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ほとんど自由な電子(ほとんどじゆうなでんし、、NFE)とは、金属中の電子のバンド構造を考えるときに用いられる近似法の一種である。自由電子に対し、非常に弱い周期的なポテンシャルによる摂動を考える。この近似法は典型金属元素によくあてはまる。これと対照的な近似法に強束縛近似がある。 == 詳細 == 周期的なポテンシャルをU=U(r)として、ほとんど自由な電子の固有値(固有エネルギー)E(k)は、Uを摂動と考えると、 : :となる。上式右辺第一項は、自由電子の固有値、第二項は一次の摂動エネルギー、第三項が二次の摂動エネルギーである。ここで|k >, < k|は、自由電子での固有関数(波動関数)で、 : である(Vは系の体積)。一次摂動エネルギーの項は、 : であり、二次摂動エネルギーの項の<k+q|U|k>は同様にして、 : である(ポテンシャルの周期性から、q = Kn:Knは逆格子点)。以上から、固有値E(k)は次のように書き直せる。 : E(0)は自由電子での固有値。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ほとんど自由な電子」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Nearly free electron model 」があります。 スポンサード リンク
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