えてアギエルとの一度目の対決で、木刀では強度が足りない事が露見したため。乗り込み、反旗を翻したアギエルと共に女団員との戦いに挑む。: 殺六縁起編では、鳳城率いる真正烈怒帝瑠と対決。男鹿(中身はベル坊)や寧々達を人質に取られ敗北寸前に追い込まれるも、ベル坊(中身は男鹿)の励ましを受けて胸元に「2」の王臣紋を出現させ、烈怒帝瑠3代目総長を再襲名し、鳳城を撃破した。: 第1回キャラクター人気投票での順位は4位(1491票)。: 彼女のキャラクターは、同作者が描いた読切『ニライカナイより』に登場するヒロイン「南由希(みなみ ゆき)」が原型となっている。:; 心月流::; 無刀 撫子(むとう なでしこ):::::; 抜刀術:::; 壱式 破岩菊一文字(はがんきくいちもんじ):::: 相手に突進し、神速の抜刀術を叩き込む。::::; 壱式改 破山菊一文字 追閃(はざんきくいちもんじ ついのせん)::::: 薙刀を大きく打ち下ろすように放つ。通常の壱式より威力が上がっており、一振りで大勢の石矢魔生徒を吹き飛ばした。:::; 弐式 百華乱れ桜(ひゃっかみだれざくら):::: 大きく揺れ動くような軌道を描き、相手を翻弄する抜刀術。その破壊力は石矢魔高校の校舎の壁を大破させるほど。::::; 魔装 絢爛花吹雪(まそう けんらんはなふぶき)::::: 「百華乱れ桜」を対悪魔用に鍛えた技。刀身をコマちゃんの魔力で強化し、かまいたちを纏わせることで相手を切り刻む。刃が折られてもかまいたちで攻撃が可能。:::; 参式 飛燕 燕子花(ひえん かきつばた):::: 周囲の敵を円を描いた斬撃で吹き飛ばす。:::; 伍式 水無陽炎(みずなしかげろう):::: 螺旋状の斬撃を繰り出し、相手を錐揉み状態で吹き飛ばす。:::; 六式 妖星剣舞(つるぎのまい):::: 無数の剣撃を放ち、多数の相手を一掃する。:; 暗黒武闘(あんこくぶとう):::; コマちゃん:: 声 - 龍田直樹:: 魔二津の山の天狗塚に住んでいる天狗で「シーサリオン」と呼ばれる悪魔。関西弁で喋る(演じる龍田も和歌山県出身)。普段はシーサーをマスコットキャラにしたような外見だが、戦闘時には巨大な獣の姿を見せる。かまいたちのような力を持ち、魔力には一種の匂いがある。:: 性格はスケベオヤジそのもので、諫冬が悪魔を払う際は力を貸す代わりに彼女にセクハラ的な質問をしていた。葵にも同様の質問をしたが、彼女を怒らせて祠もろとも叩きのめされた。その後諫冬の計らいで葵に協力しているが、相変わらずセクハラ行為をしては葵に成敗されている。真の姿の時でもお構いなくセクハラ絡みの会話をする。:: 修学旅行では、女部屋に忍び込んだことで葵にトイレに流され、海を漂っていたところを哀場に助けられた。その後の男鹿と哀場の決闘では哀場に力を貸すものの、男鹿の「魔王の咆哮」に敗れる。殺六縁起編では鳳城の体目当てで彼女に魔力を貸していたが、鳳城が敗北した際に姿を見せてしまい葵に成敗された。:: 彼のキャラクターは、同作者の読切『ニライカナイより』の登場キャラクター「シーサ」が原型となっている。」の詳細全文を読む




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