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歩行者天国(ほこうしゃてんごく)とは、都市・街の歩行者空間の一種を指す。 日本では車両通行止の規制を行い、車道部分を含めた道路全体を歩行者用道路として歩行者が歩けるようにする警察署による措置の通称を指す〔日本ではホコ天との通称がある。〕。曜日・時間帯を指定して実施されるもののほか、通年全日実施されるものもある。 == 歩行者空間 == 都市・街の歩行者空間(広場・通り)は、欧州の多くの都市で様々な規模で特に発達が見られる。公共交通等の限定された路面交通と共存する歩行者空間もしばしば見られる(semi-pedestrian zone)。コペンハーゲン市のストロイエは特に大規模と言われる。長さではカウナス市(リトアニア)のライスヴェス・アレヤ通りはヨーロッパ最長と言われる。 南米ではクリティーバ市の11月15日通りなどが見られる。 北米では都市中心の繁華街が歩行者空間となっている事例は多くないが、マイアミビーチ市のリンカーン通り、カルガリー市のスティーブン通り(日中は自動車通行を排除している)などが見られる。ニューヨーク市のブロードウェイは一部区間(タイムズスクウェア付近)を恒久的に歩行者空間とする計画がある。また北米では車道を自家用車通行禁止し歩行可とするトランジットモールが見られる。 オセアニアでは、シドニー市のマーチン広場などがある。 アジアでは、ハルビン市の中央大街の中心通りがアジア最大の石畳の歩行者空間となっている。 日本では自動車通行制限したアーケード商店街や、歩行者天国と呼ばれる繁華街の歩行者空間が見られる。 File:Strøget,_Copenhagen.jpg|コペンハーゲン市のストロイエ File:Marktplatz_Panorama.jpg|カールスルーエ市(ドイツ)のMarktplatz広場(およびカイザー通り) File:Karlsruhe_Albtalbahn_Marktplatz.jpg|Marktplatz広場(カールスルーエ市)に進入中のトラムトレイン File:Oxford_Bus_Company_643.JPG|オックスフォード市のQueen Street(バスの進入が許可されている) File:Bordeaux rue Sainte-Catherine 2009.JPG|ボルドー市(フランス)のサント・カトリーヌ通り File:Laisves_Aleja_in_Kaunas_By_Stewart.jpg|カウナス市(リトアニア)のライスヴェス・アレヤ通り File:Miami_Beach_FL_Lincoln_Mall_Colony_Theatre01.jpg|マイアミビーチ市のリンカーン通り File:Stephen-Ave-Historic-Szmurlo.jpg|カルガリー市のスティーブン通り File:Rua-XV.jpg|クリティーバ市の11月15日通り File:Martin_Place,_Sydney.jpg|シドニー市のマーチン広場 File:TroyParfitt6.JPG|ハルビン市の中央大街(夜景) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「歩行者天国」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Pedestrian zone 」があります。 スポンサード リンク
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